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中2ですが、このような質問していいのか分かりませんが、日本が戦争で負けるきっかけとなったのが原爆(?)とすると、原爆を落とされて何万の人が死んで日本が負けたということになると、逆の言い方をすると原爆が落とされたおかげで日本が負けた、ということになりますが、もし原爆が落とされてなかったら日本は壊滅的もしくは日本人が世界からなくなるまで戦うつもりだったのでしょうか?
その辺、皆さんの意見を聞きたいので返答お待ちしております。

A 回答 (6件)

アンケートの方がふさわしい内容かもしれませんが…



さて、戦争とは何かを考えるときに、どうしても戦場の悲劇か、勇敢なる戦いかといったセンチメンタルな部分に目がいきやすいですが、クラウゼヴィッツの『戦争論』の言葉を借りるならば
「戦争とは別の手段をもってする政治の一形態」
でしょう。ですから、あくまでも政治的・外交的目的を達成するための手段です。
 ですから日本の対米戦も別にアメリカを滅ぼそうと始まったのではなく、外交を有利に進めていく上で戦争という手段を用いました。
 当時としては日米が開戦による、アメリカ国内の非戦論の隆盛と、欧州でのドイツの勢いに期待で、短期決戦で日本の主張を認めさせようという、かなりあやふやな内容でした。
 しかし結局、落としどころが決まらず、ズルズルと長引くという最悪な状態になり、さらに兵器の発達により、都市部が爆撃され大量の民間人が死亡するという、今までにはない戦争となりました。
 この状態で日本は「いかに自分たちの主張が認められる負け方をするか」が重要でしたが、かたやアメリカはすでにソ連への牽制という新たなる戦略が薦められていました。
 原爆投下は無条件降伏を受け入れる決定打にはなっていましたが、少なくとも原爆が無くとも現実的には何らかの形で、敗戦を受け入れる状態であったのは事実でしょう。
 ただし、現代人はアメリカの占領統治がどのようなものであったかを知っていますが、当時の日本人は(当たり前ですが)知らない。特に第1次大戦でドイツが莫大なまでの賠償金支払いで国内経済が壊滅したという事実を知ったいたので、無条件降伏を受け入れる恐怖はただならなかったでしょうね


あくまでも参考ですが、
『軍事板常見問題』から
http://mltr.e-city.tv/index02.html
「アジア・太平洋方面FAQ」より
http://mltr.e-city.tv/faq08c.html#00831
<通史>
http://mltr.e-city.tv/faq08c.html#00832
まずは、このあたりを見て当時の状況を知る一つの手掛かりとされてはどうでしょうか。
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終戦と原爆は関係ありませんよ。


日本は春から終戦交渉をしていて、アメリカにストップされていました。
多額のナイショの資金で原爆をつくったアメリカは、なんとか使わないとまずいと思って終戦を終わらせ、原爆実験を行ったわけです。

日本の陸軍は、本土決戦をやるつもりでした。
それに反対したのは海軍で、そうなる前に、もてる兵力をすべて使い尽くしました。
沖縄への航空機や大和の特攻はそうした理由です。

本土決戦が行われなかったのは、そうした海軍の強い意志と、沖縄守備軍の持久戦のおかげです。

沖縄は米軍は、2週間で落とすつもりでした。しかし沖縄は数ヶ月持ちこたえ、おかげで米軍の九州又は千葉へ予定していた上陸作戦は延期を余儀なくされ、上陸後の味方の被害も甚大となることも予想されたので、終戦となりました。

おそらく、日本のダメージを一番少なくするために犠牲になったのは沖縄守備軍です。
もちろん多くの非戦闘員も犠牲になっています。

だから、天皇も政府も沖縄には足を向けては寝られないのです。

広島は実験です。長崎は曇っていた小倉の身代わりです。

ちなみに、広島に落としたウラン型はドイツ製、長崎に落としたプルトニウム型はアメリカ製と言われています。
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戦争体験をした祖父の話ですが、もし終戦があと一週間遅かったら、関東と関西あたりを境に、東側が旧ソ連、西側がアメリカの占領下に置かれていたかもしれない。

といっていました。そしたら、今の東京も今頃、北方領土のような感じになっていたかもしれませんね。あくまで仮定の話ですが。

原爆の開発者の方は、NHKのインタビューで、「アメリカには真珠湾を忘れるな」という言葉があると言っていました。中2だったら、この意味がわかりますよね。日本はズルをして真珠湾攻撃をしたのです。核はいけませんが、アメリカにも大義があったのです。ただ、どんな大義名分があったとしても、勝戦国にも敗戦国にも悲しみしか残らないのは事実だと思います。

核兵器の使用以外の道はあったかもしれません。でも、負けた日本ばかりが犠牲者ではないし、アメリカ人だって、アジアの諸外国の人だって大勢の方が亡くなっています。

世界から戦争が一日でも早くなくなるために、戦争の記憶は風化させてはいけないと思うし、ご相談者さまのように、戦争についてい考えてみるというのは素晴らしいことだと思います。もし可能なら、両親や祖父母さまに、戦争についてのお話を聞いてみてください。何か伝えられていることがあるかも知れません。
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原爆を落とされた事自体は、直接の敗因ではありません。


確かに大痛手ではありましたが、むしろ長崎に原爆が落とされた
8月9日にソ連が日ソ中立条約を破棄し、日本に攻め込む姿勢を見せた事でしょう。

確かに、陸海軍とも本土決戦を唱えていたのも事実です。特に、陸軍は敵軍との決戦を
経験していない部隊もあり、国民全体の士気の衰えも少なかったようですから。
しかし、古今の戦争で全滅した例は希少です。
また、ポツダム宣言を通告された時も受諾の動きはありましたが、
天皇制が守られる保証がない事から受諾がためらわれ、
その間に原爆が落とされました。
もし、天皇制が守られる保証があったなら、8月6日を
待たずに降伏していた可能性もあります。

最後に。このような質問は、どんどんして下さい。
いろいろな人からいろいろな意見を聞いたり、いろいろ調べたりして下さい。
恐らく学校では「日本は太平洋戦争中、悪い事をした」で
終わってしまうでしょう。
しかし、戦争とは、そんな単純なものではないのです。
私は、貴方より倍は年をくってるオッサンです。
そのオッサンからして、未だによく把握していないのですから。
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日本の軍部がどう考えていたかはわかるでしょうが、


アメリカが原爆を使わなければどうなっていたかは
誰にもわかりません。

例えば、重症で苦しんでいる人を殺した人が
こう言いました。「あいつは治る見込みがほとんど
なかった。だから俺が楽にしてやったんだ」
治る見込みが1%でもあれば、治す努力を
すべきだったんではないでしょうか。

原爆によって戦争を早く終結させて
犠牲者を減らせた。というのは、核兵器の使用という
犯罪を犯したアメリカが自己を正当化するための
屁理屈です。
アメリカは核を使わないで戦争を終わらせる
道を探るべきでした。
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「本土決戦」という言葉が戦争末期に叫ばれていたように、連合軍・日本軍双方とも日本本土での上陸戦と地上戦を想定し、様々な手を打っていたのは事実です。



ただ、どこまで戦闘を継続するつもりだったのかについてはifの域をでません。 場合によっては朝鮮半島やドイツのように分断国家になっていた可能性もあったということです。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E5%9C%9F% …
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