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 サラリーマンの私は博士号をとりたくなりました、理系では勤務との兼ね合いで可能かも知れませんが、文系ですので勤務とは関係もありません

 経験者の方、入学や在学時の苦労をお聞かせください。

 一番不安なのは、在学時に博士論文以外に何本も論文を書けるか心配です。

 論文を日本語のみで博士号とれましたか?

 課程博士の方にも在学時のエピソードや生活パターンを聞きたいのです

 前期課程は20世紀のことで、間が空いてしまっています。

A 回答 (10件)

文系博士後期在学中の者です(比較文化論専修)。



大学や分野によっても異なりますが、私の大学ですと第二外国語は必修です。博士後期試験では英語+第二外国語の翻訳試験が課せられました。レベル的には辞書無しでその分野の論文が読める程度です。

生活パターンですが、仕事と両立するのは相当大変です。確かに大学に行くのは月1~2回程度なのですが、準備が大変です。基本的に、指導教授に論文指導をしてもらうために行くので、何か書いたものを持っていかないと授業ができません。

博士後期だと、年に3本程度の論文は出さなければいけませんし、学会発表もしなくてはなりません。投稿雑誌にもよりますが、私の場合だと大体原稿用紙50枚程度の論文が多いです。ちゃんとした審査があるような学会誌に掲載されないと、認められませんので注意が必要です。こういった学会誌は年1回~2回の発行だったり、審査にかなりの時間がかかります。

著書が論文のかわりとなるケースは、論文博士ならありえますが、課程博士ではあまり聞かないです。ある程度権威のある出版社から、学術書という形で出版した著書なら、論文の代わりとして十分でしょうが、自費だと認められない可能性はあります。

博論は分量の規定はありませんが、原稿用紙で1000枚ぐらいの人が多いように思います。また、分野によっては日本語の論文のみでも受付けてもらいます。こればっかりは大学によっても違いますので、わかりません。

私は経済的な事情から、しかたなく週5(4~6時間/日)のアルバイト(非常勤講師と事務系)をしながら論文を書いていますが、実際相当キツイです。

正直、バイト時間分、睡眠時間削ってます。私の場合、1日最低10時間は確保できないと、ちゃんとした論文書けないので…。
同じゼミに社会人も何人かいますが、やはり仕事の都合上、なかなか思うように研究が進まないようです。

以上、経験談ですが、少しでも参考になればと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

 このような具体的な例をお伺いでき嬉しく思います。

 年3回の論文は私には驚異です。現在2つめの修士号を目指して地方の国立大学にいます。該当学部に博士後期課程がなく、他の大学の後期課程がどのような物か知りたくて  参考になりました。

お礼日時:2006/03/23 22:36

入学前に,どこの大学のどの先生の指導を受けるか,受けられるかという問題があると思います.博士課程ともなると,先生の側にも受け入れるだけの覚悟が必要です.また,大学の評価という観点でみると,博士課程の場合は,「入学者のうち何人が課程博士を取得できたか」といった観点で評価される場合もあるため,研究テーマや状況によっては受け入れが簡単にはいかないケースもあるようです.


よって,どんな研究をしたいのかということを早い段階で決めると同時に,これまでの研究内容や成果をまとめておき,希望する教官へ相談してみると良いと思います.また,サラリーマンとして働きながら...ということを理解してくれる先生のほうが,何かと心強いかなと思います.

入学試験については,英語の試験などが課される場合がありますが,英語については TOEFL のスコアで代用するケースなどもあるので,できるだけ早いうちに希望する大学のウェブサイトなどをご覧になって,試験の要項などについての情報を入手されることをオススメします.
そして,サラリーマンとして働きながらということとなると,受験時に会社からの受験許可を要求する大学があります(国公立大学に社会人受験するケースのほとんどが該当するように思います).あるいは,入学時に学校生活に専念する旨を記述した誓約書(所属長などのサインと公印が必要になる書類等)を会社から大学へ提出しなければならないこともあります.会社にもこのあたりに対する理解を得られるように準備する必要もあるでしょう.

在学時については,指導教官の指導方針や授業の履修などによって大きく異なりますが,ご家族をお持ちの場合は,ご家族にもある程度の協力をお願いする必要もあるでしょう(週末は大学で研究するから,家族サービスできないことを理解してもらうとか).

投稿論文については,大学での博士課程を授与する基準(基準が明文化されていないケースが多いようですが)はまちまちだと思います.投稿論文1本+国際会議1本のケースもあれば,投稿論文3本以上など...いろいろでしょう.このあたりは,早い段階での情報収集が必要でしょう.

博士論文については,文字数で何文字以上だから,何万文字にもなってしまったということではなく,博士論文としてまとめたら,たまたま何万文字にもなってしまったということでしょう.投稿論文ではない博士論文の場合,フォーマットの指定はあるかもしれませんが,ページ数などの制約や指定はあまりないように思います.ただ,執筆する言語については,指定されているケースがありますので,このあたりも早い段階での情報収集をオススメします.

生活パターンについては,これこそまちまちですが,サラリーマンということであると,平日に大学へ行くのは大変かもしれませんので,自宅でも大学の研究に没頭できるような環境を整備できると良いですね.ただ,文系でも分野によってはそれが叶わないこともありますから....
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

 投稿論文がポイントですね、平日休みの会社なので通学は問題ありませんが、論文を書くのに相当苦労しそうですね。

 修士と違いかなり大変みたいですが、とってみたいです。

お礼日時:2006/03/23 22:29

著書を書くのはたいへんではないですか?それも博士号を取るのに役に立つような学術的内容です。



100ペ-ジの著書を書いても、6頁の査読付論文でも同じ一報です。

ここでいくら回答を聞いても大して役に立ちません。博士号を取るためには、何とかどこかの博士号を出せる大学に接触するしかありません。何らかの学術的活動をやらないと取れないものです。

理系は文系より取りやすいものですが、私も修士修了後、民間に勤めたものですから、なかなか取れなかった者です。

民間に3年、公務員(研究所)4年、国立大学、私立大学計15年やって、ようやく論博を取れました。もちろん、運も左右しますが、生半可なことでは取れません。今でも大学からもらえる研究費以上に自腹で研究費を出しています(弱小私立ゆえ)。

まずは、行動を起こさねば取れません。ましてや文系ですから。
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文系でも英文学を専攻してると英語の論文が必要になるかもしれませんが。

和文の論文で大丈夫だと思いますよ。


理系でも、いろいろです。
そもそも論文というものは英語で書くもので和文の論文なんてあり得ない(日本の学会の論文誌も英文のみ)、という分野から、和文でも良いけどなかに1本くらいは英語のが無いと恥ずかしい/博士号の審査でいぢめられる、という分野まで。

なお、文系だと論文誌への投稿論文はかかずに著書を何冊か書いて、それをまとめて博士学位論文にするというパターンもあるようです。

この回答への補足

 論文誌についてもう少し説明していただけますか?
 著書は論文より大変そうですが、自費で発行すればよいでしょうか?

補足日時:2006/03/21 00:10
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文系ですと、師事する指導教官によって左右されますし、理系以上に分野によってスケジュールや生活パターンは大きく変わってきます。



博士論文に直接関係するテーマの査読有論文が何本有しているか次第にもよりますので、全く有していなければ、事前に採択されておく必要があります。英語である必要はないですが、何本あればいいかは、大学や師事する指導教官次第です。大学の紀要のみで学位取得に至った例も知っていますが、場合によっては3~5本はほしいと言われるかもしれません。

社会人入学で仕事をしながらということになると、指導自体は適宜有給をとりながらでも対応できると思いますが、論文を量産することは時間的に難しいと思います。そのため、あとは博士論文を執筆するだけという段階でないと、指導教官が博士課程入学を受け付けないかもしれません。
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No. 4 の補足です。


在学1年での取得を目指すと審査のとき注目されますから、業績となる論文の論文誌投稿日をチェックされる可能性があります。
3年で取得するならあまり目立ちませんが(文系は学生数が少ないから3年取得でも目立つかも知れません)。
なお、元の質問で「論文を日本語のみで博士号とれましたか?」と質問されています。
この「論文」が、業績となる論文と学位論文のどちらを指すのか判然としませんが、両方とも日本語で一向に問題ありません。ただ、業績となる論文の掲載論文誌の学会が権威あるかどうかは問題になるでしょう。

この回答への補足

 回答有り難うございます

 私のまわりには後期課程で社会人コースはあまりなく、
母校も地方の国立で理系にしか後期課程はありません。

 私学で1.2年研修生をしてからでもと覆っていましたが、脳の老化もあり
早くと思います。

 以前次第の友人は、博論は日本語と英語、外国語試験は英語と選択で第二外国語を受けたといっていたので、因みに彼は経済でした。私は文化論を専攻しているので、経済でも法学で切り口をかえるだけでたいていの学部はいけますが、今から第二外国語はちょっと  でも安心しました

補足日時:2006/03/20 00:01
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論文について注意です。


文系の状況は分かりませんが、理系では、課程博士では在学中の論文(学会論文誌などでの採録論文)があることが条件となります。編数は分野によりいろいろですが、0ということはありません。
入学前にいくら論文を書いていても、原則的には認められません(実際には誰もチェックしないかも知れませんが)。学会論文誌の査読に投稿後1年は必要ですから、在学1年で学位を取得するのは困難です。1年で取得する人は修士課程(博士前期課程)のうちに挙げた成果を博士後期課程で投稿して運良く採録されたのが実情でしょう。
在学3年で取得するつもりでも、1年半程度で学会誌に採録される成果を挙げないと難しいのが実情です(博士3年の後期には、投稿論文の採録結果を息詰まる気持ちで待っています)。
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できることなら働きながら論文を書き溜める(査読つき論文誌に採録されて)などの実績を積んで、あとは博士論文を書くだけという状況で社会人大学院生として入学するのが理想的です。

というのも、1年間在学するだけで博士号が取れる可能性があるから。

大学の先生の指導を受けながら論文を書きたいのなら、3年計画で、有給を使って大学に通う(月に1~2日)ことになるでしょう。

たいていの大学では社会人むけの博士課程入試などを用意してWEBで広報しています。師事したい先生が決まっているのなら、相談してみましょう。博士号取得者を増やせというプレッシャーは文科省からかかってますので、受け入れてくれる可能性は高いと思います。
 会社を辞めて入学するひとより、働きながら大学に通う人のほうが歓迎されます。会社を辞めてきた人は、博士号をとった後に就職を世話するのが大変なのでやや敬遠されるのです。
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国公私立大を問わず、社会人の大学院生の制度があります。

働きながら、大学院に籍をおき「博士」の学位を取得する制度です。国立大学の方が、この制度で学位を取得しているケースが多いと思います。まず、希望の大学・大学院に電話連絡して、制度など基本的なことをお尋ねになるべきだと思います。その後、担当教授を決めて個人的に接触して「学位取得」に向けての希望・計画などを具体的に相談して、受験すべきか否かを決断されたら如何でしょうか。

理系の場合、企業の研究所に勤務している方がこの制度を利用して、「博士」の学位を取得されていると思います。論文博士に対する批判があり、将来は論文博士の制度がなくなれば、社会人大学院生は増えるように思います。

とにかく、一度、大学・大学院入試担当部署に尋ねるとことを勧めます。
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私立であることを前提として書きます。



たぶん、ですが、必要なことは単位8単位と博士論文以外の研究論文を数本(私の場合は2本)と博士論文でしょう。修士論文の発展としての博士論文なら可能でしょう。入学の時に、こういう研究をしたいのだが、指導してもらえるか確かめます。

8単位とは2科目ですが、私の場合は毎週ではなく各週で授業を受けました。内容は自分の研究に関係のある本を読んで討論する、という形でした。本は自分で選びました。もう一つの授業は、クラス出席と言う形ではなく、仕事の帰りに教授と学外でミーティングをし、お茶を飲みながらや食事をしながら、研究テーマのディスカッションをし、論文指導を受けました。

その間に小さな研究論文を発表し、年に3回中間発表に参加していました。3年で博士号を取得しましたが、実際に登校した日数は少ないです。

参考になれば幸いです。
追加質問があればどうぞ。

この回答への補足

 回答有り難うございます

 質問が2つあります

 博士論文以外の研究論文は量的には何万字程度でしたか?

 語学試験はありましたか?
 よろしくお願いします

 私も博士になりたいです

補足日時:2006/03/19 23:51
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