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あくまで学部レベルの話ですが高校数学と大学の経済学部で使う数学って微分積分など主要なものを除けばそれほど結びつきがないように感じるんですが・・・
ミクロ経済学で微分をdxとか使って表現するのにははじめびっくりしました。統計学も回帰分析とか、高校で習う確率とはまた別物のような気がします。
わたしはそこそこ難関といわれる国立文系の経済学部を入試方式で数学で受けずに入りました。
高校の授業で数学IIBまでやっていたのですがかなり苦手でした。
ただ高校までは苦手でも大学の経済学に関連する経済数学は完全にリンクしていないような気がして、まともに勉強したら理解は十分可能で優をとれました。高校数学は苦手ではありましたが、数学的にグラフや文字式を使って考えることはけっこう好きだったというのもあるかもしれません。いまでは大学の経済系の数学は好きです。
経済学部の入試に数学がないことが批判されていますが、経済学部の数学的分野でも高校数学とはさほど結びつきがないのでやる気さえあれば十分理解可能だと思うし、逆に理系出身で高校数学が得意だった人でも大学でさぼって理解不能という人もいました。たしかに高校数学で拒絶反応の人は経済学も拒絶反応を起こしそうですが。要は、難しそうに感じて最初はあまり自信ないけどやってやろうという姿勢の問題のような気がするのですが、どうなんでしょうか?
視点を変えれば、数学で受けて入ってないから学生が経済学を理解できないと一点張りするのは、大学側の教育力のなさを表しているような気がします。

A 回答 (3件)

経済学部の数学は、理学部などの数学と比べると比較的理解しやすいでしょう。


高校数学で習ったことと結びつきが薄く感じられるかもしれませんが、実際高校数学で扱っているものは基礎基本的です。
ここ最近の高校数学の教材は、個々が断片的となり、それらのつながりを上手く理解する人は数少なくなっているのかもしれません。
数学IIICを習得すると経済学部の最初の数学は復習であるのですが、よくある理系者の文転は数学IIIの微積分でつまづくので、大学数学に対しては文系より早めに抵抗を持つ傾向があります。

数学の有用性は、数学的思考をつけることで、より幅広い思考をもつことが可能です。
高校に至ると「数学は役立たない」と言われますが、実は知らず知らずに少しでも学ぶことで、頭の回転が変わるのです。
記号や定理を覚えることが重要ではなく、記号や定理・公式を上手く使い作業をする過程が重要なのです。

最近、特に私立大学入試の数学が削られていますが、必ず後でしっぺ返しがくるでしょう、
特に経済を学ぶなら、数学を学んでおくべきだと思います。
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johny1234さんが大学の数学を十分理解できた要因は



(1) 苦手ながらも高校の数学をきちんと学習した
(2) 大学に入ってからも意欲的に取り組んだ

ということだと思います。
高校数学も大学の数学も本質的には全く同じです。
かけ離れてみえるのは,高校数学が初歩過ぎるから
でしょう。微分形式dxなどが高校では扱われなかった
のは,(well-definednessの証明などの)理論的な部分
な部分が高校生には難しいからです。大学でそうした
部分を理解するのに,高校で培った素養や感性が
役立っているのだろうと考えられます。
もし,そうした部分を抜きにして高校のときより(公式が
たくさんあって)結果が早く出せると認識されていると
すれば,誤解をはらんでいる危険性があります。

また,高校数学は,必要な数学からすれば初歩の初歩
ですから,高校のときにいくら数学が得意であっても,
大学で努力しなければ理解不能になっても不思議では
ありません。
johny1234さんが見かけた光景は,何の矛盾もない
わけです。

ただ,実際には苦手だったものを心を入れ換えて頑張る
というのは(一般的には)相当大変なので,皮肉にも
「高校数学と大学の数学は別物」という思い込みをされ
たことが功を奏したようです。
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私は経済学部卒ですが高校時代は理系でした。

希望学部に行けずにスベリ止めで受けた経済学部が合格したためです。実際、経済を学ぶには高校の数学を多少理解していないと100%の理解はできないと思います。深く進むにつれて大学の理学部や工学部で主として扱う微分方程式がでてくるはずです。私も入試試験には数学を取り入れた方が良いと思います。
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