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 どんな指導者があるべきかという議論もいろいろあるかもしれませんが、私達人間が地球上に生き地球の資源で生活を成り立たせている時点で戦争をしない、平和的な政治が尊いものかと思います。大衆もそれを望んでいると信じたいです。
 しかし、そうでない指導者が誕生しますよね。
 ヒトラー・金正日・カストロ・フセインなど沢山の独裁的な指導者が現実に存在しました。
 彼らはどうして指導者になりえるんでしょうか?。大衆がそれを望んだのでしょうか?。

A 回答 (8件)

>私達人間が地球上に生き地球の資源で生活を成り立たせている時点で戦争


>をしない、平和的な政治が尊いものかと思います。大衆もそれを望んで
>いると信じたいです。

夢を見ることに対して否定はしませんが、現実はもっとシビアです。
以下、それを説明します。

1)民主主義は絶対ではない。
古くはローマのカエサル(シーザー)、少し前はナポレオン、そして20世紀
ではヒトラーといった独裁者を、民主主義政治は生み出してしまいました。
民主主義の国では、絶対ではないということを、頭の中に入れておく必要が
あります。

2)人は時として、平和よりパンを求める。
暗くて希望のない時代には、大衆は強力な指導者を求めるものです。

日本もつい最近まで、経済が悪化して希望のない情勢が続きました。
小泉さんは自民党内でもどちらかというと異端児のような存在でしたが、
変革を求める大衆の期待に応えて登場し、近年稀にみる長期政権を築きました。

話がそれましたが、暗くて希望のない時代に、何でもいいから多くの人に希望
を与えるビジョンを提供し、それを引っ張ることのできるカリスマがあれば、
独裁者の誕生の基礎となりえます。

そして景気を回復させて、多くの人に食を保証することができれば、その人気
は不動のものとなるでしょう。
ナポレオンもヒトラーも、そうやって無能な民主政府を退けて、独裁者の位置
を確立したのです。

ナポレオンの時代にも、ジャコバン主義者のような今でいう左翼主義者のような
人たちはいましたが、彼らは自分たちの理想ばかり追求し、経済を安定させて
大衆に職と食を与えることができませんでした。ヒトラーも同様です。

結局、一部の人をのぞけば、平和や平等といった観念的な事柄よりも、自分
たちの目先の生活が大事なのです。
どんなに理想を訴えたところで、目先の生活が保証されなければ、その言葉
に動かされることはありません。

逆に、このことを理解すれば、政治において何が大事なことかは自然とわかる
はずです。
現代の政治において、経済が重視されるのはこのためです。

国によって、国際平和よりも利権を重視する国があるのは、そのためです。
平和を追求する理想は大事ですが、理想だけでは国は動かせません。
そのことを理解しないと、自国の利益のために他国の権利を奪い取る人たちに
言いように食い物にされてしまいます。

私たちは、もっと賢くならなくてはいけませんね。
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#1です。



チャーチルの場合が参考になると思います。歴史は時として強力な指導者を必要とする危機を国民に与えます。ヒトラーとの戦いのために英国民は保守党の豪腕チャーチルを選びました。しかし戦勝の見通しがつくとさっさとチャーチルを捨てて、労働党の凡人アトリーに代えてしまいました。英国民は指導者を自分たちの判断で選び、使い分けています。イギリス人ほど政治的な国民はいないと言いますし、この国は近代民主主義の元祖でもあります。

日本もイギリスの立憲君主制、議員内閣制を導入しています。

政治家や指導者ではなく、国民各々が自ら政治に責任を持つ主権者だという高い意識を持ち、常に勉強と観察を怠らず、時勢を適切に判断することが出来る国なら、独裁制は決して現出しないことでしょう。
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文3行までおっしゃる通りですね。


でそれに反した独裁者が誕生するのも事実です。悲劇です。
一部の権力者が自分達の営利のために権力をかさに弾圧とマインドコントロールをして本来あるべき道からそらしていくんでしょうね。
自分達の国、日本も国民に痛みをて言ってるはりに政治家や官僚・一部の公務員は本来の国民に向いていないことをしているし天下り先はなくならないし....変
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日本などの豊かな国に生活して思考していたのでは到底理解できないことだと思います。

「私達人間が地球上に生き地球の資源で生活を成り立たせている時点で戦争をしない、平和的な政治が尊いものかと思います。大衆もそれを望んでいると信じたいです。」と考えているのは豊かな国の人間だけです。

愛国心を持つのはいいことだ。
しかし、行過ぎた愛国心は得てして他国を低く見てしまう。
そうするとそこに諍いが生じ、争いが生じる。

というお話があります。
豊かでない国は必死に豊かになろうとしています。しかしながら地球という限られたなかでは、当然ながら豊かな国との間で衝突が発生します。では、豊かな国は「自分たちはいままで豊かな生活をしてきた。今度は君たちの番だ。」とその地位を明け渡すでしょうか?そんな例見たことも聞いたこともありません。
豊かでない国はそのような状況の中で、豊かな国と議論し戦っていかなければなりません。そのようなときに大統領や首相のような任期に限りがある人間が引っ張っていけるでしょうか?あるいは顔の見えない官僚が引っ張っていけるでしょうか?そこには必ず闘争のシンボルたるカリスマが必要です。国内的にも国外的にも顔の見える・一貫した方針を持った存在が必要なんです。
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小泉劇場の方が判りやすいでしょう

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フィデル・カストロは独裁者ではないとおもいますが。

(無論そう思う人がいても良いでしょうが、実際を見ると)
彼が死んでも国の体制は変わらないでしょう。一党制国家だというならあてはまりますが。イコール独裁者がいるという事にはなりません。
指導者、というのはリーダーという意味でしょうか?人気があるのは確かです。それも必ずしも国内だけではなく、アメリカ合衆国を除く周辺国家でも、です。(理由は下の方に)
それから「戦争をしない、平和的な政治」という点ですが、ヒトラーとフセインは戦争をやっていますが金正日もカストロも戦争はやってません。(金正日の親父の金日成はやってますが。)
ただしカストロらが政権樹立したのは内戦によってです。アメリカべったりの独裁政権(元々クーデターで成立)を倒したわけです。これとて、実際は政府軍がつぎつぎにいわゆる「矛をさかしまにする」状態で勝利したのです。
それ以降外国と戦争は(少なくとも直接は)していません。
それをいうならまさにアメリカこそこのキューバに対しテロ行為を繰り返しています。亡命キューバ人によるキューバの飛行機乗っ取り、なんてことも、ハバナにおける一連のホテル爆破なんてこともあったのですが、こういった連中がフロリダに安穏と住んでいます。ハイジャック犯でも起訴されたのは沢山ある中でただ一例。しかも無罪判決です。こういう事情では「大衆がそれを臨む」のもあたありまえでしょうね。
この点については
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4878935 …
「アメリカの国家犯罪全書」が参考になります。
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ヒトラーに関して言えば、ドイツ財界人やドイツの元王族、ドイツ企業に投資していたアメリカ財界人などから、政治活動資金の援助を受けていたという話を本などで読んだ事があります。



ヒトラーはその資金力で、他の政党に差をつけて、有利に活動できたのではないでしょうか?ヒトラーはライバル政党を倒す為に、ライバル政党に暴力攻撃をしたと、NHKのヒトラーの特集の番組などで見ました。

ヒトラーが政治家として頭角を表しつつあった当時のドイツでは、第一次大戦の敗戦後まもない頃で、失業率が高かったと言われています。

職にあぶれた若者を、お金で雇い、突撃隊と呼ばれる暴力活動をする組織に組み込んでいったのだとその番組で見ました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%81%E6%92%83% …

当時のドイツでは、共産党の躍進があり、共産党の支持率が国民の半分以上にまで達していたと、NHKの特番でやっていたと思います。共産党が政権をとったら、財産を失ってしまうとドイツの財界人の人達は恐れたのかもしれません。


また、軍需産業は、大金を使って、兵器工場を作っているので、本当に戦争の無い平和な世界が訪れてしまったら大損してしまいます。常に工場を稼動させている状態の方が儲かる訳ですから、経営者は平和な世界を望むでしょうか?

軍需産業が兵器を沢山作る事になると、その材料として鉄鋼が沢山必要になるので、鉄鋼業界が業績拡大すると言われています。

戦争は多くの庶民にとって苦しい事ばかりだと思いますが、世の中には、戦争で、大金が手に入る立場の人もいます。


もし、こういった問題に深く関心を持った場合は、広瀬隆さんの著作の「億万長者はハリウッドを殺す」や、「赤い盾 ロスチャイルドの謎」等を読む事をお勧めします。

ただ、この手の本を読みなれていないと少し難しいかもしれないので、もう少し簡単な本としては、「戦争中毒―アメリカが軍国主義を脱け出せない本当の理由」がマンガなのでお勧めです。

http://members.at.infoseek.co.jp/masa_www/atw/

http://www.interq.or.jp/rock/ff67/hirose/books/b …

質問を見て、関係ありそうなページを検索していたら、こんなページも見つけました。

http://sio.holy.jp/infre/kabume02.htm

http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc3 …

金正日・カストロ・フセインに関しては勉強不足なので分かりません。すみません。m(__)m
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この回答へのお礼

金書記の独裁への過程は漫画で見て解りやすかったです。
ですから、漫画だとさくさく読めて助かります。
本当に金持ちになったら、少しでも大衆に還元しようという意識は生まれないんですかね?。
シンドラーは偉大ですよ。

お礼日時:2006/03/28 07:26

色々な場合があり得ると思います。



アドルフ・ヒトラーはワイマール憲法下で大衆の圧倒的な支持を得て、合法的に政権を掌握しました。カストロは親米政権に批判的な庶民の支持を得て革命を成功させました。これは大衆が先が読めずに望んで指導者に選び、独裁者に変貌した彼らにしっぺ返しした例と言えるでしょう。

金正日は言うまでもなく金日成の御曹司で後継です。

だから金日成の話を先にしなくてはなりません。彼は満州でパルチザン活動をしていた人物で、ソ連が朝鮮に侵攻した時、北部に共産政権を樹立させるために白羽の矢が立った人物であると言うのが北朝鮮専門筋の概ねの見解です。ソ連の意向によって指導者になり朝鮮の大衆から選ばれるという過程を経ていません。それさえ理解できれば、世襲した金正日は言わずもがなです。

イラクは第一次大戦で敗北したオスマン・トルコ帝国
が解体した過程でメソポタミア地方の北部モスル州、中部バグダッド州、南部バスラ州を大英帝国が強引に合併させて作った人工国家です。イスラーム原理主義勢力やイスラーム社会主義といえるバース等、共産党などの勢力が烏合離散する状態にあったのですが、サダム・フセインはバース党の中で権謀術策を弄して政敵を倒してトップになり、さらに外部反対勢力を暴力で粉砕して独裁者になった人物です。

大衆が正しい良識を持たずに政治に無関心あるいは盲目になるとこのような大衆が望まない悲劇が繰返されるのだと私は考えます。
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この回答へのお礼

なるほどいろんな時代背景によるものですね。
的確なご指摘だと思います。
そういう意味ではアメリカのイラク進行のようなきっかけがなければ、政権交代は無理ですね。
間違った判断でトップになった人がずっと独裁を続けるなんて、国家権力とは怖いものです、。

お礼日時:2006/03/28 06:40

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