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2拍子と4拍子とはどう違うのでしょうか。

フルートを習い始めたのですが、自分では、4拍子で吹いているつもりなのに、先生からは、「君のは2拍子だ」と指摘されました。「こういう感じ」とイメージで話されるばかりで、きちんと納得のいく説明がないので当惑するばかりです。

A 回答 (6件)

私は長年ピアノをやっており、今はドラムをやっているので、この「拍子の取り方」の基礎はかなり役立ってると思います。



2拍子と4拍子の違いは、「1小節に4分音符がいくつ入ってるか」で違うのですが、何も考えずに弾くと、2拍子も4拍子も変わらず聞こえてしまうと思います。
そこで各音の強さが重要になってきます。

2拍子の場合、「強、弱/強、弱/・・・」の繰り返し。
4拍子の場合は「強、弱、中強、弱/・・・・」になります。

試しにスケールを2拍子と4拍子で吹いて見られてください。2拍子の場合「ド、ミ、ソ・・・」が強く、4拍子の場合は「ド、ソ」が強くなります。最初は大げさかな~?と思うくらいでやってみると表紙の感覚がつかめると思いますよ。

ちなみに3拍子の場合は「強、弱、弱」になります。また全ての曲がこの強弱の関係が当てはまるとも限らず、時に2拍目が強くなっているような曲もあります。そういう曲が「シンコペーション」と言われる曲です。すべてこの基本の音の強弱関係がどうなってるかで決まります。(実際はそんなに激しくアクセントをつけるわけではないですけどね)

よく4拍子曲の曲などで、4拍目から始まっているような曲を「弱起の曲」と言いますが、これは4拍子の強さの「弱」から始まっていることからそう呼ばれます。これが体で分かるようになると、自然に2拍子・4拍子や3拍子・8分の6拍子の違いが分かると思います。
体で覚えるまで何度も練習してくださいね。メトロノームを使うとなんとなく分かると思いますよ。(拍子ごとにチーンと言う音が入るものがつかみやすいです)頑張ってくださいね。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

身体で覚えるって大変ですね。自転車にどうして乗れるようになったのと言われても、ある時を境にして、としか言いようがないですよね。こういう壁って、分かる人には分かるし、分からない人には分からない部分が付きまとって、言葉による理解とは異質な部分が、内心ではまだちょっとギクシャクしているところです。

お礼日時:2002/01/27 18:24

ぱっと思いついた雑感ですが、、


ある音階を吹いたときに、偶数拍、または奇数拍のみ無意識にアクセントが付いてしまっているのではないでしょうか。
その先生は、2拍子、4拍子についていっているのではなく、「余計なアクセントはつけずにもっと滑らかに吹け」と言う意味でそういうことを言ったのかなぁ。

違ったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

 率直に、思ったことを書いてくださって、ありがとうございました。
 かなり、図星なのではと内心ドキッとしました。

お礼日時:2002/01/27 18:02

こんにちは (^^)/



私は長年音楽をやっていますが、始めた当初は2拍と4拍どう違うのだろう??とかなり迷っていました。

簡単に言えば
 2拍子は1小節の中に4分音符が2つの長さ
 4拍子は1小節の中に4分音符が4つの長さ
これは誰でも知ってますよね?

2拍子は主にマーチに使用します
3拍子はワルツですね
4拍子は・・といわれても代表的なものはあまりでてきません。
それはほとんどの曲が4拍子だからです。

sanctusさんも知っている歌謡曲はだいたいが4拍子になります。

では、フルートで曲を吹いてみたとしましょう。
2拍子になっているというのは、一小節の中に拍を2つ(強い音を2つ)で吹いてしまっているように聞こえるからではないでしょうか?
自分では4拍子に吹いているつもりでも聞いている人にとって2拍子にきこえてしまうのなら2拍子になってしまっているのです。

改善策としては、1小節に4分音符が4つ並んでいたとします。
ということは、4拍子ですね。
頭の音に1個アクセントをつけたら、他の3つの四分音符はなめらか(同じ大きさ)に吹く。きちんとメトロノーム等を使って。
そして次の小節にきたらまたアクセントというふうに練習してみてください。細かい音符があっても気にせず吹いてください。
4拍子とは1小節の中に4分音符が4つで進行していくということを理解しながら・・・
 (足で小節の頭を強く、他を弱く叩きながらやるのもいいかも)
自分の吹いている音を録音し、聞きながらやると良いかもしれません。自分の吹いた音というのを客観的に聞けるからです。

自分ではこうやっているつもりと思っても、聞こえてくる音は違うと思いますよ。
私も苦労しました・・・


その次は1拍目のアクセントを取ってフレーズで吹くようにします。そしてブレスは必ずフレーズの切れるところで!!(そうしないと曲がなくなってしまいます)
この際、4拍子ということを頭の中において。
実際にはアクセントをつけなくても、つけているつもりで吹いてください。
そうすると自然に身体が揺れませんか?
絶対に2拍子になんかに聞こえませんよ。

わかりづらかったらゴメンナサイ・・・
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この回答へのお礼

丁寧なコメントありがとうございます。

拍の長さって、同じなのでしょうか。強調が置かれる拍は、その他の拍に比べて、時間が長いように思います。例えば、ドン・タン・タン・タンのドンが占める時間的長さは、後の3つのタンとは違うような気がするのですが。少なくとも、4つの音に割り当てられた時間の中で、占めている音の長さが違うように思うのですがどうなのでしょうか。

お礼日時:2002/01/27 18:17

私なりの解釈ですが…。



ドラムの音を聞けばわかりやすいと思います。ただ、ここでは音をお聞かせする事が出来ないので、ご理解いただけるかどうか自信がありませんが、図解にてご説明いたします。

4拍子
 HH |●●●●|●●●●|●●●●|●●●●|
 SD |  ○   |   ○ |  ○ |  ○ |

2拍子
 HH |●●|●●|●●|●●|
 SD | ○ | ○| ○| ○|

※HH…ハイハット
 SD…スネアドラム
 |   |…小節(1小節)

本来はHHとSDの小節の幅が同じにするつもりだったのですが、どうも上手く出来ません。4拍子はHHの3つ目の●の下に○が、2拍子はHHの2つめの●の下に○が来る、という表示のつもりです。

ドラムの基本のリズムでハイハットを1小節あたり4回刻む間にスネアドラムを1回叩くのが「4拍子」でハイハットを1小節あたり2回刻む間にスネアドラムを1回叩くのが「2拍子」。

諸先輩方、あってますか?

ただ、sanctusさんはフルートだし、メロディー楽器ですからドラムやパーカッション等のようなリズム楽器ではないので先生がおっしゃるほど神経質にならなくても私はいいと思います。この件に関しては賛否両論でしょうが…。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

ドラムは触ったことがないので、イメージが湧かないのですが、スネアドラムが句切れの役割を果たしているらしいというのは、面白いと思いました。譜面上の小節の句切れがどう具現化されるのか、そもそもあの切れ目に何の意味があるのか、考え出したら混乱してきましたが、楽器によっては明確に反映されることがあるのが分かりました。

お礼日時:2002/01/27 17:48

こんにちは。



私もパーカッションをずっとやっているのですが、思い出してみると、習いはじめの頃に同じ疑問を持ったことがありました。
まずこういうのは、わからないうちはわからないものなんだ、と思ってください。意識していれば、時間がたつうちに必ず体でわかるようになるはずですから。

そのうえであえて言うと、#1の方が細かく書いていらっしゃるように、2拍子と4拍子では、意識する音のまとまりの長さが違う、ということです。最初のうちは、極端に

2拍子は ドン(強い)、タン(弱い)
4拍子は ドン、タン、タン、タン

という風にして感じを掴んでください。
2拍子も2回繰り返せば同じ4拍子じゃないか、と思われるかも知れませんが、こういう強拍(アクセント)を意識していると、リズムの味というか感じが大分違っているのがわかってきますよ。
演奏仲間でドラムとかパーカッションの人がいれば、相談してみるのもいいと思います。一小節をいくつに刻むか、というのはビート感の根幹だから、こういう人達は感覚をはやく掴んでると思いますので。
それでは頑張ってください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

コンピュータも、2拍子と4拍子を識別するのでしょうか?

「意識する音のまとまり」とありましたが、表現の際の解釈あるいは、解釈の表現上の違いが拍子の違いということになるのでしょうか。

お礼日時:2002/01/27 18:06

 拍子というのは要はリズムのことです。


 2拍子は行進などによく使うように、1・2、1・2が繰り返されます。
 3拍子ならワルツが典型的な1・2・3を一つの区切りとしたものです。
 4拍子はその延長で1・2・3・4が一つの固まり、ということになります。
 それぞれの拍子ではその最初の拍を強拍と言い、心持ちこの拍にアクセントを付けると調子が良くなります。勿論メロディを崩す程極端に付けてはいけませんが。
 また、管楽器や歌では息継ぎをこの強拍の前に行なって一息付けることも良く行なわれます。
 メロディラインも通常この4拍を一小節として2小節4小節で一フレーズになっていることも多く、そのリズムを意識していると流れを巧く掴めるようになります。スラーなどもシンコペーションを除けばこの4拍単位でつくことも良くあります。ですから、4拍あるいは8拍位は一息に流れるように吹くケースも良くある筈です。
 それをよりはっきりさせるため、極端でなければ一拍目の直前に溜めを作るつもりでやってみても良いかもしれません。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

頭が痛くなるのは、楽譜上は、小節の切れ目と息の句切れが必ずしも一致しないし、小節の頭の音がいつもメロディー上、強調する音にはなっているわけではないことです。

お礼日時:2002/01/27 17:54

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