プロが教えるわが家の防犯対策術!

通訳ガイドなどの勉強をしているのですが、
どうも、一時的に相手の言った事を記憶しておく事ができません。例えば、シャドーイングをしていても、聞いた通りに直後には言えても、長い文全体となると、覚えていられないのです。
致命的! 毎日の訓練で、良い方法はありませんか?

A 回答 (1件)

 


  どういう場面でか、というので違ってくると思います。ある程度論理的脈絡のある話を通訳していた人は、メモを取っていたと思います。無論、メモに全部書ける訳ではなく、思い出せるようにするキーを書いていたのだと思います。
 
  メモの作成の仕方の技術というのもあるのだと思います。しかし、メモなど取れない場合は、長い文章の場合、適度に切ってもらわないと、幾ら通訳の達人でも、例えば30分間、誰かが話した内容を、テープレコーダみたいに再現できる訳ないので、上限は必ずあるということです。
 
  通訳の場合、話がシンプリファイされていることがよくあります。もっと複雑な色々なことを言っていたはずが、通訳の言葉だと、たくさん抜け落ちているということです(また、元の話にない、言葉が付け加わっていたりします)。これはだから、いかに「要点」でまとめるかの技術だと思います。シャドーイングだと最短期記憶を単に反復しているだけで、中短期記憶には、内容は移っていないはずです。中短期記憶に内容を記憶しないと、覚えていられないというのは、その通りでしょう。
 
  長い話だと分かっている場合、あるいは、聞いていて長くなる場合、どこかで整理して、省略するしか方法がないと思います。「要領よく、要点にまとめて」、ポイントを覚えるという技術の問題ではないでしょうか。リテーニングで関門がやはりあるようです。「保持できない」と通訳にならないということです。
 
  わたしは経験がないので、適当なことしか言えませんが、英語の放送とか、会話などの音の情報を聞きながら、内容を適宜に要点で纏めて行くという訓練が、対応策になるのではないでしょうか。放送を聞きながら、これは、こういうこと、次はこういうこと、という風に、基本的な「枠・要点」を掴んで行くということです。
 
  複雑な言い回しや表現も、言いたいことを要点にして、把握すれば、記憶の負担も減らせると思います。
 

この回答への補足

通訳ガイド、英検1級の勉強をしている方に伺います。

ディクテーションの練習を始めるに当たって、やり方というものは、あるのでしょうか・
最初のアドバイスの方のおっしゃるように、
要点を自分の中でまとめる、ということが必要だと、気づきました。
しかし、その前に、聞いたこと(30秒でも)を如何に記憶できるようになるか、、、訓練方法を教えてください。

補足日時:2002/01/28 14:54
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この回答へのお礼

ご丁寧な解答、ありがとうございます。

頂いたアドバイスから、
私の聞き方は、一語一語を追っているだけで、聞いた内容をその場で要約していない為に、記憶できないという事に、気づきました。

まず、短文を聞いて、要約する。その繰り返しから始めてみようと思います。

勉強方法のヒントとなりました。ありがとうございます。

お礼日時:2002/01/28 14:53

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