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 今日、発売のA○RAに『「こころの風邪」といわれるけれど、うつ「治る」「治らない」の裏』という記事があります。うつ病は「こころの風邪」と呼ばれるほどポピュラーな病気になった。だが、薬の進歩で8割まで治るとされる一方で、治らないと訴える患者も増えているとの指摘も目立つ。うつ病の複雑さが明らかになってきている…、とあります。本当はうつ病ではないとわかっていながらも、患者に納得されやすい、本当の病名だと患者が離れていってしまい治療ができないので、うつ病と告げているケースが多いとあります。擬態うつ病と言うそうですが、その背景には薬価の高い抗うつ剤が本当のうつ病とはいえない患者にも処方されていることがあるとあります。
 私の場合は、気分の落ち込みと、おっくう感があり、うつ病だと思い受診しましたら、うつ病ではなく、抑うつ神経症と言われ、抗うつ剤は処方されていません。もし、うつ病だと言われていたら、それを治そうとしていたかもしれません。また、抗うつ剤を処方されていたら、それに頼っていたかもしれません。
 本当の病名を言っていただいて感謝しています。医師は本当の病名を言って欲しいと思います。どう思われますか?

A 回答 (1件)

ddiibbさん、いつもご回答を参考にさせてもらってます。

buranです。
この話題はネットでも積極的に活動されている林公一先生も「擬態うつ病」(宝島新書)で、問いかけておられますが、私の意見としては「半々」というところでしょうか。
と言いますのは、医者が本当にその人をある病気であると診断することが精神系の病気では難しいんじゃないか?という疑問を私自身が持っているからです。
治療歴で言えば私も「うつ病」歴6年になりますが、今までにかかった医者は5名。それぞれの先生がわたしのにつけた病名は、
「抑うつ神経症」→「(単極性)心因性うつ病」→「心因性双極性2型気分障害」→「ラピッド・サイクラー」→「心因性の単なるうつ症状(病気ではない)」→「内因性双極2型気分障害」→「内因性受動攻撃型人格障害」→「気分変調症」
と、変遷しています。もちろん、その時々で気分や症状が違うとはいえ、ここまで変わると、本当の病名であろうがそうでなかろうが、分からなくなってきます。
各医師にもちろん何故かを問いましたが、「見立ての違い」と言う返事でした。
現在は、薬は不眠対策だけでいいとのことで、睡眠薬以外は予防目的のリーマスと副作用止めのミオナールだけです。
私が自覚する症状は決して変わってはいないのです。波があることは認めますが、自殺企図もあり未遂もやらかしました。うつが極期に来ると起き上がること話すことも考えることもできません。
この間、薬も医者は一通り試されました。入院したときにそのリストをそのときの医者と看護士に見せたところ「人体実験」と言われました。悪性症候群を起こしかかっていたのです。
本当の病名を言ってほしいという思いはありますが、プラセボ効果が期待できるのならば、場合によっては別病名でもいいと私は思います。
(例えば、会社に出す診断書、本人が服薬しやすい環境作りなど)
そのあたりが「半々」と私が思うところなんです。

極論ですが、症状を軽減することができるのなら「本当の病名を言わない」というオプションを使ってでも治る手助けをしてほしい、いらない副作用を導くようなむやみに高い薬を大量に使わないでほしいと思います。
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この回答へのお礼

 回答をいただきありがとうございました。
>医者が本当にその人をある病気であると診断することが精神系の病気では難しいんじゃないか?
 考え込んでしまいました。私は、精神科医は経験を積んでおり、一目診ただけで、直感的にうつ病であるか、そうでないか、わかると思いこんでいました。しかし、可能性として、本当はうつ病ではないことすらわからないまま、抗うつ剤を処方していることもありえますね。抗うつ剤が効いたら、うつ病だったと判断できる訳です。抗うつ剤が効かないので、うつ病ではないという診断になるケースも多いかもしれない。はじめに、病名を確定してから、治療を始めるのではなく、疑いがあるので、抗うつ剤を処方してみようとする場合が多いのではないか。そんな気がしてきました。
>症状を軽減することができるのなら「本当の病名を言わない」というオプションを使ってでも治る手助けをしてほしい
 不安感が強い、たとえば、不安障害のような場合、うつ状態がみられた場合で、本人がうつ病といわれた方が良いような場合もあるかもしれません。そういうオプションもあってもいいと思うようになりました。
>いらない副作用を導くようなむやみに高い薬を大量に使わないでほしいと思います。
 悪性症候群について調べてみました。抗うつ剤は副作用が少なくなったといっても、抗コリン作用が少なくなったという意味で副作用が少なくなったのですね。悪性症候群は大変重大な副作用であることは、昨年、ある評論家の娘さんがそれで亡くなり、裁判になっていることを知り、一部で問題になっていることがわかりました。それを起こしかかっていたとは、さぞや大変だったことだろうと思いました。

 副作用の頻度は低いからといって、うつ病かどうかの診断もつかない段階で、抗うつ剤の投与は止めて欲しいと思いました。

 

お礼日時:2002/01/29 19:53

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