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学校の小論文で
「人の赤血球は核を失ってからでもすぐ死なない。それどころか3ヶ月の長い時間をいき続けることができる。核がなくても生きていける理由を核の働きを踏まえて説明せよ」
とあります。
文献やネットでいろいろ調べてみたのですが、「核を取ったら死ぬが、酸素を運ぶ仕組みは化学反応なので、生きた細胞でなくても可能」みたいなことがかいてありました。
ということは、核がなければ死ぬということですよね?
学校の問題の文章がおかしいのでしょうか・・・。

ココの箇所でどつぼにはまってしまい、結局何もかけずにいます。
どなたか、学校の問題の解答でもいいのでよろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

日本語って難しいですよね。


「核を取ったら死ぬ」
「核を失ってからでもすぐ死なない」

科学を考える上で大事なことは、
事実を一つ一つ整理することです。

まず、核には何があるか考えてみてください。
そして、どんな働きをしているのでしょうか?

ちょっと難しいでしょうか?
核にはDNAがあります。
このDNAはRNAを介して、たんぱく質を合成します。
ここで合成されるたんぱく質は、酵素としてさまざまな生体の働きを持つことができます。
例えば、エネルギー産生をしたり、特定の物質と結合するなどの働きです。

ここで、DNAがなくなるとどうなるでしょうか?
新しくたんぱく質を合成することができなくなります。
このことは何を意味していますか?
新しいものはできないけれども、
今まで存在していたものがなくなるわけではないのです。

こういったことを考えると、
問題の意味がわかるかもしれません。

科学に大事なのは、言葉の意味をしっかりと捉えることです。

頑張ってください。
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この回答へのお礼

活性化 とか 生きる とか 活きる とか・・・
本当に日本語って難しいですね。
あのあと、問題をじっくり読み直して、それなりの答えを書くことができました。ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/08 23:15

butterfly33 さんの続きを…



タンパク質の寿命について考えたことはおありですか。タンパクには1~2分程度の短寿命タンパクと3~6ヶ月の長寿命タンパクがあります。

赤血球は解糖系によりATP合成をしています。嫌気呼吸をしているのですね。これら解糖系酵素群は皆長寿命タンパクです。また,そのエネルギーを利用して膜タンパクが浸透圧調節をしたり血糖を取り込んだりしています。これら膜タンパクも長寿命タンパクです。血色素も当然長寿命タンパクです。つまり赤血球は長寿命タンパクのみから出来ている細胞です。

赤血球は核がありませんから分裂増殖等の生命の基本的能力は失いましたが,長寿命タンパクで生命の部分的能力は失ってはおりません。これを死んでいると見るか生きていると見るかあなた次第です。
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この回答へのお礼

たんぱく質の寿命ですか・・・はじめて知りました。
suiran2さんの回等をみて、いろいろネットで調べてみました・・・

たしかに捕らえ方が重要なんですね・・・生物って奥が深い・・・。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/08 23:17

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