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10年前に亡くなった父が勤めていた会社の株(1960年頃入手・額面¥50で1万株)を会社に引き取りを依頼したところ、再三に渡る要求の末・・一株¥20なら買うとの回答を受けました。購入当時の価値を考えると納得できませんが、この価格で売るしか無いでしょうか?
なお会社のホームページによると現在の会社概要は、資本金 5,000万円 、売上高 7億円、従業員数40名 です。
その他業績、株の譲渡制限などについては判りません。
特殊な製品を作っており拡大は見込めませんが、景気にはあまり影響を受けず経営は安定しているようです。
配当も無く、その他報告・連絡もありませんが、株主としてどんな権利があるのでしょうか。
今までの対応からすると何かを要求しても無視されそうですが、法的に何か対抗する根拠はありますか。

A 回答 (1件)

こんにちは。



端株を買取請求するのとは違い、会社が買い取る義務は無いでしょうからそんなこともあるのかもしれません。
ただ、反社会的勢力が株主になることを避けるため少数株主から依頼があれば買取を前向きに検討する(会社としてではなく社長個人で買い取るとか)ことが多いと思うのですが...
20円では納得できないので他の人に売ろうかとも思うが譲渡制限はあるのか?みたいな質問をしてみるのも良いでしょう。ただ、HPには会社が傾いているとかマイナスイメージのことを記載したりはしないので、会社としては適正なあるいは割高な金額を提示しているつもりかもしれません。
換金をお急ぎのようであれば、他に買い手もいないでしょうから適正な価格と信じて売るしかないでしょう。

それと、お父上から株券を相続した時、名義書換はされているでしょうか?
(相続は譲渡制限の対象外です)
書換えて貴方の住所氏名が株主名簿に記載された状況で株主総会の案内等が一切こないということであれば、現在の取締役はどうやって選任されたのか等法的に問題だらけということになります。(ただ総会決議無効とかまではなかなかならないでしょうが)

名義書換をしてないようであれば、株主所在不明ということで株主総会の案内等一切を行なわず、配当があっても会社に戻してしまっていたりということもありえます。
この場合は、名義書換をして株主としての地位を確立した上で、急がないようであれば今後入手できるであろう、貸借対照表、損益計算書等を見て適正な株価を計算して見ると良いかもしれません。

あと、株式会社には決算公告の義務(守っている中小企業は少ないようですが)がありますので、官報等に掲載されている貸借対照表を見る(探すのが大変ですが)と表面上の会社の資産状況がわかりますので繰越欠損金の有無等からある程度会社の状況が推測できます。また、法務局に行けば登記簿の謄本あるいは全部事項証明書から譲渡制限の有無は確認できます。

長々と記載してしまいましたが、一番のおすすめは自分の目で会社を見てみることです。
貴方以外の株主がみんな社長一族ということもあるかもしれませんが、株主総会に出席してみる(株主の権利です)とかすれば、お父上の昔の話など聞くことができるかもしれません。あるいは、工場見学を申し込んでみるとか。
実際に見てみれば、なんとなく寂れている(薄暗くてあまり機械が動いていない)とか、あるいは活気があって将来が楽しみとか感じることができると思います。
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この回答へのお礼

丁寧な回答有難うございます。
解らないことばかりで、弁護士に相談すると赤字になりそうですし、相手が買い取り拒否するとお手上げのような気もしますが、アドバイスを頂いた事項を一つずつ調べてみます。

お礼日時:2006/04/14 02:27

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