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仕事で月に4往復ほど国内線を利用しなければいけないのですが、その度、飛行機の揺れで身が縮む思いです。飛行機事故で死ぬ可能性は宝くじ3億円より低い…といわれており、頭では納得しているつもりなのですが、毎回揺れるたび「こんなに激しく揺れたら、落ちるのではないか?」という恐怖が頭をよぎります。紙飛行機のように、風に飛行機がグルグル巻き込まれ、自制が聞かなくなり落下してしまうような感じに…。でも、今後も乗らなければいけないわけですし(実は明後日も)この恐怖感を払拭したいのです。

どうか私に分かりやすくイメージさせてください。
ジェットコースターのように胃がふぅっとなったり、ドリンクサービスが行われなくなる程度の揺れでは
墜落に結びつく危険性はないと考えて大丈夫なのでしょうか? 多少揺れても、例えば車ででこぼこ道を走ったときに「ガタンゴトン」と揺れるのと同じと考えていいでしょうか?

どなたか、私に心の安定を~。 

A 回答 (9件)

 ほとんどのことは皆さんがお答になっていますが、ひとつ言えることは、飛行機の揺れというものは、中に乗っている乗客にとっては大変大きなものと感じる程度でさえ、外から見ることができればほとんど揺れを目視できないほどの小さなものです。

もちろん揺れることで機体が破損することはまずありません。

 これと同じような現象として、少し荒れた海を航行するフェリーなどでも、岸壁などから見ているかぎり、フェリーは滑らかに航行しているように見えても、実は船の中では乗客が不安になったり気分が悪くなったりするほどの揺れを感じているということもあります。

 つまり、機体の強度は大丈夫なのに、大丈夫でないのが乗客という人間の方というわけです。

 このほかにも、主翼が作った乱気流が胴体の後部を叩くバフェッティングという細かく連続する揺れがありますし、もともと飛行機は主翼を中心としてスリコギ運動をする性質がありますから、これらもまた飛行機恐怖症の方には不安のタネになっているようです。このような現象を少しでも避けたいなら、なるべく主翼に近い席をお勧めします。

 また、揺れるととかくキャビンの天井パネルがギシギシ軋んだり、主翼がバタバタしたり、エンジンがブラブラ揺れていたりと、こうしたことも恐怖心を煽りますが、機体というものは基本的に柔構造なのだ、変形しながら応力をいなしているのだとお考えになれば気分も多少は良くなることでしょう。

 ただ、こうした揺れによって機体に繰り返して応力がかかったり、あるいは飛行の度に繰り返される気圧や温度の変化によって、長い間には機体のどこかに亀裂が入ったり、外板の強度が下がるといったトラブルが出るのは事実です。過去にはこうしたことが原因で、当時としては原因不明とされた突然の空中分解と墜落に至ったこともありました。
 しかし今日では、「繰り返し応力による金属疲労」については解析が進み、設計に取り入れられるとともに、これらは定期的に検査されていますし、出発の直前にも整備マンやコクピットクリューの目で確かめられてもいます。

 あとはエンジン、最近では4基のエンジンを搭載したB747(ジャンボ)のような機種は減り、長距離便でさえ2基のものが増えてきました。これはひとえにエンジンの信頼性が上がったということに他なりません。ただ、信頼性とは飛行時間とその間に発生するトラブルの統計的な確率をもとに算出されたもので、これによって整備のサイクルを決めていますので、その間絶対に大丈夫とも言えないかもしれません。

 しかし驚かないでください。2基のうち1基が停止したとしても飛行も着陸も十分に出来ますし、2基とも停止するという確率はそれこそ宝くじの一等当選の確率の数百倍にも達するでしょう。
 もちろん過去にはそうした例がないこともなく、極端で珍しい例としては、火山の近くを飛んだB747のエンジンが火山灰を吸い込んだ結果一度に4基全部のエンジンが停止してしまったといった事故例はありましたが、これとて回復操作によって再始動出来て、無事飛行を続けています。

 とにかく、大気はとても不安定でけっして均一なものではありません。しかも、高速で飛ぶ現代の旅客機にとっては、空気もまた大変硬い物質になってしまいます。 プールにお腹から飛び込んで水の硬さを体験されたことがあればそのことがお分かりになると思います。

 まあ、ルームアテンダントが聖書を片手にコクピットに向って走って行かない限り、現代の旅客機は大丈夫な乗り物です。これでいかがでしょうか、umari様ご自身の安定感のほうは。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!
とても分かりやすかったです。

飛行機ってかなりしぶとい(笑)乗り物なんですね~。これで安心して出発できそうです!

お礼日時:2006/04/11 17:46

>ここで、再度ゾーっと(笑)


>こんな場合の「揺れ」はどんな感じなのでしょう?
 うーん……。
 実際のところ、今この世に生きてる人でこんな体験をした人は、おそらくそう多くないだろうと思います(笑)
 しいていえば、身体が宙に浮いてデタラメに振り回される感じ……でしょうか。よく分かりません。
 まぁ、総合計重量400トンの物体が時速800キロで空を飛んでるわけですから、人為的ミスが起こるか、もしくは横から数千トンの力がかかるようなカタストロフでもないかぎりありえないと思いますけど(^_^;
 最新機種は翼の安定性能を補助する機械式ダンパーも積んでますし。
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この回答へのお礼

再度の回答、ありがとうございます!

機内が洗濯機を回したようになった状態…と思えばいいですね。確かにそんな経験は一度もありません。
最高で震度4という感じでしょうか。

それほどまでにレアなケースということですよね。
(…すみません、どうしても自分の言葉でイメージできないと、納得できないタイプなもので)

お礼日時:2006/04/11 17:36

他の方もおっしゃっていますが、事故が多いのは離陸後3分、着陸後8分のいわゆる「魔の11分」だそうです。



>どうか私に分かりやすくイメージさせてください。
>ジェットコースターのように胃がふぅっとなったり、

飛行機はたしかにストン!フワッ!!というのが来ることがありますが、でもジェットコースターのように頭から突っ込むように落ちはしませんよね?
基本的にはだいたい水平に上下します。
水平のままストンと落ちたり、また上がったり。

つまり、風に乗っているのです。トンビやカモメのような鳥のように。
滑空する鳥も、横から見たら上下しています。
鳥は小さいから高度の違いが目立たないけど、飛行機は体が大きいもので、揺れも規模が大きくなるのです。
中に入っている人間の感覚からすると、上下の幅が大きい。

飛行機は真空の宇宙空間でなく、大気の中を飛んでいる。
バランスが取れている限りは高度が落ちたり上がったりしても大丈夫。
何かが爆発したり部品が吹っ飛んだりしない限りは。

と、私は考えています。

イメージですから、科学的な考えではありませんよ(^^;


ちょっと話が違うかもしれませんが、「ジェット気流」で過去の話題を検索してみてください。
揺れて怖いとか、怖くないとかいう話がいろいろあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!

おバカで恥ずかしいのですが、教えていただいた「魔の11分」の間は、いつも大爆睡しておりました。
そのくせ目が覚めたあとちょっと揺れると、ひぃ~と泣きべそをかいていた次第です。

>>風に乗っているのです

洗濯物が風にゆれ、はたはた揺らめいているのを
イメージすることにします。説明、助かりました!

…あ、でもうちの洗濯物はいつも数枚庭に落ちている(笑)

お礼日時:2006/04/11 17:31

エアポートものの映画がすきですが、たいてい片肺(エンジンが1基故障とか)でも飛べるので、墜落はあまり心配していません。


最悪、車輪がでなかったとしても空港への不時着なら、大丈夫だと考えています。

エアポケットにおちて人が浮き上がるのは怖いですが、その時トイレなど席を立っているかのタイミングまではコントロールできないので、これもあまり心配していません。

むしろ昨今事故が多い航空会社を選んで、遅延などが起こる確率のほうを心配します。
ハインリッヒの法則(1:29:300の法則)が本当になって、大事故がおきなければいいのですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

むしろ、気流の関係で多少揺れることなんかよりも、
教えてくださったハインリッヒの法則通りになるほうがよっぽど怖いことなんですね…。勉強になりました。

明後日はルフトハンザを利用します。事故の少ない会社と聞いているので、かなり落ち着けました。
元気で行ってきます!

お礼日時:2006/04/11 17:23

同じく飛行機が怖いけど旅行好きの者です。


恐怖心って理屈じゃないんですよねぇ~。
以前、機内サービスの飲み物がこぼれるほどに揺れた時隣に座っていた方から「揺れていてもスッチーが余裕の顔をしていれば絶対大丈夫」と言われてそれから随分気が楽になりました。動揺を顔に出すCAなんて居ないのかもしれませんがそれからは揺れるたびにCAの顔を見て「大丈夫」と自分に言い聞かせています。
後は必ず搭乗前にビールを飲んで頭をシェイクしてから乗るようにしています(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

>>ビールを飲んで頭をシェイク

すみません、爆笑してしまいました。
そう、頭をどんなにシェイクしても首からもげる
ことはないですもんね~。飛行機もそうだと信じて
私も大酒食らって、頭をシェイクしてから乗る&寝ることにします。

お礼日時:2006/04/11 17:18

確か、死亡につながるような飛行機事故というのは、


ほとんど離着陸時に発生していると、テレビでやって
いたと思います。
ですので、私は毎回、離陸の時と着陸の時だけドキドキ
しています。

鉄の塊ですが、飛行機です。
空高く飛んでしまえば、翼がある限り、即墜落、なんて
ことはないでしょう。
墜落前に持ち直しますよ、きっと!

飛行機事故は大きく報道され、頻繁に起きているように
感じますがが、質問者さんが仰る通り事故率は大変低い乗り物です。
ゆったりとした気持ちで乗ってくださいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

そう、頭では分かっているのですが、実際に揺れると
「クルーは冷静なふりをしているが、実はかなり大変な事態なのでは?」と体が、というか気持ちが勝手におびえてしてしまうのです…とほほ。

それで、揺れをふだん体験している何かに例えることで安心したかったというか…。

明後日は、のんびりゆったりと乗れるようガンバリます!(何をどうがんばるかは未定ですが…)

お礼日時:2006/04/11 17:15

自衛隊機(仕事で乗らなければならない民間人もいる)はすごいそうです。


それでも人員輸送機タイプが落ちた話は聞いたことがありません。
最近はJRの方が危なそうだし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

自衛隊機は、すんごい揺れるんですね? 我が家のすぐ上も自衛隊機が飛んでいますが、確かに近所に落ちたとう話は聞きません。揺れても飛行そのものには関係ないということですね。

揺れても落ちない…揺れても落ちない…。
今日と明日はそう言い聞かせて床につくことにします。

お礼日時:2006/04/11 16:53

 おっしゃってるのは要するに、日常では絶対にありえない、いわゆる「縦揺れ」だと思います。


 アレは怖いって人多いんですよね。

 えとですね。
 実をいうとあの縦揺れは、「落ちないように」揺れてるんです。

 飛行機というのは、エンジンが止まっても翼さえ破損していなければ自力で安定できるよう、「安定特性」というものを持たせてあります。
 このような特性のため、乱気流の状態によっては、

1.落ちないように加速する
2.加速するために高度を落とす
3.加速がついたから高度を上げる
4.高度が上がったため速度が落ちる

 という運動を細かく繰り返すことがあるんです。機械が故障してもちゃんと浮いていられるよう、翼が自分でそういう運動をするんです。
 #1の方の参考URL内では「自動車の揺れと同等程度」と書いてありますが、残念ながら実際には自動車よりも大きく揺れます。
 でもそれは、翼の安定特性が正しく働いているからです。

 ようするにピッチング振動といったようなモンですが、これがもし安定性不足によって落下しているために起こるものであれば、加速度感まで加わってかなりオソロシイ体験になります。

 ゆえに、一定のリズムで振動しているうちは大丈vです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

多少の揺れは、飛行機がしっかり働いているからなんですね。勉強になりました。

・・・ですが、最後の部分の

>>>安定性不足によって落下しているために起こるものであれば、加速度感まで加わってかなりオソロシイ体験になります

ここで、再度ゾーっと(笑)
こんな場合の「揺れ」はどんな感じなのでしょう?
ふつーに揺れる場合とそうでない(ヤバイ)場合の
揺れの違いが気になります。ジェットコースターで一気に落下するくらいの体感なのでしょうか?

お礼日時:2006/04/11 16:47

同じような質問がありました。


参考にしてください。

揺れは ガタンコトンと同じ以下ではないでしょうか?
私はそう思ってます
道がないところを走ってますから
気圧等の関係で 上下するのは仕方がないでしょうね。

http://www.jair.co.jp/qa/qa.html

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1129575
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
検索したつもりだったのですが、重複した質問になってしまい、失礼いたしました。参考のHPも拝見しました。

>>揺れは ガタンコトンと同じ以下ではないでしょうか?

この言葉、すごくうれしいです!
そうか~「たいしたことない」んですね!
これであさっての搭乗へのプレッシャーがかなり少なくなりました。(次は国際線なんです)
ありがとうございました!

お礼日時:2006/04/11 16:41

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