家・車以外で、人生で一番奮発した買い物

国民一人あたり数百万円?と言われている日本国の借金ですが、どこに借金しているのですか?またどうしてそんなに借金が増えているのでしょうか?知らぬ間に借金大国の国民になっていたようなもので、どうも腑に落ちません。

A 回答 (8件)

実際の経緯としては、収入以上の支出を借金(国際)や預かり金(郵便貯金・社会保険等)で賄ったためです。



根源的な問題としては、戦後政府財政スタートした時点では、人口構成は正ピラミッド型であり、次々に稼ぐ人間が増えて行ったが、養われる人達が少なかった構造があります。
例えば年金では、その時点では少ないお年寄りに、積み立てしていないのに急に年金が支払われるようになり、徴収される側も「将来はあれだけ手厚く支給される」と言う事で納得できた訳です。
その他の支出に関しても、支払い先を考えるのが役人の仕事と言うほど、経済の急発展に伴って税収が増えた時点がありました。
少子化が目立ってきた時点でそういった事を考えれば、将来に備えて色々な支出にブレーキをかける必要があった訳ですが、誰もが自分の「利権」と言う事でしか物事を見ず今に至ってしまったのが実情です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

政府は国民をあてにし、役人に先見の目がなかったこと
も原因なのですね。
養わなければならない人が増えている(ニートや社会的弱者)のに、借金をしている日本のこれからがとても心配です・・・どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/05/11 17:39

1.)


 日本国が国債を発行、それを郵便貯金や一般の銀行・個人(信託銀行の国債ファンドなども含みます。)が買っています。

2.)
 景気には、好景気と不況の波があります。
 昔の政府は、この経済の動きに基本的には関与しませんでした。
 
 しかし、世界恐慌(大不況)のとき、ある経済理論を元にアメリカ政府が経済に介入しました。
 その理論は、不況になったとき政府が国債を発行し、そのお金で公共工事を行い消費を増やし、デフレを抑えることで景気を安定させ回復させる。景気回復すれば公共工事を減らして、景気回復で増えた税収で不況のときに使った公共工事の国債を返済するというものでした。

 戦後、日本政府はこの理論にしたがって、不況になった時、公共工事を増やしましたが、好況になっても増やした公共工事を減らすことがなかなかできず、再度不況になると、また公共工事を増やしました。(国民の多くも歓迎しました。不況よりは好況がいいですから。)

 更には景気が悪くなりかけただけで、公共工事を増やせということで、景気が悪くなくとも国債を発行して公共工事をするという状況が、普通になってしまいました。
 道路などの建設は経済を活性化させ、税収が伸びるので国債はそれで返すことが出来る(建設国債)という理屈です。

 つまり、戦後日本は国債発行によって消費を拡大し、好景気を続け国民も豊かになり続けたわけです。

 その後の結果は、皆様のご指摘の通りです。

 借金によって好景気を続けると言う政策が破綻したのが現在の状況です。

 
 参考:財政投融資

 財政投融資は、社会保険や郵便貯金で集めたお金をどう運用するかを決めているものですから、国の財政赤字とは直接関係ありません。(国債を買っている分については、安易に国債発行できたことで、理由の一つかもしれません。)
 ただ、このお金を貸し付けている相手が官僚の天下り先となっていたりして、民間の銀行と同じような不良債権査定をすると、30パーセント以上の不良債権率という人も居ます。(国としては、誰もしらべていないと思います。)
 この不良債権は、国の隠れ借金となっていますから、現在の国債残高にプラス(50兆円くらい?)されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

経済というのは難しいとつくづく思います。
好景気の方が良いに決まっていますが、国民もあまり
欲張らず、政府に景気を回復してもらおう等と考えず
地道でもしっかりと地に足のついた生活をしていく事
が大事だと思いました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/05/11 17:45

日本の産業は勝ち抜け 儲けに儲けた。

結果、アメリカとの貿易摩擦が起き、日本はバブルに突入するはめになる(金利を上げたくても、アメリカの状況、意向から金利を上げる事ができなかった)&アメリカからとにかくお金を使うようにと指令が出て、で日本各地に何でもかんでも作る事になる。
その後バブルがはじけても、動き始めた大型プロジェクトはそうそう止められる訳もなく、どんどん無駄な浪費をし続ける事になる。

(これはアメリカの描いたシナリオという事ではなく、アメリカの抱える政治のフラストレーションが、場当たり的に日本に向けられる事が多く、その要求を日本が呑み続けてきた結果という事です。かといってアメリカというのは「勝つまで麻雀をやめない人」である。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

日本がアメリカに右往左往されずに一国として
自立出来する事が先決ですね。降りたくても
降りる事が出来ないのでは、ゲームではなく
強制だと思いました。どうも有り難うございました

お礼日時:2006/05/11 17:49

・どこから借金しているのか、それは未来の日本国民からです。



・どうして借金が増えているのか、これは不況だけれど行わなければならない公共事業を年度予算内でやらなければならないから。不況で税収(公会計の歳入)が落ち込んだためです。プライマリバランスの回復のためには少しでも早く赤字国債(特別国債)の返済が終わるといいですね。

 でも幸せなことなんですよ。日本の債権者は日本国民なんですから。アメリカの場合、その他南米などだと、よその国が債権を買いささえているから、財政破綻したら国家レベルでの「財政再建団体」になってしまうと、そういうことです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

日本は日本人が頑張れば、赤字を無くせるから、まだ幸せ
なんですね。
役人が一般人より待遇がいいことをテレビで報道されてい
るのを見ると、国民が頑張っているのだから、役人も皆が
自重すれば、無駄に税金を使われることもなくなるんだろ
うにと思ったりします。どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/05/11 18:03

http://www.nta.go.jp/category/gakusyu/hatten/pri …

上記のグラフを見れば、発行額が増えた時期がいつかはわかります。

宮澤喜一1991年11月5日~
細川護熙 1993年8月9日~
羽田孜1994年4月28日~
村山富市1994年6月30日~
橋本龍太郎1996年1月11日~
小渕恵三1998年7月30日~
森喜朗 2000年4月5日~
小泉純一郎 2001年4月26日~


建設国債は平成4年(1992年)から急増しています。
宮沢内閣ですね。
赤字国債は平成11年(1999年)から急増しています。
小渕内閣です。財務大臣は宮沢喜一です。

建設国債急増はバブル崩壊による経済を支えるための公共事業への大量資金投入。
赤字国債は、消費税を5% にあげた結果、経済がどん底になったので、それを支えるためのものだったと記憶しています。

どちらも宮沢喜一がからんでいます。
彼は、財政当局が税金をつぎ込むことで経済を立て直そうという思想でした。先日のインタビューでは、一切の効果がなかったと反省していましたね。
竹中の方法は全く逆で、公共事業など税金投入ではなく、金融の不良債権を減らすことで健全化させようというものでした。成功しています。

その後は、借り換えや、利払いで火だるまになっています。

国債発行当時から、マスコミではその事実は報じていましたよ。
田舎に美術館をつくったり、派手な観光施設をつくったりしました。みんな喜んでいました。
今は大赤字で逆に地方を苦しめていますが。

国民は、税金は他人の金だと思っているので、税金を使うのは喜ぶけど、取られるのは損した気分になるようです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

一部の政治家の判断ミスが国民の生活を脅かされるのは
たまった物では有りませんね。税金の使い道は国民がどれだけ関与できるのか知りませんが、もっとまともな人間が政治家になれば少しは変わるのかもしれませんね。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/05/11 18:08

おはようございます。



私は財政投融資が最大の原因だと思います。

ご存知のように、最大の金融機関、郵便局に預けられた莫大な預貯金が、各種特殊法人に流れることです。

この財政投融資は、国会の予算審議にかけられることなく各特殊法人に流れていきますので、その経理が乱れたものになるのは当然です。

そのシステム上の欠陥もさることながら、各天下り役人が何ら責任を取ろうとしないモラルの問題も大きいと思います。そういった無責任な役人を見て育つと、後輩の役人にも同じ体質が受け継がれるのは自然な成り行きです。

この財源をストップさせ、借金を少しでも増やさないようにしようとしているのが小泉さんです。この点に限って言えば、私は彼を評価しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

無知なので他の皆様のご意見もそうですが、とても勉強になります。財源が小泉さんの改革で本当にストップされまともな政治になるように、関心を持っていこうと思いす。どうも有り難うございました。

お礼日時:2006/05/11 18:15

他の国になくて日本にしかない不思議な制度としてサラリーマンの源泉徴収というものがあります。

これによって高度成長期やバブル期に打出の小槌よろしく膨大に膨れ上がる税収の使い道に困った役人がいろんな箱物を作ったり役人を増やしたり特殊法人を作ったりしてどんどん大きな政府を作ってしまいました。これは成長期には必要だったかもしれません、しかし安定成長期に入った国家には重荷になって当然です。ましてバブル崩壊後の税収の落ち込みを借金で埋める政策を何年も続けていたらそれは当然といえば当然の帰結ですね。最初に言ったように日本独自の源泉徴収制度の功罪の罪の部分ででサラリーマンは納税感が薄く、したがって税金の使い道である政治にも興味がありません。これは昨今の投票率の低下をみるにつけ明らかです。
もともとこの制度は昭和12年日中戦争の戦費を効率的に生み出すために生まれた制度で、その結果当事の高級官僚(軍指導部)の好きなようにされてしまい、結果悲惨な敗戦となりましたね。翻って現在、すでに国の借金は終戦直後と同じレベルになってしまいました。終戦直後に起こったハイパーインフレで国は借金を帳消しにしてしまいましたが、現在も同じことが起こらないと誰が言えるでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

源泉徴収されていますね・・・。自分自身も納税感が仰うように薄いです、反省。取られる物は仕方がないか程度でやってきた国民も少なくないと思います。知らぬが仏でやってきたつけが回ってきているんですね。ハイパーインフレについて、調べてみようと思います。どうも有難うございました。

お礼日時:2006/05/11 18:23

簡単なことです。


収入以上の支出をどんどんしてきたからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

国民の政治への関心の薄さがそれを許してきたし
権力者たちの国民への誠実さの薄さも問題だと思い
ました。どうも有り難うございます。

お礼日時:2006/05/11 18:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!