ギリシア語の r がどこの経由言語で l になるのかなぁと疑問に思うと同時に、そういった現象って多いのか少ないのかなぁと思いました。

具体的には、ラテン語 prunum (ギリシア語から移植)
ギリシア語でもやはり r を使っています。

ところが、ドイツ語 Pflaume
英語   plum

r と l を区別するシステムを内在する言語でもどちらかを偏愛するものもあるんでしょうか?

ポルトガル語は r と l を区別するのに pla- が pra- に変わっていたりします。

ギリシア語をラテン語に持ってくるときは、忠実に再現したと思うので、そこでは r から l への変化は少ない予感がします(いい加減な予想ですが)。エトルリア人が介在して少し変わった、とか読みましたがそれはガンマをcに割り当て、しかも発音をカ行にしたということだし、r/lはエトルリア人は関係なさそうです。

中欧の言語はまったく私には暗いので、そこに秘密が隠されているような予感がします。

どうかとりとめのない質問ですが、よろしくお願いします。

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A 回答 (3件)

こういう現象を「異化(dissimilation)」と呼ばれますが,もっとも典型的な異化が r と l の交替なのです。



この二つの音は異なる音であると同時に,「流音(liquid)」という一つのグループにまとめられるほどよく似た音でもあります。

さてご質問の件ですが,たしかにギリシア語からラテン語へ入ったときには r は r として保持されましたが,その後,多くのラテン語で l に変化します。たいていの場合(例外はあります),すぐ近くに r があって,連続して同じ音を出すのが面倒,という理由によります。

ラテン:arbor > 西:arbol, 伊:albero
ラテン:peregrinus > 仏:pelerin, 独:Pilger

英語の galamour も grammar から来ています。

逆に l > r もありますし,n > l, t > k などの変化もありますが,これは rikenium さんご自身がお調べになる楽しみのとっておきましょう。
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この回答へのお礼

異化というんですか!!!^-^しかも典型的だったんですか!!!liquid流音ですか。新しい概念がいっぱい覚えられました。

さっそく課題を頂戴いたしましたのでトライしてみました。伊 azzurro 仏 azur 西 azul 葡 azul これなんかはラテンのrがピレネーを越えてlに変わる例で、逆が plaisir (仏)がprazer(ポ)の例、いまのところこれだけであとは宿題として楽しみにとっておきます(笑)

本当にいい先生ですね。

お礼日時:2006/04/12 19:28

私もスペイン語、ポルトガル語の比較で同じような疑問を持ち、以前ここで質問したことがあります。

その時はNsuikaさんの回答のような明快な説明は得られませんでした。回答ではなく便乗質問になるかもしれませんが・・・

スペイン語 ポルトガル語 ラテン語
plato prato    platus
blanco branco blanc(k)高地ドイツ語?
placer prazer    placere
playa praia plagia
plazo prazo placitum
plata prata plattus
plaza praca(Cヒゲあり)plattea

問題はすべての単語にR/Lの交替が発生するわけではないこと及び上記の単語ではrの重なりを嫌ったわけでもなさそうです。依然として疑問が残ります。
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありませんでした。実を言いますとmartinbuhoさんと同様にまだ疑問が完全に解消したわけではありません。が、1さんの助けで大分前進できました。まだまだ粘り強く考えていこうと思っています。

お礼日時:2006/04/19 17:08

#1です。

まずは訂正。
多くのラテン語で > 多くのロマンス諸語で
英語の galamour も > 英語の glamour も

さて,異化の中で「近くに似たような音があるのがいやだ,こっちは別の音に変えよう」というのを,特に隔離異化と呼びます。つまり,異化にもいろいろあるってことです。

ほとんどの異化が隔離異化と呼ばれるものなのですが,例外もあります。流音のうち,r と l を比べると,どうやら r の方が普通というか楽というか,無標の存在らしいのです。

世界中の言語を見ても,r はあっても l のない言語や,r と l 両方ある言語はあっても,r はないのに l だけあるという言語は少ない。どちらかといえば l より r が好まれる,ということはあるようです。

それに,子音連続自体もどちらかといえば有標の(つまりちょっと変わった)構造です。これの合わせ技で,「子音+l」は少なくなりがちです。たとえばフランス語では「vr+母音」はたくさんありますが,「vl+母音」は間投詞一語だけです。

ポルトガル語の場合はそれが他のロマンス語よりもちょっと強くでているように思います。どうでしょうか,l > r はよく使われる単語に多くはありませんか? 隔離異化でない状況で,r > l はありますでしょうか?
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この回答へのお礼

ポルトガル語についてはよくわからない(単語力以前の問題です)ので、隔離異化かどうかわかりません。が、とても勉強になりました。一歩も二歩も前進できました。これからもこの件を注意深く考えていくつもりです。

お礼日時:2006/04/19 17:10

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色々と条件提示して大変恐縮でありますが、どうかご回答いただけますようお願いいたします。

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ドイツ語 (die) Autosuggestion (ディ)アウトズゲスティオーン

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気概
ラテン語 animus アニムス または mores モーレース
ドイツ語 (der) (starke) Geist (デア)(シュタルケ)ガイスト ※ der は定冠詞
「(その)(強い)心・精神」ということ

思い込み・自己暗示
ラテン語 名詞 (ad)monitus sui (アド)モニトゥス・スイー/ 動詞 suum (ad)monere スウム・アドモネーレ
ドイツ語 (die) Autosuggestion (ディ)アウトズゲスティオーン

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