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簿記の勉強をしています。

商業簿記「株の発行」の項で額面株式と無額面株式があるのですが、この違いは何でしょうか。両方同時に発行する利点はあるのでしょうか?

「株価が下落すると、株主に迷惑がかかる」と教科書に書いてあるのですが、実際企業にとって自社の株価の下落はどんな悪影響をおよぼすのでしょうか?

初歩的な質問ですが、よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

平成13年の商法改正で額面株式は、なくなりました。

今までほとんど意味のない「額面」が存続していたのが不思議なくらいだと言われています。 
 沿革的には、額面額を発行済み株式数で掛けた額が資本金とされていました。これが昭和25改正前の話です。昭和25年改正で、無額面株式が認められました。資本の決め方も実際の株式の価格(額面よりかなり高いのがふつうです。)に発行済み株式数を掛けた額になりました。額面は、単にこれ以下では、発行できない、また、少なくとも額面額だけは払い込まれた程度の意味しかなくなりました。
 額面株式でも無額面株式でも同じ株式数なら内容は、全く同じです。
 株価の低迷は、以下の不利益があります。
 会社が資金を調達するのには、新株発行という手段があります。株価の低迷は、会社に対する評価が低いことを表していますから、新株を発行しても購入されにくいことになります。会社は、体面上新株発行するとすべて売り切らないと困ります。ですから、株価が低迷していれば、事実上新株発行による資金調達は、困難です。
 また、株主は、所有している株式を売ることで、利益を得られます。買った値段よりも株価が低くなれば売るだけ損します。
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