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 日本語を勉強中の中国人です。日本語の参考書を読む時に、「カードを使って引き出すほうがかんたんです」という文が目に止まりました。そこで長年すっきりしていないことを思い出し、皆様のご意見をお聞きください。

 日本語の教科書で習ったのは「~したほうが」という構造ですが、「~するほうが」もあちこちでよく見かけるような気がします。上記の「引き出すほうが」がまさにこの一例です。そこでお伺いしたいのですが、「~したほうが」と「~するほうが」は日本の方にとっては、二者のニュアンスを意識して使い分けておられるでしょうか。「~したほうが」の構造の中で、「た」は何のため入れたのでしょうか。私はこれまで、わけも判らず「しかたがない、ルールなの」と丸暗記しています。以前どの質問かのきっかけで動詞の過去形にしたほうが、丁寧に聞こえることにも少し触れたような感じです。そうでしたっけ?「~したほうが」の「た」は過去形の「た」ではないような気がします。GOOGLEでも検索してみたのですが、両方とも相当の件数があり、その違いがよく分かりません。ご存知の方、ぜひともご知恵をお貸しくださいませ。

したほうが 2,350,000 件
http://www.google.com/search?hl=ja&newwindow=1&q …

するほうが 1,550,000 件
http://www.google.com/search?hl=ja&newwindow=1&q …

 自然な日本語で文章を書きたいと思っていますので、よろしければ質問文の添削もしていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

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A 回答 (12件中1~10件)

外国人への日本語支援ボランティアをしているものです。


私もよく判りませんので、くろしお出版の「日本語文型辞典」を調べてみました。見出し語「Vほうがいい<忠告>」で載っていましたよ。以下引用します。ただし例文は省略します。
(引用の始まり)
よいと思われることを述べて、聞き手に対して忠告やアドバイスをするときに使う。動詞の辞書形・タ形・否定形に付く。
辞書形を使っても、タ形を使ってもそれほど大きな違いはないが、聞き手に強く勧める場合にはタ形を使うことが多い。例えば、現在風邪をひいている人に面と向かって言うような場合には「V‐たほうがいい」が使われる。ただし、否定形は常に「~ない」の形で用いられ、「~なかったほうがいい」という形は使うことができない。
(引用おわり)
上記の他にも「~ほうがましだ<選択>」、「~ほうがよかった<後悔>」という見出し語の文型についても記述がありますが、内容は省略します。ご参考まで。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。聞き手に強く勧める場合にはタ形を使うことが多いのですね。とても助かりました。非常に参考になりました。
 外国人への日本語支援ボランティアをしていただき感謝しております。心より尊敬いたします。

お礼日時:2006/04/20 22:38

No.8 です。



この質問を見て、「~したほうが」と過去形になるのは仮定法が過去形になるのと同じ理由だと思ってあのように回答しましたが、「~したほうが」自体は仮定法ではないかもしれません。ただし過去形になる理由は仮定法が過去形になるのと同じ理由だと思います。

> 「仮定形と過去形が同じ表現になる」英語の具体的な文例を提示していただけないでしょうか。

仮定法の典型的な文例に、「もし私が鳥だったら、あなたのところに飛んでいくのに」というのが有ります。英語では「If I were a bird, I would fly to you.」といったと思います。

私が鳥である可能性は0ですが、一般に可能性が低い場合に過去形を使います。「~したほうが」と「~するほうが」の使い分けも、それをする可能性が高いと考えるか低いと考えるかによると思います。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。過去形になる理由は仮定法が過去形になるのと同じ理由なのですね。#8とあわせて非常に理解しやすい視点からのご回答だと思います。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/24 11:10

すみません!


以前投稿したNo9です!
この投稿で書き込んだ用法は間違っていました。

正しくは

~するほうがよい → 比較
~たほうがよい  → アドバイス

たとえば同じような文でも
「出席日数がたりないのだから、学校へ行く方がよい」
意味:行かないよりは、行った方がよい(比較)

「出席日数がたりないのだから、学校へ行った方がよい」
意味:(アドバイス)

となります。



ただし、これは日本語教育上のもので
たとえば、
「切符買うより、スイカ使った方が楽だよね~。」
のように、比較で「~たほうが」使うこともあり
「自然か、不自然か」でいったら、
これもまったくもって自然な文章です。

ですが、上の例文のように、若干のニュアンスのズレがあります。
ですから、アドバイスなら「~たほうがいい」を使った方が、より自然な文章になると思います。


間違いを書き込んですみませんでした。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。
 比較とアドバイスの違いなのでしたね。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/24 10:34

こんにちは。

日本語の勉強,ほんとうに熱心になさっていますね。いつも敬服します。
質問文の表現で,重箱の隅をつつくようなことなので,もしかすると,書き間違いで,そのことにすでに気づいておいでかもしれませんが,

>皆様のご意見をお聞きください。
ここは明らかに「お聞かせ下さい」でなければなりません。
「聞く」のは質問者=awayuki_chさん,「聞かせる」(使役)のは質問を読んで回答するひと,です。
「お聞き下さい」では,皆様(回答者)?が「聞く」ことになってしまいます(「聞いてください」という意味です)。

また,この文の前の部分との関連でみると,

・そこで長年すっきりしていないことを思い出し、皆様のご意見をお聞きしたいと思いました。
とか,
・そこで長年すっきりしていないことを思い出したので、皆様のご意見をお聞きかせください。

などとしないと,流れがつながりません。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご丁寧に指摘していただき誠にありがとうございます。最近、「お聞かせください」を使う時に注意しています。「~をお聞かせください」の形にしなくちゃと、「~を」の箇所に気を付けすぎ、却って「お聞かせください」の箇所、書き間違えました(泣)。「お聞きください」と「お聞かせください」の違いが分かりますが、指摘していただきとても嬉しいです。
 本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

お礼日時:2006/04/24 10:19

えーと、昔授業でやったんですが、


そこのプリントなくして、うろ覚えです。
たぶん、あってると思いますが…。

~したほうがいい → 一般的な考え

~するほうがいい
 → 発話者(話している人)の経験にもとづく

あなたの挙げた例で見るなら、
「引き出すほうが早いよ」というのは個人的見解で、
「引き出したほうが早いよ」と言うのよりも
一般性の面で劣る…。と言う感じです。

特に意識して使い分けている人はいないと思いますが、
日本人は無意識には使い分けてると思いますよ~。


また
動詞を過去形にすることで丁寧にする、と言うのはその通りで、過去形(タ形)にすることで、その表現を和らげることはよくあります。

質問文についても添削して欲しいとの事ですが

>以前どの質問かのきっかけで動詞の過去形にしたほうが、丁寧に聞こえることにも少し触れたような感じです。

という文章は若干違和感がありますね。
『以前、何かの質問がきっかけで、「動詞の過去形を使った方が、丁寧に聞こえる」と言うことに(も)触れたことがあります』
としてはいかがでしょう?
(最後の「感じです」をどういう意図で使ったのでしょうか?)

それでも、あなたの日本語は大変素晴らしいです!
外国の方が自分の国の言葉を一生懸命勉強してくださるのは、本当に嬉しいことです。
これからもがんばってくださいね!

この回答への補足

>『以前、何かの質問がきっかけで、「動詞の過去形を使った方が、丁寧に聞こえる」と言うことに(も)触れたことがあります』
としてはいかがでしょう?
(最後の「感じです」をどういう意図で使ったのでしょうか?)

 最後の「感じです」の箇所なのですが、もともとは、「ような気がします」と書きました。「はっきり触れたという確信がなく、もしかして触れた、うろ覚え、なんとなくの感じ」という意味を表現したかったのです。質問文の第二段落ですでに何回も「ような気がします」を使ってしまったので、ほかの表現に替えようと思って、「感じです」にしました。やはり不自然でしょうね。

『以前、何かの質問がきっかけで、「動詞の過去形を使った方が、丁寧に聞こえる」と言うことに触れたことがあります』の添削文だと、文末の箇所、私の意味とちょっと違います。

 文末で「ような気がします」を使わないなら、ほかに解決方法はありませんか。「ようです」はいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。

補足日時:2006/04/24 10:05
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。
 日本の方は無意識に使い分けておられるのですね。
 また、質問文の添削に感謝いたします。指摘なさった箇所がまさに書き方に困っています。例文を書いていただきとても助かりました。
 応援していただき本当にありがとうございました。頑張ります!

お礼日時:2006/04/24 09:56

仮定形と過去形が同じ表現になるのは世界中の言語で共通な性質だと聞いたことがあります。

私は英語と韓国語しか知りませんが両言語ともそうです。中国語ではどうなのでしょう。

これらが共通の表現になる理由は以前NHKの英文法の講座で解説していました。つまり過去形というのは今現実に目の前で起こっていることを言うのではなく、遠くの方のぼんやりとしたものを思い出しながら言うものですが、仮定形も実際に起こるかどうか不確かなものを、はっきりしないまま表すものなので同じ表現を使うということです。

「~したほうが」と「~するほうが」の使い分けですが、より仮定の度合いの強いもの、本当にそうするかどうかわからないが、万一すればという場合は過去形の「~したほうが」、することがかなり確かな場合や単純にAならBという場合は「~するほうが」を使うということになると思います。

この回答への補足

 仮定形と過去形が同じ表現になるのは世界中の言語で共通な性質でしょうか。興味深いお話です。

 私は英語も少し分かります。おっしゃった仮定形と過去形が同じ表現になるのは英文法のどこの話でしょうか。「You had better+v」のことでしょうか。「if」のSubjunctive moodのことでしょうか。それともほかのことでしょうか。

 申し訳ありませんが、「仮定形と過去形が同じ表現になる」はどの文法のことなのか、よく分かりませんので、中国語はどうなるのか、答えさせていただくことが出来ません。よろしければ、「仮定形と過去形が同じ表現になる」英語の具体的な文例を提示していただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

補足日時:2006/04/21 09:24
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。仮定の度合いの視点でのご回答はとても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/21 09:14

失礼しました。

NO5です。誤字をを訂正します。
自制 → 時制
加えるますが → 加えますが
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この回答へのお礼

 はい、了解いたしました。
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/19 01:25

二者択一的な場合もあります。



助動詞「た」を使う日本人のこころは「確認の気持ち」にあります。この確認の気持ちをさらに分析的に細かく分けると過去・完了・存続・詠嘆・決意・命令・仮定などに分けられるということです。

一方「する」は動詞そのものですから、その動詞の意味から上記「た」の意味を除外したものになります。
したがって、「~したほう」は「~するほう」に置き換え可能ですが、その逆の「~するほう」は「~したほう」に置き換えできない場合があることになります。

「~したほう」にできない場合をちょっと考えてみました。
 麺を出すよりお湯を沸かすほうが先だ(順序の問題)
 彼女の好意を期待するほうが無理というものだ(一般性の問題)
 カードで引き出すほうが好き(一般性の問題)
 カードで引き出さない方がよい(一般性の問題)
 ※過去や完了以外の打消しの場合は特に「~しないほう」に決まるようです。この辺にヒントがあるのかもしれません。
また、次の用例は明らかに意味がことなるようです。
 先に手を出したほうが悪い(個別事例の問題)
 先に手を出すほうが悪い(一般性の問題)

以上、すっきりした回答ではありませんがご参考まで。
--実はわたしもよくわからないのです。一緒に研究していきましょう。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「た」には「確認の気持ち」が含まれているんですね。「~したほう」にできない場合の例文もとても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/19 01:21

「カードを使って引き出したほうがかんたんです」の場合は自制を表す文ではなく、それを度外視しても「引き出す」という行為はまだ実現していないのですから「た」が過去であるというのはおかしいことです。

「た」は完了の「た」といった方が妥当です。
「カードを使って引き出すほうがかんたんです」の場合も真理または現在の事実を言っているのですから正しい言い方になります。
自制のある文「明日引き出したほうがいい」「明日引き出すほうがいい」と同様、まったく同じ意味の文です。
普通の日本人は「~したほうが」「~するほうが」を区別して話すことはありません。同じ意味の文と見れば無意識にどちらかを選択しているのが実情でしょう。それだからこそよく似た文でどのように違うのかと尋ねられた時とまどうのです。
最後につけ加えるますが、完了の「た」は時に関係なく、過去でも、未来でも、現在でも使う事ができます。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。「完了」の「た」なんですね。よく分かりました。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/17 16:27

awayuki_chさんの質問に触発されて、辞書を引きました。


「た」は文末で使った場合、
1 過去のことを示す
2 動作の完了を表す
3 動作の実現を促す意を表す、助動詞とあります。

ご質問の場合は、2、3の意味で使われています。

1「~したほうが」と2「~するほうが」の違いですが、
1は事態としての完了を、2は行動する人の意志を対象に話しているのかなぁ、と感じます。
実際には、使い分けられていないでしょう。
目上の人には、2の言い方はしないのかなと(まったく自信ないですけど)感じました。
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この回答へのお礼

 毎度お世話になります。
 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。よく理解出来ました。直感は大変助かりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/04/17 12:15

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よろしくお願いします。

Aベストアンサー

『教師と学習者のための日本語文型辞典』(くろしお出版、1998年、p522)によりますと、「するほうがいい」と「したほうがいい」は、ともに、よいと思われることを述べて聞き手に忠告やアドバイスをするときに使い、大きな違いはないが、聞き手に強く勧めるときは「たほうがいい」を使うことが多い、とのことです。
ご参考までに。

Q「~ほうがよかった」の使い方を教えてください

 日本語を勉強中の中国人です。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2095116
 
 上記質問の#7の方のご回答の中で言及された「~ほうがよかった<後悔>」はどのように使うのか、教えていただけないでしょうか。「~ほうがよかった」を使う例文を書いていただければとても嬉しいです。

 自然な日本語で文章を書きたいと思っていますので、よろしければ質問文の添削もしていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

Aベストアンサー

#8です。
しつこくて申し訳ありませんが、自分の説明がどうも不満足なのでまたおじゃまします。
また皆さん方のご意見も参考にさせていただきながら述べてみたいと思いますので、ご了承くださるようお願いしておきます。

最初に、既に述べましたが、私は「た」を過去形と解釈しておいたほうが理解し易いのではないかと思います。

まずご質問者当初の疑問点をもう一度確認しておきます。
先のご質問は、
【「~したほうが」の「た」は何でしょうか。「~したほうが」と「~するほうが」は使い分けておられるでしょうか。】でした。
「カードを使って引き出すほうがかんたんです」という例文が挙げられています。
「ほうが」=「方が」で【選択】の意味を持つことは納得されたと思います。
そして、「引き出す」という現在形で表現するのは、その動詞の「一般的性質(あるいは効果)」に基づいて選択が行なわれたということでしょう。
つまり、『「カードを使って引き出す」という行為が「簡単」という結果をもたらします』という一般的判断を述べているわけです。

これに対して「引き出したほうが」と言う場合は、
『「引き出した」という既成事実を作り上げたとしても、決して後悔はしないほど間違いなく簡単ですよ。』
という意味で、それほど自信を持って簡単であることを強調していることになるのだと思います。
このような意味で「た」を「過去形」と解釈しておくとわかりやすいのではないかと述べているわけです。
無論、わかりやすくするためだけに言うわけではありません。
「現在」という時制を認識すること自体が不可能(あるいは難しい)という本質があるからです。
なぜなら、例えば「今 ! 」と言った瞬間に「今」という言葉、及び「言ったという事実」は過去になっているからです。
それで現在完了形というものを「発明」したりしているわけでしょうが、紛らわしいものにならざるを得ません。
端的に言うと、人間には厳密な意味で(あくまで厳密な意味で、です)主観的に把握できる「現在」は無い、と思われます。


今回のご質問は、
【「~ほうがよかった<後悔>」はどのように使うのか】という内容です。
様々な観点からの回答がなされていますが、それに対するお礼や補足を見て感じたことを述べてみたいと思います。

1、「ほう」が選択の意味であることは既に述べました。
選択である以上、必ず「~」以外の事柄と比較していることになります。
すでに過ぎた過去の選択について「あの時~しておけばよかった」ということですから、結果として後悔と同義になるわけです。

2、「のに」は、後に続く「実際はそうではなかった」という言葉が省略されていると考えてよいでしょう。
そうでなかった事実を再認識することで、結果として【強い後悔の念】を表現することになります。

「天ぷらのほうがよかった」は、まずいトンカツと比較して「天ぷらという選択をしたほうがよかった」という意味ですし、
「天ぷらのほうがよかったのに」は、後に省略されている「実際は違ってトンカツだった」という「よくなかった事柄」を改めて再認識することによって「より強い後悔の念」を表現していることになります。
「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかったのに ! 」は、「贈り物にするのなら,包装は豪華なほうがよかった ! 」よりも相手(店員など)に対する強い非難のニュアンスが含まれることになります。

ただ、これは他人に対してだけではなく自分で深く後悔する場合でも使えます。
上記の例文は包装をしたのが他人であることが前提になっているので、他者への非難ということになっているだけです。
「映画に行けばよかったのに。」あるいは「映画に行ったほうがよかったのに」は、通常は他者に対して用いられる表現です。
ただ、「今日は時間がたっぷりあったのだから、前から見たかった映画に行けばよかったのに ! また一日家の中でボ~っと過ごしてしまった。本当に私は出不精だなあ。」などという【自身に対する強い後悔】のニュアンスを込めて独り言を言っているような場面では自分自身の行為にも使えるということです。

ですが、たとえば花子さんが牛乳を間違って買ったことでとても後悔するような性質であれば、「あれ? まだ牛乳残ってたんだ。買わなければよかったのに、どうして買ってしまったんだろう。私の記憶力は大丈夫かしら。我ながら本当~に心配 ! 」と言う場面もあるでしょうが、牛乳一つでそこまで自分を責める人は少ないでしょうから、【強く(深く)後悔する】意味を持つ「のに」を使うと不自然な印象を与えます。

もう少し一般的な例では、『「あんなこと言わなければよかったのに」と思い出しては悔やむことがあります。』
という自省の文が挙げられるでしょう。

3、『「ほうが+過去形」で後悔、遺憾などの気持ちを表せることはちょっと理解不能です。』とおっしゃっていますが、このお気持ちは良くわかります。
「あの店のほうがおいしかった」という場合、単に以前行った他の店と比較して【おいしかったという評価】(支持)をしているだけだという解釈のほうが自然だからです。
「走るより泳ぐほうが速かった」
「僕より君のほうが頑張った」
など『比較する事柄(速い・頑張る)が明確になっている場合』も同様です。

ただ、「~ほうが【よかった】」という漠然とした言葉を使う場合、「~」ということの内容を評価しているわけではないのです。
「走るより泳ぐほうがよかった」は、「泳ぐことがよかった」のではなく、「泳ぐという【選択をしたほうが】よかった」ということです。
「僕より君のほうがよかった」は、「君がよかった」のではなく、(意味は同じですが)「君というという【選択をしたほうが】よかった」という意味になります。

つまり、「~ほうが+過去形」ではなく、「~ほうが+よかった」という表現が後悔を表わしている場合が殆んどではないかということです。
【過去に実際にしてしまった選択】と比較して、【そうではない選択】をしたほうが「よかった」と言っていることになるわけですから。

「~ほうがよかった」は、
『~を選択したほうがよかった』
という一連の意味と考えれば良いのではないかと思います。

4、「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってたな~」は、少し意味合いが違います。
「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってた」とすれば、3で述べたように【単なる比較】にすぎません。
後悔の念が含まれているとすれば文末の「てたな~」という、過去に対する詠嘆による効果ということになるでしょう。

「そのスカートよりこっちのズボンの方が似合ってるな~」は、「てるな~」と現在形ですから普遍的な認識としての感想です。
買う前の感想でもよいですし、または、今日はいているのはスカートですが他にズボンも持っていて、そちらのほうが似合うと思う、と相手の人が言っているわけです。

「白の(スカートの)ほうがよかった」は後悔を表わしますから、黒を買ってきた場合でしょう。
自分にものすごく怒る時に「黒のほうがよかったのに!!!」と言うことはできると私は思いますが、やはり、文末が「のに」で終わるのは自然とは言えません。
「ちょっと考えてみればわかりそうなものなのに、どうして気がつかなかったのだろうか ! 黒のほうがよかったのに !!! 本当に私って馬鹿ね !!! 」ぐらいの迫力(または注釈)がないと文章としては不自然に受け取られると思います。

また逆の意味で「~ほうがよかった」という表現を他者に対して使うこともできます。
「もっと大きいほうがよかったのに」というのは通常は相手への非難になります。
これを、やや独り言に近い印象になってしまいますが、「もっと大きいほうがよかった・・・」のような感じで使うと【あまり強くない非難】のニュアンスを出すことができるということです。

#8です。
しつこくて申し訳ありませんが、自分の説明がどうも不満足なのでまたおじゃまします。
また皆さん方のご意見も参考にさせていただきながら述べてみたいと思いますので、ご了承くださるようお願いしておきます。

最初に、既に述べましたが、私は「た」を過去形と解釈しておいたほうが理解し易いのではないかと思います。

まずご質問者当初の疑問点をもう一度確認しておきます。
先のご質問は、
【「~したほうが」の「た」は何でしょうか。「~したほうが」と「~するほうが」は使い分けてお...続きを読む


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