一国通貨であるドルが世界の基軸通貨であることができる理由はなんですか。

このQ&Aに関連する最新のQ&A

A 回答 (3件)

大学の講義ノートを、久しぶりに引っ張り出しました。


「国際金融論」という講義で触れていたので、ご紹介します。

<基軸通貨国であるための条件>
(1) 強大な軍事力の保有
(2) 通貨の交換性
(3) 世界貿易における大きなシェア
(4) 経済大国
(5) 商業銀行の充実
(6) 外国為替市場・金融市場がある

と、まぁ、大まかにこのような条件であろうと思われます。

アメリカ合衆国がこの条件をかろうじて満たしていることから、今現在、ドルが国際通貨としての地位を保てているのではないでしょうか?
(しかし、ユーロが発足したため、今後どうなるかは…)
    • good
    • 0

勤めている会社が、ほぼ100%ドル決済をしている業界に属しているので、既に回答された方の補足というより、その中で実務上、あえていえばどれを意識する事が多いか、という点から回答します。



まず、なんでドルを使い続けているかというと、「商慣習上そうなっている」というのが最大の点でしょう。突き詰めれば、ユーロでも構わないし、円であったらもっと助かるんですが、自分だけユーロや円にしてくれ、って頼んでも、取引相手がめんどくさがるだろうから、最初からドルにしている、って事です。本当は、金との兌換停止を一方的に宣言したり(ニクソンショック)、レーガン政権時のドル高政策、クリントン政権下の(特に貿易不均衡問題からの対円での)ドル安政策など、政策面ではふれが大きくてちょっと信用しにくい国なんですが、それでも、他にかわりうるものが今のところはないので、皆使ってます。

でも、これでは回答になりませんから、次に重要な点を上げれば、「借りられやすいし運用もしやすい」って事でしょう。決済通貨にすると言う事は、資金繰り上余れば運用しなくてはならないし、一時的に足りなければ借りなければなりません。運用・調達市場の規模やアクセスの容易さ」という点では、やはりドルが一番でしょう。(円なんて全然ダメですね。)
それから、戦争に圧倒的に強いっていうのもあるでしょう。戦争に巻き込まれて経済状況がメチャクチャになると、通貨の価値も大きく下がるし、最悪運用・調達市場が麻痺するおそれもありますから、戦争に巻き込まれそうな国の通貨は、決済通貨としては使いたくありません。(そう考えると、ニューヨークのテロ事件って、経済的にも結構重いですね。)

尚、歴史的に見れば、第二次大戦後、相対的には圧倒的な経済力をもったアメリカが、マーシャルプランを通じてヨーロッパの復興資金を供給した、というのが大きいと思います。No.2の方の言う通りだと思います。
    • good
    • 0

第1次対戦まで、欧州は英国などを中心とした


経済圏であり、アメリカは貿易よりも自国経済を
重視していました。
この時、ドルはアメリカ通貨でしたが、大戦後、
欧州が戦火にまみえて経済が混乱したとき、
アメリカが欧州の経済の復興を助けました。
経済的援助(ドル借款)で復興を手助けする一方で、
自国内消費の増加で欧州からの輸入が増加しましたが、
この時に決済手段としてドルが使用されたと思います。
米国経済が好調でドルの価値が堅調であるため、
戦火にまみえた欧州各国は価値が暴落している自国通貨より
ドルを選んだ訳です。この当りからドルが機軸通貨としての
役割を担うようになったと思います。
その後、金兌換制度に裏づけされてドルは金と交換することが
出来る通貨として世界各国で貿易の決済手段として広まり、
金兌換制廃止後も現在にいたるまで広く利用されています。
例えばイタリアから日本へ輸入する製品の建値が米ドルだったり
します。
また、ユーロ圏と圏外の貿易については主にドルとユーロが
主流になってきました。会社でも欧州から輸入している製品の
建値はユーロと使っている国が増えています。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aと関連する良く見られている質問

Q国際金融 or 国際マクロ: ドル基軸通貨 と 債務 について

みなさん,こんにちは.

「ドルが基軸通貨である以上,アメリカにとってドル債務が返済不能(ドル債権をもつ各国にたいして)になる事態はない.」という一文について,できるだけ詳しく教えてください.

Aベストアンサー

>むしろ,その逆で,ドルに換金して,逆に円を為替市場で買うことによって,最終的に円換算しなければならないので,円高ドル安要因となるはずではないでしょうか?

…そのとおりです。

話を進めていて、なんか変だなとは思ったのですが…。

貨幣供給が減る理屈を考えてたら、
ごちゃごちゃになってしまいました。
すみません…。

Q基軸通貨のメリット

基軸通貨であることのメリットってなんでしょうか??
アメリカのドル体制を変えようってサルコジさんや中国が発言してましたが、基軸体制が変わることによってどのような権力移行が起こるのか??
そもそも基軸通貨とは何ぞや・・・??
基軸通貨のメリットとは??
詳しいかた、できれば・・・学べるニュース並にしていただけると助かります。

Aベストアンサー

基軸通貨とは、国際取引の決済を担う通貨ということです。
つまり、日本とサウジアラビアが石油取引をするときにもドルを使って取引するわけです。
そして通貨とはシステムであり、通貨発行権とがシステム管理権です。
ですから、基軸通貨の発行国は世界貿易・世界投資の決済システムの管理権を得られるということです。
当然管理国には、莫大な役得と権限が付随します。

●基軸通貨国の利点
1.基軸通貨国の企業が為替変動リスクを受けない。
貿易取引をドルで行っていれば、ドル高ドル安の影響を受けません。
半年前に日本の貿易業者がアメリカの小麦を100万ドルで購入する契約を行ったとします。
その半年後、ドル高になったとします。
この場合、日本の貿易会社は予定よりたくさんのお金を用意する必要があります。
1億円で買えると思ったら、1億2000万円かかったりするわけです。
その場合、手元には1億2000万円以上のお金を用意しておかないと商売ができません。
つまり、経営の見通しが立て辛くなるわけです。これは非常に大きいハンディです。
基軸通貨国はそういう心配がありません。為替変動で損をするのも得をするのも相手であって、取引は当初の予定通り進めることができます。

2.基軸通貨国は国際金融の覇者になる。
国際投資は基本的に基軸通貨を使って行われます。
ですから、その基軸通貨を発行する国は必然的に国際投資・国際金融のセンターになります。
そこで得られる手数料・収入はその国の所得になります。

3.基軸通貨国は国際取引の決済権を持っている。
基軸通貨国は基軸通貨の発行権・管理権を持っています。
ですから、例えばアメリカが北朝鮮を懲らしめたいと思えば、アメリカは北朝鮮の持っている口座を凍結させてしまえばいいわけです。
たとえその口座がアメリカの銀行口座ではなかったとしても、ドル発行権という強大な権限を持っているアメリカがその銀行に『北朝鮮の講座を凍結しろ、でなければお前の銀行にドルをやらん』といわれれば従わざるを得ません。

そんな極端なパターンでなくとも、70年代くらいまでは皆アメリカの顔色をうかがっていましたし、80年代にプラザ合意によってアメリカのお願いを各国が聞いたのも結局アメリカが基軸通貨国だったからです。

4.多少の貿易赤字も問題ない
日本円は、日本の自動車や家電を買うことにしか使えません。
しかし、基軸通貨は国際取引に使えます。
アメリカに自動車を売って得たドルで中東から石油や中国から衣料を買えたりするわけです。
つまりは、アメリカは輪転機でドル札をするだけで好きなものを買えるという面があります。

ただこれは諸刃の剣でして、現代のアメリカの問題の一つがこの役得に甘えた結果だったりします。


まあ何にせよ。重要なのは1と2と3です。
例えば、中国が基軸通貨国になれば台湾の銀行と取引停止するだけで台湾はあっさり干上がります

基軸通貨とは、国際取引の決済を担う通貨ということです。
つまり、日本とサウジアラビアが石油取引をするときにもドルを使って取引するわけです。
そして通貨とはシステムであり、通貨発行権とがシステム管理権です。
ですから、基軸通貨の発行国は世界貿易・世界投資の決済システムの管理権を得られるということです。
当然管理国には、莫大な役得と権限が付随します。

●基軸通貨国の利点
1.基軸通貨国の企業が為替変動リスクを受けない。
貿易取引をドルで行っていれば、ドル高ドル安の影響を受けません。
...続きを読む

Q一国が経済崩壊したときの世界への影響

アメリカのブッシュ政権は米経済が経済が崩壊しかけたときに政権が始まったので、
崩壊させないために、減税と戦争を行った。
と知人から聞きました。
経済学のことは、まったくの無知です。

ここで質問なんですが、
もしも、米国が経済崩壊したら、世界にどんな影響を与えますか?
米国国内国外がどんな状況になりますか?
やっぱり世界恐慌になるんですか?
遠く離れた米国とはまったく関係のない発展途上国にも何らかの影響を与えることになるのでしょうか?

それから、現在の
日本の経済が崩壊したら?
中国の済が崩壊したら?
ロシアの経済が崩壊したら?
一度に日本と米国の経済が崩壊してしまったら?

経済が崩壊してしまった国と
周辺の国々やはるか遠方の国交のない国々などは
どうなるんでしょう?

質問が多くなってしまいましたが、
よろしくお願いします。

Aベストアンサー

既存回答には「代替効果」があまり論じられていないように思います。

確かに、アメリカに関して言えば、その経済崩壊は、「大きな規模」という意味で、他のところでの資源配分が大きく「変化する」って意味で、影響が大きいと思われます。

しかし、それ以外のところで経済が「縮小」する効果は、代替効果を引いた分だけということになります。


代替効果は、もっともマクロレベルでは、以下のようなことです。

まず、アメリカは、輸出と輸入の両方をしている。対日・対中赤字が大きい印象がありますが、貿易全体で言えば、それなりに均衡しているでしょう。

ということはですね、
アメリカが輸出している分は、
アメリカが崩壊したらどこか別のところから調達しなければならない。
その調達が実際に可能ならば(これが「代替」)、
その分だけ、調達先の所得が増加して、
結局、対米輸出が減った分をある程度「量的」には埋めることが可能となります。

たとえば、現在、ボーイングは大きな航空機メーカーですが、ヨーロッパにエアバスがあって、もしボーイングがなくなれば、エアバスの売り上げが結構伸びるでしょう(もちろん、短期的に生産能力をすぐに上げるのには限界がありますが)。
よって、アメリカ崩壊によって失われた市場は、他の国のマーケットサイズの上昇によってある程度補完されることが考えられます。


よって、アメリカの影響が長期にもっとも及ぶのは、
代替効果が効かないアメリカの個性が発揮される領域です。

たとえば、アメリカ人は自動車大好き。
ですから、アメリカが崩壊したら、
相対的に自動車を好まないその他の世界経済へマーケットを求める必要があるので、自動車産業は打撃を受けます。
しかし、上記の代替効果で得られたヨーロッパなどでの所得の増加が、ヨーロッパ独自の消費を生み、そのマーケットが別の産業を隆盛させるのです。

このほか、ハリウッドや情報技術などなど、代替不可能な程度に応じて、世界から質的な豊かさが失われるでしょう。しかし、人類は賢いので、アメリカがなくなったら、長期的には、それを必要と思えば、かなりの程度補完できてしまうものと考えます。現在は、既にアドバンテージを持っているアメリカにそういう役割を任せて輸入したほうが有利だと思っているだけです。

既存回答には「代替効果」があまり論じられていないように思います。

確かに、アメリカに関して言えば、その経済崩壊は、「大きな規模」という意味で、他のところでの資源配分が大きく「変化する」って意味で、影響が大きいと思われます。

しかし、それ以外のところで経済が「縮小」する効果は、代替効果を引いた分だけということになります。


代替効果は、もっともマクロレベルでは、以下のようなことです。

まず、アメリカは、輸出と輸入の両方をしている。対日・対中赤字が大きい印象があります...続きを読む

Qドルの通貨切り下げは起こるか?

 アメリカは、国内とも国外とも借金まみれです。
さらに、この不景気でお札を刷ろうとしています。
 アメリカの借金は5000兆円???とも言われいます。
 いずれ、借金が返せなくるので、ドルの通貨切り下げを起こして借金を減らすわけです

 肯定論、否定論よろしくお願いします。
主観ではなく、科学的な根拠に基づいた返答をお願いします。

Aベストアンサー

今、アメリカでドルを放棄して新通貨をつくるんじゃないかって
この間もTVで専門家の先生が言ってました。

事実上のデフォルト宣言っていう奴ですね。
他の国がデフォルトすれば身ぐるみはがされますが
アメリカは俺流で好き勝手やっても誰にも文句は言わさないと。

まあ、当然信用は失墜しますが巨大な借金抱えるよりはいいやと。
経済圏も北米と南米を抑えておけば当面は困りませんし。

巷ではユダヤはむかしから色々な貨幣制度や商取引を生みだし、
近年も通過管理制度とか編み出したので、
何かしらの金融マジックを使ってくるのではないかと予想されてます。

Q「通貨で読み解く世界経済」という本の内容について

「物価の安定」はほとんどの中央銀行の金融政策の目標となっているが、住宅バブルが発生するような局面においては、景気の力強さから為替が強くなり、輸入物価の下押し圧力から消費者物価全体が相対的に抑制される、という見解もある。
このため、資産物価が上昇しつつ、一般物価が安定しているために、金融を引き締めに転じにくく、結果としてバブルの膨張を看過していまう、というリスクがある。


という部分があるのですが

この部分がよく分からないので噛み砕いて教えてくれると
助かります

輸入物価の下押し圧力から消費者物価全体が相対的に抑制される

の部分がとくによくわかりません

Aベストアンサー

これは、日本のバブル経済のときのこととぴったり合う内容ですね。
当時は、プラザ合意もあり日本は円高(名目為替レート)基調でした。
このため、日銀や政府は金融緩和や財政支出を行っています。

まず、消費者物価指数ですが。
これは、さまざまな商品をバスケットに入れて(買い物かごを想像すると分かりやすいですよね)計算されています。
このとき、円高であれば輸入品の値段が割安になるので一般的な物価もある程度割安になりますよね。


では、日銀は住宅バブルを抑制するために金融引き締めを行えるのかと。
これは確か翁邦雄の「金融政策」でも言及された問題です。
中央銀行の使命が物価の安定であるにもかかわらず、
住宅だけの価格上昇を抑えるために金融政策を行うことを判断するのは出来るのかと問題提起されています。
しかし、金融引き締めをしないままでいればバブルは膨張し続けると。

なので、これを一般的にすれば。
物価はバスケットで構成されていることから、
円高で輸入品の値段が下がり一般的に物価も下がる。(国内の商品も輸入品に対抗し値段が下がる圧力となります)
一方で、住宅価格の上昇により結果的に一般物価は安定する。
このとき金融政策で引き締めると結論を下すのは困難。
ということでしょうか。

これは、日本のバブル経済のときのこととぴったり合う内容ですね。
当時は、プラザ合意もあり日本は円高(名目為替レート)基調でした。
このため、日銀や政府は金融緩和や財政支出を行っています。

まず、消費者物価指数ですが。
これは、さまざまな商品をバスケットに入れて(買い物かごを想像すると分かりやすいですよね)計算されています。
このとき、円高であれば輸入品の値段が割安になるので一般的な物価もある程度割安になりますよね。


では、日銀は住宅バブルを抑制するために金融引き締めを行えるのか...続きを読む


人気Q&Aランキング

おすすめ情報