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以前、友人の保健師との会話の中で、療育手帳についての話になりました。

その保健師は「場合によっては療育手帳を取得すると不利益な場合もある。そのため、誰にでも取得を勧めることはしていない。また、取得する時期を見計らって勧める場合もある。」ということを言っていました。
時間もなく、話はそこで終わったのですが、どういった不利益があるのでしょうか。

ご存知の方がいましたら、よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

制度の中での不利益はありません。

療育手帳は福祉サービスを受けやすくするためにあるものなので必要な時に使えばよいのです。使わないときはタンスの奥にでもしまっておいてもよいのです。住民票に療育手帳のことが記載されるわけではありませんし,学校や就職の際でも所持していることを報告する義務もありません。本人にとって必要な時に使うものです。ただ療育手帳を所持するということは「知的障害であることの証明」であるため,偏見の目でみられる可能性があり,それはご本人,ご家族にとって不利益となるかもしれません。
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療育手帳の受給をうけている子の親です。



はっきり言いますと、「不利益なし」です。

援助、アドバイス、手当をうけることができて、かつ本人の為になるなら該当する方は申請すべきです。
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障害児の親です。


療育手帳というのは一般に中度、重度の知的障害児に出される手帳です。
自分の子が障害児だと認めたくない、近隣の人に知られたくない人は、とらないということもありえます。(生活するのに手帳をいちいち近所の人に提示しないので、これはおかしいと思いますが)
また、療育手帳をとることで、一般的に障害児ということになり、就学のときに就学指導(養護学校か小学校障害児学級か普通学級かを選ぶために面接や発達検査をうける)を受けることになるから、わざと手帳を取らず、学校にも知らせず入学する親もいます。
その場合、つらい思いをするのはその子自身ですけどね。

療育手帳をうけることで、得られる福祉支援、サービスは多く、うちの自治体ではむしろ取ることをすすめていました。(後になって成長し、障害児でないことがわかっても、手帳を返すだけでいい。 支援を受けた分を返すことはないのでと言われました。)

母親仲間に手帳を取らなかった人もいます。 「身内に障害児がいると役所の人にしられたくない」と言っていました。 
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療育手帳ではないのですが、精神障害者保健福祉手帳を所持している者です。


手帳の種類こそ違いますが、リスク等に関しては同じだと思うので参考になるかと思いまして。

現在手帳を取得してから2年半程ですが、リスクは感じた事はありません。

この期間に就職・転職もしていますが、自己申告しない限りは企業に知られる事はありませんでした。


おそらくリスクとは『”障害者”と言う状態に対する偏見』だと思います。

私の障害は軽度故に周囲の人からは障害がわかりにくいので、非常に困っていました。
「障害故の困難がある」と伝えても
多分善意から
「障害なんて気のせいでしょ~?そんなの誰にでもあるって」
って返される事が多かったのです。
障害者である事実を否定されても、困難を抱えている状態が消える訳ではないし、返答には困っていました。
と、言うより説明が面倒になっていました。

そこで、『偏見』を利用しました。
相手から
”気のせい”発言 が出た時に
「障害者手帳持ってる」
事を告げると、
(障害者手帳が発行される程、障害が重いんだ...)
と感じるのでしょうか、相手は黙ります。

軽度ゆえに障害が理解されにくく、仕事が長続きしない事が多かったのですが、”障害がある”と認識してもらえた事で、仕事上で必要な配慮をしてもらう事が出来るようになりました。

金銭的なメリットや、障害者枠での就労の可能性もありますが、↑が一番、手帳を持ったメリットだと感じています。


ご友人が言われる
>取得する時期を見計らって
とは、受容できる状態かどうかって事ではないでしょうか?

”障害者である”と告げられてから精神状態が悪くなる人を何人か見てきました。

障害名・手帳の有無なんて、所詮紙切れ一枚の事、その存在で、状態が変わる訳ではないんですけどね。

おそらく無意識でも”障害者”に偏見を持ってきた人達なのだと思います。


リスクとは本人・保護者等が感じる『偏見』だけだと思います。
”障害者である”と言う事実を受容できるなら、デメリットは無いでしょう。
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特にデメリットはないように思います。


「知的障害者」だと言う事を認めたくないと言う理由で取得されてない人もおられますが、20歳を超えて、就職がうまくできないと言う事で取得する人も多く、ただ、こうなると手続きが大変だったりします。
なぜ、保健師さんがそういわれたのか、分かりませんが、手帳を見せなければ誰かに取得しているか分かるものでもありません。
取得するしないは、その人、その保護者の方にしっかり考えてもらいます。
私は、病院のソーシャルワーカーですが、絶対とっ他方がいいですよ、とか、とって下さいと言う言い方はしません。
こういった事で支援が受けられるけど、障害が受け入れられてないのであれば、もう少し考えてみますか?と言っています。
そういう意味で、誰にでも進めるわけではない、と言う意見だったのかな?とは思います。
ただ、デメリットは特にないな~と思います。
例えば、手帳を持っているから絶対養護学校に行かされると言うわけでもありませんし・・・。
就職の面でも職業訓練が受けられたり、障害者雇用で採用があったりします。
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mmyyさんのお子さんが障がい者であるということでしょうか?



それぞれの保健師の考え方にもよりますが、まずは療育手帳を受けようとする本人がどういう状況にあるかということを的確に判断できる人間が周りにいるかどうかが大切な問題になると思います。

療育手帳をもっているからといって私は不利益やリスクを受けるとは思っておりません。

それは、
療育手帳をもっていることにより、経済的な利益(手当てや年金)もありますし、むしろ、療育手帳により、将来、本人が就職する場合に「立派に」障がい者として就職する路が開けるのではないでしょうか?

もちろん、療育手帳を申請しなくてもよい位の障がいならば、このような質問は最初から出ないはずです。

よく、自分の子どもには障がい者のレッテルを貼りたくないといった間違った人権意識を持った保護者がいますが、(最近は少なくなってきました。)リスクがあると考えることは、障がい者を差別する意識があるからではないかとも思えます。

厳しいことを書いてすみません。

私は享受すべき権利であると考えておりますので、私が保健師であれば、むしろ早く然るべき機関に相談することを勧めると思います。
(療育手帳を申請するほどの障がいを認められるとするならばむしろ、早急に医療機関に相談すべきです。)

また、加えて言うならば、療育手帳を申請して手帳を頂いたことでの不利益があったという事例は私の知る限りでは聞いたことはありません。
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私の子供は療育手帳を持っていますが、利点としては、


福祉サービスを受けることができる
手当て、年金を受け取ることができる
などが主にあります。

不利益というのは・・・「知的障害者」ということを公に認められる、ということでしょうか。

うちの子のような重度の障害の場合、障害者だと認められたからと言って困ることは全くなく、
取得したことによる不利益は一切ありません。
ただ、軽度の人(ボーダーラインの人)はそうではないかもしれません。
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この回答へのお礼

軽度、ボーダーの人が取得した場合、どんなリスクがあるのでしょうか。
就職等で、ありえるのかなと私的には思っているのですが。
とても参考になりました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/26 16:09

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