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排水分析、主にJIS法でのCOD測定・pH・フェノール・ヘキサン等の
分析を行っています。
用いる器具は「メスフラスコ・ビーカー・三角フラスコ・ホールピペト」とかですが、
先輩に「排水分析の器具は超音波洗浄器とかアセトンでは洗わないで」と、言われました。
洗剤、水洗い後、イオン交換水で流して自然乾燥と言われ
ずっとそれが正しいと思っていました。
しかし、別の先輩に「なんで?」と聞かれ、「なぜだろう?」
と、疑問に思いました。
そこで、
1) 排水分析を行っている方は測定後、どのような洗浄をしていますか?
2) この洗浄のしかたでいいのでしょうか?

なにか参考意見ありましたらよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

「COD測定・フェノール・ヘキサン」におけるアセトンなどの有機溶剤の使用禁止という意味ならば見当がつきます。


アセトン戦場液には不純物として手垢等の脂溶性ゴミが混入する場合が多いのです。
これが+誤差になります。

phは.油膜がついたらば致命的です。電気化学関係で界面活性剤や油脂がppmとかpptで残っていると測定がめちゃくちゃになりますから。

超音波はわかりません。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。なるほど、
だからアセトンとかダメだったんですね。
ありがとうございました!

お礼日時:2006/04/28 20:07

昔は、分析に使用するガラス器具は、クロム酸混液に浸漬放置後、水洗し、硝酸溶液に浸漬後水洗、純水洗を行ってゴミがつかないように乾燥を行うと分析の先生に教わりました。

しかし、今は六価クロムの関係からクロム酸混液が使用できませんので、メルクのエキストランを代わりに使用しております。最後に硝酸で洗浄するのは表面に吸着した重金属を除くためです。分析関係では、有機溶剤は普通使用しません。アセトン等を使用したときには、その後、上記の方法でさらに洗浄します。
汚れがひどいときには、エキストラン洗浄の際に、加温、超音波洗浄を併用します。超音波洗浄がNGの理由ははっきりわかりませんが、おそらく超音波洗浄の際にガラス表面に細かい傷がつくのを気にしてのことだと思います。浸漬だけで汚れが取れないときは、やはり超音波も必要だと思います。
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この回答へのお礼

細かい回答ありがとうございます、
やはり有機溶剤はよくないのですね、
大変勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/28 20:36

 普通の廃水試料を取り扱っている限りは、o-tamuさんの言われる「洗剤、水洗い後、イオン交換水で流して自然乾燥」で良いと思います。


 溶媒など余計な有機物を用いて洗うと、それが残存したり、コック部のグリースを洗い出したりして、次のCOD測定値を高くする場合が考えられます。
 又、超音波洗浄では洗剤を添加すると、その洗剤成分が器具の狭い隙間に入り込んで、次の測定時に染み出して影響する事が考えられます。

 「洗浄」の目的は、「汚れ」を落とす事です。
 「汚れ」とは「次の測定に影響を及ぼす物」であり、測定の項目によって変わります。
 或る項目には「汚れ」であっても、別な項目には全く「汚れ」ではない場合が有ります。
 例えば、全硬度を測定したあと水道水で洗うと、その水道水は「汚れ」です。ごく少量の純水で指示薬を落とし、そのまま伏せて置けばそれでOKです。
 ですから、何でも一律に洗剤を使って洗う事とか自然乾燥する事が良いとは限りません。
 乾燥する必要のない器具も結構有ります。
 要は、「汚れ」をしっかり落とせば良いので、試料により項目により、様々なやり方を選択する事が大切です。
 ポイントは3つ。
1.測定項目にとっての「汚れ」とは何かを認識する。
2.試料に含まれる成分を考える。
3.洗浄剤が測定項目に影響を及ぼすか否か。
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この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございます。
汚れですか・・・
分析の意味を良く勉強して、作業に取りかかろうと思います!
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/28 20:19

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