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脂肪酸と油脂の区別がいまいちつきません。どのように違うのですか?教えてください。

A 回答 (4件)

油や脂肪は身近にありますよね。

天ぷらには植物油を使うし、お腹を見れば脂肪がたまっているし、一般的に常温で液体の物を油、固体の物を脂肪、両方併せて、油脂と呼ぶ昔に習いました。
油脂を加水分解すると酸が得られます。脂肪を分解して得られるので、この酸のことを脂肪酸と呼ぶのでしょう。
具体的には炭素が18個直鎖状に並んだ(CH3CH2・・・COOH)ステアリン酸(COOHの炭素も数に入れるのでCH2の数は16個です。)や直鎖状の炭素の中に2重結合を含んだ物(2重結合の数が1つならば、オレイン酸、2つならばリノール酸、3つならばリノレン酸)などがあります。
上述した脂肪酸の炭素数は全て18ですが、18以外の物や中には水酸基を含んだ物もありますが、一般的には炭素数が偶数の物が多いようです。
(例外的に奇数の物もあった記憶がありますが、ごくまれだと思います。)
ところで、脂肪を加水分解すると酸が得られるのですが、加水分解する前は(つまり脂肪そのものは何なのか?)というとエステルなのですね。
エステルとは酸とアルコールが縮合して(この場合水がとれて)できた化合物です。油脂の場合のアルコールは一般にグリセリン(炭素が3つで水酸基も3つの、つまり3価のアルコール)なのです。
一方、脂肪酸は飽和、不飽和、炭素数の違いなどいろいろな種類があって、脂肪酸の違いによって、油脂の性質が変わります。
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油脂は.狭義の油脂と広義の油脂があったような記憶があります。


狭義では.脂肪酸トリグリセリトですが.広義では.天然界に存在する脂質すべてをひっくるめた意味ですから.ロウ(脂肪酸モノグリセリド)とか.核酸やアミノ酸などカルボンサン以外の基を含む場合.不純物としての過酸化物や石鹸や香料などの低分子化合物を含む場合.コレステロールや炭化水素(スクワレン他)を含む場合があったと思います。
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 -mizuki- さんが回答されている通り,脂肪酸のグリセリンエステルが油脂です。



 参考 URL のペ-ジ(高等学校_化学_テキスト)の「化学 Ib」の「第7章 有機化合物の性質」の「7.7 エステルとセッケン」に説明があります。

参考URL:http://www.ed.kanazawa-u.ac.jp/~kashida/
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油脂すなわち脂肪は


脂肪酸3分子がグリセリン1分子にエステル結合したものです。
グリセリンは1,2,3の炭素にそれぞれ-OHがあります
それぞれとエステル結合しているのが脂肪酸です。
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