プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

 最近気がついたのですが、お医者さんって未だにポケットベルやPHSを使っていますよね。両方ともサービス停止が一歩一歩近づいている気がします。携帯電話が心臓ペースメーカーなど医療機器に影響を与えるからだと思いますが、完璧に時代遅れで技術革新の絶好のビジネスチャンスじゃないかなと思いました。

 私が知っている限り、無線LANは医療機器に影響を与えません。だったら、IP携帯電話を導入し、公衆無線LANを使えば医療従事者が確実な連絡をとれ、医療ミスを減らすことができるのではないかと考えました。そしてそれは電子カルテの使い勝手の向上にもつながると思います。すごく良いアイデアとは思うのですが、どうして病院はそれを導入しないのでしょうか?病院内で公衆無線LANをもちいるのは危険なことでもあるのでしょうか?全病院に公衆無線LANを配置って結構よいビジネスになると思っています。皆さんの意見などをぜひ聞かせてください。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

補足があったようです。


私は別にネットワークの専門家じゃありませんが・・・

もちろんインターネット接続点の防御は重要で、現在もワイヤレスLANの業者が暗号化対応を渋りつづけ、家庭用品では、アパートの隣の住人が割り込みアクセスできちゃうなどというとんでもない状況は、業務用ではお話になりませんが、暗号化しても、Windows2000 の時、ケルベロス認証の欠陥がかなり放置されてたなんて事もありますから、暗号化技術その物の過信は禁物です。
そして何より、暗号化しようと、MACで監視しようと、一番やっかいなのはトロイの木馬みたいなので、バックドアをやられてしまう事です。

こうなると攻撃は外からではなく、LAN内パソコンから行われる事になります。
個人のセキュリティ意識が重要なのは、この部分が大きく、現在では、PtoPソフトをはじめ、うかつな添付ファイルクリックや、勝手なソフト導入など、「セキュリティは担当者に任せておけば大丈夫」といったとんでもない認識が横行してる現状では、とてもLAN環境の安全は守れません。

これは基本的に無線でなくても同じなのですが、無線では、院内で使おうとすると、鉄筋コンクリートの壁に阻まれ、かなり多くの無線ルーターなどをおく必要が出てくるでしょう。
これの数が増える事は守るべき場所の増加を意味します。
大病院なら軽く100箇所は超えるでしょう。

更に病院では、医師の権限が非常に強力で、ソフトやデータのやり取り、インターネット接続など、ネットワークに詳しくない医師からの、とんでもない要求が突きつけられる事は目に見えています。

以上を考えると、使用する人の成熟を待たずに使うのはかなりヤバイと思えます。
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この回答へのお礼

おかげさまで検索がはかどりました。
結構多くの病院で院内無線LANは導入されていたみたいです。http://www.navipara.com/e-plan/index.html
で検索したら病院内無線LANについてたくさん検索できました。やっぱり考える人は考えているものですね。
かなり気になってきたのでGW後に生の声を聞いてみたいと思います。やはり医療従事者の意識が成熟するまでは院内LANとは全く別の公衆無線LANを構築して、患者や医療者がネット検索ができて、さらにポケベルが使えなくなったら、IP携帯電話が区域限定で使用できる位が丁度良いのかも知れませんね。こういったことをSEが医師に提案できるようになればよいのですが、医療界のIT化はまだまだですね。受験時代はご優秀であった医師がIT化できないのは意外でした。myeyesonlyさんの意見で技術的には可能だが、医療者の意識、知識の問題があるということを感じることができました。

お礼日時:2006/05/02 03:34

無線LANの個人情報の露営に慎重意見が強いです。


どこかの市役所で露営したってじけんがありましたが?
あと PHSで事たりてるですね。
まだ第2世代だと感じてる人は多いのでは?

なにぶん個人情報の保護には法施行以前から慎重です。
IP電話には動作に確実かとの不安も多いです、会話が
とぎれたり、情報の露営は?とか 配線代もたかいし。
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たしかに無線LANにすれば便利ですよね。


ただ、現在のシステムをそのまま導入するにはいくつかの問題があります。
まず2.4GHz帯はISMバンドであり、電子レンジや医療機器などと同じ周波数帯であることから、逆に医療機器からの影響で動作が不安定になるおそれがあります。
次に、一度に使えるチャンネル数が少ないこと、思わぬところまで不要な電波が飛んでしまうことから、アクセスポイントの設置場所の選定が難しいように思います。
それと、無線の場合どうしてもセキュリティの問題が出てきます。
それでも、一般病室や診察室など、あまり医療機器がないところで連絡用に使うとかであれば現時点でも可能かもしれませんね。
いずれにしても、そういう需要は高まってきており、実用化の日もそう遠くはないように思います。
ちょっと前の調査結果ですが、以下の調査結果が参考になりますでしょうか。
http://www.shinetsu-bt.go.jp/sbt/kenkyu/kenkyuh1 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。非常に参考になりました。

お礼日時:2006/04/30 19:42

回答というより、こちらから聞きたいくらいですが、


私の身内が入院していた大学病院では、携帯電話OKでした。臓器移植などでかなり有名な病院です。お医者さんももちろんバンバン使用していました。(看護婦さんとの業務連絡なんかにも。私の方がいいのかと思ったくらいで、聞いたら大丈夫だという返事でした)
手術室等の微妙な場所は有害な電波に対する防備はされていないのでしょうか?
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>私が知っている限り、無線LANは医療機器に影響を与えません。


本当でしょうか?

私は「2.4GHz帯の無線LANが携帯電話に影響される。」という話を聞きました。
だとすると、医療機器にも影響するのでは?

どんな機械も「周波数が近い」ことや、「出力が強い」ことで、影響を受けるのではないでしょうか?
ピッチやポケベルも「影響するが、ほかの物=携帯電話より出力が弱い」けれども、どうしても必要だから持っているのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

takatosenさんの回答をもとに検索してみました。
http://www.allied-telesis.co.jp/solution/medical …
を参照にすると、どうやら影響は大したことはなさそうですね。そして、本当に危ないかは私には評価できませんが広島大学病院では無線LAN化されているということがわかりました。http://wavemaster.icom.jp/html/introduction/shim …
これならIP携帯電話も併用できそうなシステムですね。やっぱりやっているところはやっているのだということがわかりました。ただ、広島大学でも将来の電子カルテと書かれており、医療情報の完全な電子化はまだまだ先なのかなと思いました。ご回答のおかげで色々自分で検索できるようになりました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/05/02 03:57

こんにちは。


確かに導入し、あらゆるシステムを無線LANで結べば便利なのは事実です。

が、単純に便利を追い求めてはいけない事情があります。

無線LANで組んでしまうと、外部からの進入が非常に容易になるからです。
当然、ウィルスやハッキングによるデータ破壊、流出などの危険が、特に電子カルテをLANに組み込んでいれば最悪の場合、全患者のカルテ流出が起こり得ます。

カルテが流出した場合ならまだ治療は出来ますが、カルテが破壊されたら、治療その物に重大な影響が発生します。
初期の電子カルテ導入の手伝いをして、偶然、このカルテ破壊という最悪のケースに立ち会ってしまった事があります。
ちょっとやそっと便利になったからって軽がる移行できるシロモノじゃないですよ。

現在の日本では、ネットワークセキュリティは大変甘いもので、これは単にシステム関係だけではなく、ネットを使用する個人の意識レベルが低すぎる事が問題です。

以上より、まだ病院の無線LAN導入はかなり先になるでしょう。
でも駆け出し組で導入する所は出てくると思います。
そして大きな事故を起こすでしょう。

この回答への補足

非常にネットワークにお詳しい方とお見受けいたします。私の初歩的なネットワークの知識では、MACアドレスフィルタリング、AESなど高度な暗号化を行えば無線LANは安全に活用できると聞いています。また公衆無線LANの場合はクライアント同士が交信できないように設定できるときいています。公衆ならば電子カルテにアクセスもされず、医者のPCに勝手に侵入されることはなかろうと考えました。この理屈は甘かったでしょうか?少々マニアックな疑問になってしまいましたが可能ならお答えいただければと思います。従来どおり、皆様のご意見を幅広くお伺いしたいとも思っております。様々な意見もぜひお聞かせください。宜しくお願い申し上げます。

補足日時:2006/04/30 18:58
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一般に病院の建物の改装にはお金がかかるそうです。

ですから新設される病院には光ファイバーが敷設されて、電子化への対応は出来ています。病院ではそのシステムを全部病院が管理する手法を取りますから、診察券から以降個人認証までのシステム全体をやり直すことは考えられています。無線LANが医療機器の障害に確実にならないという確認は、まだ出来てはいないのではないのかと思います。
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無線LANを使用したときの医療機器に与える影響の評価が終わってないからです。

規格がすぐに変わってしまうので、評価が終わった頃には規格が変わっているということもあります。
また、万が一でも誤作動したら、人の命を預かっている現場ですので、分からなかったではすまされません。

ですので、無線LANを引くのはむずかしいでしょう。

ちなみにPHSはサービス開始より、10年以上がたち影響評価も終わったので使用されています。
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