プロが教えるわが家の防犯対策術!

30年以上園芸を趣味としてきました。
今日あるサイトで、園芸で使われているバーミキュライトという用土も実は、アスベストと同じような中皮腫の危険があると、米国環境保護庁の警告に載っているのを見ました。
大ショックです。
以前はこの土でいつも種まきをしたり、最近は昔の使い残しのを出してきて、ガーデニングの土に混ぜて自分なりに配合して、先週もこれで80鉢以上の花を植えベランダに並べました。

警告では湿らせて使えとか、屋外で使用するとか他の代替品を使うとか、衣服の付着物をよく取るなど、結局使うと危ないという事です。

にわかに心配になってきて、植えた鉢を明日にでも全部苗を引っこ抜いて土を処分しようかとか、でもその作業自体怖いです。
確かに、あの土は微細な粉塵が舞い上がったりして、でも平気で扱っていました。
絶対に吸っていると思います。

日本ではまだ、規制の対象になっていないそうです。
さしあたって、どうしたらいいのでしょう?

アスベストの質問集を見ましたが、結局吸ったからといっても発病しない人もいるというので、どうしようもないのでしょうか?
とりあえず、防護姿で、鉢の土を取り去る事でしょうか?
レントゲンとかをとる意味がありますでしょうか?

A 回答 (2件)

気にしない方がよろしいでしょう。



「バーミキュライトによるアスベスト被害の危険性」
といわれているものには、次の2種があります。

(1)建材として使われた吹付けバーミキュライト素材に、材料の一部としてアスベストが含まれている場合。
(2)バーミキュライトそのものに不純物としてアスベストが含まれている場合。

(1)の問題は今回は関係がないでしょう。多くのサイトで
「バーミキュライト材のアスベスト被害の危険性」
とありますが、これは意図的に(危険性があまり認識されていなかった時代に)
混入されたものの話です。園芸用のバーミキュライトとは関係ありません。

(2)の危険性は、場合によってはあり得ます。
あり得ますが、これも心配するほどのことではないと思います。
一般にバーミキュライト(日本語でひる石)といいますが、これは単一の鉱物ではありません。
平面状の結晶構造を持つ鉱物が、風化したものの総称です。
鉱物であるから、不純物として別の鉱物を含むこともあり、
それがアスベストである可能性もあるのですが、
そんなこといったら「あらゆる土」にアスベスト混入の可能性があります。
(アスベスト自体も、それほど特殊な鉱物ではありません。
問題なのは「割合」と「量」です。)

たしかに、特定の産地でアスベスト含有量が多いバーミキュライトがあったという
話もありますが、現在は使われていないとのことです。

もう一つ、「バーミキュライト自体に毒性があるかどうか」もご心配かもしれませんが、
これも心配しなくてかまいません。
もともとは「雲母」や「緑泥石」であり、非常に一般的な土壌鉱物です。
これが害を持っていたら、生き物すべて中皮腫で死んでしまうことになります。

その危険性を見たというサイトがどれなのかわかりませんけれど、
インターネット上の情報は、必ずしも正確でなかったり、
一面を誇張して伝えていることがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

こういう事は気にすれば気になってしまうものだと思います。私が見た米国の環境庁の内容のサイトはhttp://www.botanical.jp/library/news/167/index.s …です。
こちらの報告自体は信頼できると思うのです。

連休中冷静になって考えてみましたが、私の場合一番不安なのは、昭和50年代、すでに普通に園芸作業の中で、常時使用していたということです。

今回物置から引っ張り出してきたものも、その当時の使い残しだったと思います。
その当時のものには、アスベスト含有量の多いものが出回っていたようです。

おっしゃるように、割合、量の問題だと思います。その頃は、最大15%のアスベスト含有量だったものもあるようです。
現在では産出場所もアスベスト含有量の少ない所からのものを使用しているようですが。

しかし、この心配も昭和50年代当時、バーミキュライトの梱包作業や、園芸農家等、職業として日常的に従事していた人以外は、私のような一般園芸家は、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。

いつものように園芸サイトを見ると、栽培アドバイスに「用土はバーミキュライトを使用しています。」とあちらこちらで書かれているのを見て、複雑な思いです。

お礼日時:2006/05/06 14:34

東京都のHPにも  住宅の外壁につかわれているアスベスト(ヒル石)と記載が有りますが、 本当に有っているのだろうか?


判っていて書いているのか 疑問に感じます。
アスベスト=ヒル石=バーミュキューライト 思っているのかな?
ヒル石は 雲母を焼成して 作るのですが、形状が繊維状では無いと
思うのです。 微粉末が多いので 粉塵症にはなりやすいけど、
発がん性が有るのか 今一度考えた方が良いのかも????

日本の場合 消防法で窒息消火の消火剤と認められているので、
いまさら 廃止には出来そうも無いですね。

私の意見的には、 アスベストとバーミュキュライトは、科学的には
似ている物だけど 異なる物だと考えます。
園芸の場合 湿った状態で使う場合が多く、粉塵も舞い上がる事も
少なく そのまま使用するのが 良いと思います。
植え込みの前に 湿らせてしまえば 微粉も舞い難いと考えます。
乾燥状態で 使用する場合 防塵マスクをはめて作業すれば、
粉塵は防げると考えます。

今しばらく 事の流れを待ってから 対応しても良いのでは????

アンサーリストより。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

私は専門家ではありませんが、バーミキュライトにアスベストが不純物として含有されているのが危険だとされているのではないでしょうか?

冷静に考えてみると、今まで学校やその他の施設で長期的にさらされたアスベストに比べると、もし私の扱っていたバーミキュライトに最大とされる15%のアスベストが入っていたとしても、それに曝露された総量は気にするほどではないのかもしれません。

本当の所は分かりませんが、今までの事はともかく、これからは使用をやめる以外に、対処のしようがないと思っています。
冷静に対応したいと思います。

お礼日時:2006/05/06 14:48

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