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債券の利回りは求められても、利回りが既に提示されていて、そこから債券価格を求めるやり方がどうしてもわかりません。例えば次のような問題の時・・

『残存期間5年、利率年4.6%の利付き国債を、最終利回りを1.4パーセントになるように買うとすれば、購入価格はいくらですか』とあって、
解説には、


購入価格=
償還価格【100】+(利率×残存年数)【4.6×5】/
1+利回り【0.014】×残存年数【5】

とあるのですが、どうしてこういう式になるのか式の意味が理解できません。分母の1は何を意味するのでしょうか。どうして利回りを残存年数でかけたりするのでしょう。どなたかわかりやすく教えていただけませんか。
                 

A 回答 (1件)

例えば、金利が年3%と表示されていれば、1年後に得られる元本+利息は・・・


元本+利息=1+0.03=1.03となります。
要は%は1/100を表すので、3%は0.03になります。
この「1」は元本を意味します。

ですから、上記の例では1+利回り【0.014】は、「1」は元本で、0.014は年利回り1.4%となるのです。
ここでも%は1/100を表すので、1.4%は0.014になります。

>どうして利回りを残存年数でかけたりするのでしょう。
残存5年、最終利回り1.4%とは、5年間年1.4%の利回りを得られる事になります。
ですから、5年間の利回り合計は・・・
1.4%x5年間=0.014x5=0.07(7%)の利益を得る事になるのです。
これに元本を加えると・・・
1+0.014x5=1.07(分母)
つまり、元本+5年間の利回り合計が分母なのです。
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