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歴史の教科書に「原人は火や簡単な言語も使えた」と書いてあったのですが、言語などという史料の残らなさそうなものが使われていたとどうしてわかるのでしょうか。
簡単な説明でいいので教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

考古学は全く知りませんが


「言語は、ヒトと他の動物を区別する最大の特徴とされている。言語の起源を論ずるのは不毛であるとかつて考えられていたが、少しずつ断絶は埋められてきた。言語の起源を探る方法としては、野生霊長類の音声研究、飼育下の類人猿の言語研究、脳の電気生理学的研究、現生霊長類の発声器官の解剖学的研究、化石人類の頭骨の研究、考古学的研究などがある。」『人間性はどこから来たのか』西田利貞

それと、この本のなかに、200万年前の石器の制作方法が、ほとんど右利きで作られている事が言語使用の証拠ではという説明があります。
脳の言語中枢は左脳に有り右利きと関連付けれるのでしょうね。
ちなみに、サルなどは利き腕があったとしても半々だそうです。
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旧石器時代は専門ではないのではっきりとはいえませんが次のような考古学的な面からこのような想定がされるのではないかと思います。


原人段階になると簡易な石器を製作し始めます。
原人が使用していたとされるいわゆる前期旧石器が
(1)製作技法にある程度の系統性がみられる
(2)特定技法によって製作されている
(3)技術の伝播、継承に「意志疎通」が想定される
これと他の方が回答されているように形質人類学的に「言語を話せる能力」があることなど総合的な考察の結果としてということから「簡単な言語の使用」が想定されているのではないかと思います。
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これが解れば人類史の権威になれます。



言語に関しては舌骨や口の周りの筋肉のつき方脳の前頭葉の容積 顎の骨格等を総合的に判断して推測するしかないそうです。

 ネアンデルタール人が言語を話せたかどうかは 学会でも意見の分かれるところみたいです。ホモエレクトゥスは 殆どの学者が顔料の使用や洞窟壁画 洗練された石器などから言語による学習と知識の継続が行われただろうと推測されているようです。

 私個人としては言語と言うものの定義が意思の疎通であるならば動物の鳴き声も意味を持つものが多く霊長類・イルカや鯨は言語が有るという風に考える方が夢が在って楽しいと思いますけど。
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こんばんは。



チェッカーズが全盛期の頃、地元のテレフォンサービスで
「甦った石器人の声テレフォンサービス」というのがありました。

そこに電話をかけると音声で石器人についての説明や
こんな感じで喋っていたのではないかと言う、中国語と韓国語を混ぜてエコーをかけちゃったような声が聴けるものでした。

説明によると、発掘された頭蓋骨や顎の骨格から推測すると「言語を使えるであろう骨格だ」という理由で研究をしているとのことでした。
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