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日本経済史、1930年の金解禁についてです。金本位制度のもとでの為替の動きについて、教えてほしいのです。1897年に日本は金本位制度に移行したとき、貨幣法を制定して、1ドル=金1.5g / 1円金貨=金0.75g / 1ドル金貨=2円金貨 というような交換率が定まりました。これを踏まえて、為替相場の安定による輸出振興を説明するなら、次の理屈で正しいでしょうか?
例<為替相場が1ドル=1円のとき>
日本は当時、輸出超過なので、たとえば日本はアメリカの1ドルの品物を買うためには、大量の1ドル為替を外国為替市場で購入して、それで支払う。するとドル為替の価値があがっていって、たとえば1ドル=3円になる。
となれば貨幣法にもとづいて考えたときに、3円払って1ドル為替を購入して支払うよりも、2円金貨で支払ったほうが1円得なので、金貨で支払う。すると、
(1)日本人が1ドルの品を2円金貨で支払う
(2)日本国内の金保有量が減り、国内紙幣量も減る
(3)日本の紙幣の価値はあがるから、物価は下がる

<質問>(1)~(3)の間に、ドル為替相場は1ドル=3円から、1ドル=2円→1ドル=1円というようになっていきますか?(ドル為替を購入しないから、下がるんじゃないかと思うんですが、、、)
もしそうなら、(3)のあとにアメリカが輸入超過を経てからアメリカが物価安になったあと、再び日本で(1)~(3)の動きがあり、再びアメリカが輸出超過になる、という動きをを繰り返す。だから為替相場が安定し輸出は振興する、ということでしょうか。

A 回答 (1件)

少しご質問内容を読みきれておらず申し訳ないのですが、30年の金本位制復帰で固定相場制となり、自然にドル為替相場が対円で下がって行く事は無いと思うのですが・・



結局実勢よりも高い交換レートで復帰したことや米国が大不況期にあったことで金の流出が起き、国内経済の低迷を脱するため再び金本位制から脱したということだと思います。

また、仮に固定相場制で輸入超過となると金が流出し、通貨流通量減少⇒金利上昇・物価下落⇒景気低迷⇒輸入減少というサイクルはあると思います。
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