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新潮文庫 明治の文豪や大正の文豪というCD-ROMが販売されています

100作品、117冊、34911頁の全文を収録なので全部集めるよりも得で本と違って手垢でよごれたり日焼けして古くなることもないのでお徳かなと思っています

俳優さんが朗読してくれたり、一般の本を読む感覚で読書できたりするようですが、評判はどうでしょうか?
やっぱり、書籍の方が目にはやさしいかもしれませんね

実際購入された方、また評判を聞いた方、こんな感じでは?と思う方、教えてください

 

A 回答 (1件)

 えっと、「明治の文豪」の方が手元にあります。



 インストールすると「エキスパンドブックブラウザ」という閲覧用ソフトがインストールされ、それを使ってそれぞれの本を読むことになります。
 
 なお、ご存じかと思いますが、「エキスパンドブック」というのは電子出版の共通規格の一つです。エキスパンドブックを出版する側の記述ですが、

 http://www.voyager.co.jp/eb.html

をご覧になると、「MacOS および Windows ハイブリッド対応の電子出版フォーマットとして、様々な用途・メディアに利用されています」等、あれこれと説明があります。

 http://www.voyager.co.jp/EBpress/EBpress.html

には同じ新潮社の『新潮文庫の100冊』(実はこれも手元にあったりする(^^;))に関する記事があります。

 「エキスパンドブックブラウザ」は「インターネット・エクスプローラー」などWindowsソフトとは異なる独自の操作体系のブラウザです。慣れるまではちょっと操作にとまどうかも知れませんが、慣れてしまえばそれなりに使いやすいのではないかと思います。
 ページを第1章・第2章というふうに、章単位でめくったりもできますが、マウスでの操作ですから、普通の書籍のページをぺらぺらとめくるようにはいきません。
 画面は、専用フォント(外字も含む)も使ってあったりして、結構見やすいと思います。でも、やはりCRTだと書籍より眼は疲れるでしょうね。液晶ディスプレイならましでしょうが。
 
 一応、検索機能(ブック単位=収録されている一冊一冊の中での検索で、何冊にもわたってというのはできません。)などもありますが、機能はそんなに豊富という訳ではありません。
 「コピー&貼り付け」なんかもできますが、どうも開いている頁単位でしかできないようで(私がやり方をしらないだけかもしれませんが)、長い範囲を引用したいときなんかは面倒です。

 なお、『明治の文豪』CD-ROMの「\BUNGOTXT\TEXT」というフォルダには、収録作品のそれぞれのテキストファイルが格納されているので、お手持ちの使い慣れたワープロソフトやエディタを使ってそちらを読み込んで、こちらで自由に検索や編集をするという手もあります。
  閲覧するだけなら、やはり「エキスパンドブックブラウザ」の方が見やすいと思います。

 『明治の文豪』の場合ですが、随分前に亡くなられ、著作権も切れている作家が多いので、「青空文庫」( http://www.aozora.gr.jp/main.html )などで、電子テキストとして手に入れられる作品がかなりの部分を占めています。
 したがって、書籍デジタル化委員会の電子図書館

 http://www.wao.or.jp/naniuji/index.htm

などを見て、無料で手に入る電子テキストを確かめてから、購入を決意されてもよいのではと思います。

 なお、朗読は、漱石『草枕』(5時間半余り)・鏡花『高野聖』(1時間余り)・鴎外『舞姫』(2時間余り)・同『寒山拾得』(40分弱)が収録されています。

参考URL:http://www.voyager.co.jp/eb.html,http://www.wao.or.jp/naniuji/index.htm
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この回答へのお礼

なかなか回答がつかなかったので、使っている方がおられないのかと思っていました
ご丁寧にどうもありがとうございます

いいフレーズなどを気軽に抜き出して、自分が文章を書くときに使うことができたらいいなと思って、電子出版に興味を持ちました

寝る前に布団の中でごろんと寝そべって読むような気軽さと同じようにはいかないと思いますが、ずっと装丁など劣化しないところがいいですね

朗読してくれるのも使ってみたいのですが、声はどうなのかな?

自宅ですでに文庫として持っているものと重複するのもあるので、購入にはもうしばなく様子をみてみようと思います

お礼日時:2002/02/15 02:54

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