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作物の葉色を濃くするには尿素がいいと言われます。葉色を濃くするには窒素が必要なのは理解できますが、それなら吸収がはやい硝酸でもアンモニアでもいいと考えられます。なぜ尿素が良いのでしょうか?

A 回答 (2件)

施肥効果が硫酸アンモニウム(硫安)より高いかどうかは解りませんが(たぶん同程度)、尿素は土壌中の菌がもつウレアーゼ活性によって炭酸アンモニウムに変換され、効率よく植物の根から吸収されることが知られています。



また、施肥効果が高いこと以外に、窒素含量がだいたい45 %と高く、貯蔵や輸送のコストが低く押さえられることも利点となっているそうです。アンモニアと二酸化炭素から高温高圧で簡単に製造できます。

硝石に含まれる硝酸ナトリウムなどの硝酸塩肥料は速効性は高いですが、一方で吸湿性が高く、田んぼなどでは脱窒されて施肥効果が低下してしまうという問題があるそうです。こうした場所では、尿素の方が施肥効果が高かもしれませんね。

とにかく、尿素由来の窒素も吸収されるときはアンモニウムイオンのかたちですので、吸収後の植物体内の代謝の問題ではなく、吸収するまでの過程で他の窒素肥料と差がでるものと思われます。
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硝酸 (塩ではなくて?) やアンモニア (同) は一般に toxic だからです。


硝酸塩やアンモニウム塩は液体培地にも使いますが。
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