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電通テックさんがどういった作品を作られたのか気になって調べていたのですが、ACC受賞作などを拝見すると広告代理店が電通さんで、制作がテックさんと書いてある場合が多いように思えるのですが、これは企画は電通さんで、実際の作品は電通テックさんが作っているということなのでしょうか?

基本的なことがわかっておらず、お恥ずかしいのですが、教えていただけると幸いです。どういった会社なのでしょうか。最近ではどういう作品があるでしょう。興味があるのです。

A 回答 (1件)

電通テックは、電通の子会社で、広告制作専門のプロダクションです。



実際の広告制作の工程上で、電通とテックがどのような関わり方をするかは、仕事の内容や得意先、予算等によって変わってくると思います。

仕事によっては、制作業務のほぼ全行程をテックに依頼する場合もあるでしょうし、おおもとの企画は電通側のプランナーがたて、実際のフルブロにだけ関わる場合もあるでしょう。
電通のCDが電通社内のクリエイティブスタッフをつけず、テックのスタッフを使って作る場合もあれば、電通社内でクリエイティブチームを結成、ある程度のベースを社内で作業し、決まったら作り込み作業はテックが請ける…など、様々です。
基本、CMなど得意先から多額の金がとれるものは電通の社内クリエイティブが関わると思いますが、カタログや店頭POPなどといったSP制作物などの実制作作業は、ほぼ全ての工程を電通がテックに丸投げする形になると思います。

CMなどは、決まった企画を、実際に撮って編集する作業に関わるスタッフは、総勢で数10人から100人近くになります。カメラマン、演出家、美術、ロケコーディネーター、照明、機材、録音、編集、等々…それらのスタッフを全て抱え、制作の全行程を一から十まで仕切れるのが、電通テックさんということですね。
昔は、代理店の社内にカメラマンなどを抱えていたのですが、広告事業が多様化・細分化して行くに従い、人件費のかかる制作部門はどんどん切り離され、子会社化の道を辿りました。
今、主だった代理店には、たいてい制作子会社がセットで存在しています。

大手代理店の社内制作は、基本的には媒体モノにしか関らないことが多いのではないでしょうか。
細かな作り物には代理店は直接手を下さず、ほぼ全て下請けのプロダクションに任せる形となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
目から鱗の素晴らしいご解説に感動しております。
アメリカの会社は作品を会社のサイトに年代順に並べているのに、日本でそういうところはあまりありませんよね。とても不便に感じてします。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/05/24 09:10

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