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私が思うには、日銀当座預金を増加させるという事は、市中銀行が日銀に預金しなければいけないので、市中銀行は自由に運用する資金が減り、企業への貸出を抑え、株・国債なども買い控える。結果として金融緩和とは逆の方向に行くような気がするのですが。どういう事なのでしょう?

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A 回答 (4件)

 日銀は国債の買いオペレーションを行って、金融緩和を行ってることはご存知でしょうか。

買いオペレーションとは日銀が市中の銀行から国債を買うことです。買った代金は市中銀行のものとなるので、民間に多くのお金が流通し、景気が好くなります。
 ところで、日銀が市中銀行から国債を買ったら、代金は日銀当座預金のそれぞれの銀行の口座に振り込まれます。現在日銀が日銀当座預金を増加させることによって金融緩和を行うということは、買いオペレーションをじゃんじゃんやって、多くのお金を日銀当座預金の市中銀行の口座に振り込もうとしていることなのです。つまり「金融の量的緩和」ですよね。
 これは日銀に限ったことではないのですが、当座預金というのは預けても利息が付きません。だから、市中銀行としてはお金を日銀当座預金に寝かせておくというのはもったいない話なので、企業に貸し付けたり、株を買ったりして運用しなくてはなりません。理屈では企業貸し付けや株価の上昇などで景気が好くなるはずです。でも、今はお金を貸す相手も見付からないみたいで、なかなか思惑通りに事は運んでいないようです。
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この回答へのお礼

適確な回答をありがとうございました。だいぶ謎が解けてきました。
つまり日銀当座預金を増加させるということは、買いオペの結果、日銀当座預金が増加する。という解釈でよろしいのでしょうか?

私は、てっきり市中銀行に強制的に日銀当座への預け入れを増加させるよう御達しが行くのかと思っていました。違う様ですね。

そして市中銀行としては国債を現金化できる為、運用資金が増える。という考え方でよろしいでしょうか?

>でも、今はお金を貸す相手も見付からないみたいで、なかなか思惑通りに事は運ん
>でいないようです。
確かに、日銀当座預金→マネーサプライ は日銀の思惑だけではコントロールは難しいようですね。企業の資金需要も考慮しなければねりませんね。

ただ、もう一つ疑問があります。
日銀は買いオペの為の資金はどのように調達するのでしょうか?

お礼日時:2002/02/14 14:14

 No2のryon2です。

買いオペの資金はどこから調達するかとのご質問ですが、残念ながら知りません。実は私も、日銀はよく「買いオペ」とか「市場介入」とかを行いますが、どこからお金が出てるのだろうと不思議なのです。別に日銀が隠している訳ではなく、私が調べたことがないからなのですが、誰かこのコーナーで回答してくれたらうれしいですね。

 経済学部出身で、会社でも経済調査の仕事をしているので、「専門家」と名乗ってしまいましたが、早くもメッキがはがれてしまった・・・。
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この回答へのお礼

>誰かこのコーナーで回答してくれたらうれしいですね。
同感です。

でも、このコーナーの質問としては、脇道にそれてしまいましたね。
当初の質問についてはryon2さんのおかげで納得できました。
ここは締め切って新たに質問してみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/15 13:42

他の方の回答に追加です。



日銀の当座預金のお金を運用するためには、要するに企業へ融資する必要があります。ところが、現在、痛んだバランスシートを修復中で、借入を返済しようとしています。おまけに、借入を必要とする企業に限って業績が不振で貸すにはリスクがあるところばかりです。さらに、金融庁は市中銀行を検査漬けにし、やたらに正常債権を要注意債権や破綻債権に分類するよう、プレッシャーをかけます。このような債権に分類すると銀行は引当を行わねばならず、採算のとれる融資になりえません。

国はそこのところを全く理解しておらず、ちょうど、からだの右と左で違う方向に進もうとしている状況です。だから、金融緩和をしていると日銀が騒いでいるほどには、全くお金は出回らず、景気は回復しないのです。

個人的にあとは、インフレにするしかこの国が救われる道はないと思います。そのためには為替レートが鍵になるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。一国の金融システムの中で日銀が金融緩和をし、市中銀行が金融引締めを行っているようなものですね。よくわかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2002/02/15 10:41

ごめんなさい詳しくはありませんが、


当座預金の上下が短期市場金利の誘導と関係あるのでは?

時間があったらまた調べてみます。
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この回答へのお礼

>時間があったらまた調べてみます。
宜しくお願いします。

お礼日時:2002/02/14 14:16

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Aベストアンサー

量的緩和は、また少し話が違いまして・・・

民間銀行が、すでに必要な(定められた)十分な額の当座預金をしているとします。

このとき、日本銀行が短期金融市場において、
民間銀行に対してさらに強力な資金供給を行ったとします。

民間銀行は、日本銀行の強力な資金供給によって、希望以上・必要以上の資金を調達してしまいます。
自ら望んだわけではありませんが、結果として大量の資金調達をさせられてしまうわけです。

当座預金の額は必要な額に達しているので、それ以上の当座預金を積む必要なありません。
(日本銀行への当座預金は無利子で、そこに必要以上の資金を寝かせておくことはまったくの無駄です)


通常であれば、民間銀行は調達した資金を企業への貸付に振り向けるはずです。

しかし、
(1)優良な企業、すなわち銀行からみたとき融資をしたくなるような企業は、十分な資金を保有しており、融資を必要としていない。

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つまり、日本銀行の当座預金に預金するわけです。

このとき、必要とされている金額以上の当座預金が発生します。


この後も、日本銀行による短期金融市場への大量の資金供給が続いたとしましょう。

民間銀行のなかでは、行き場をなくした資金がどんどん増えて、それが結果として日本銀行の無利子の当座預金にどんどん積みあがっていきます。

ここで、民間銀行の立場になってかんがえてみます。

選択肢は3つあります。

積みあがった(当座預金の)資金を
1.しかたがないので、無利子の当座預金でガマンする。
2.融資以外の方法で運用する。例えば国債。
3.覚悟を決めて、中小企業向けに融資をする。

政府・日本銀行はこう考えました。
「民間銀行はしかたがないので中小企業向けの融資を増やさざるを得なくなるだろう」

これが量的緩和です。

したがって、質問者さまがおっしゃるように、
量的緩和のもとでは、民間銀行による日本銀行の当座預金は、まったく別のメカニズムで増加します。

謝謝

量的緩和は、また少し話が違いまして・・・

民間銀行が、すでに必要な(定められた)十分な額の当座預金をしているとします。

このとき、日本銀行が短期金融市場において、
民間銀行に対してさらに強力な資金供給を行ったとします。

民間銀行は、日本銀行の強力な資金供給によって、希望以上・必要以上の資金を調達してしまいます。
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