プロが教えるわが家の防犯対策術!

今日洗顔して、化粧水をつけたら顔の上ではじいて
なかなか浸透しませんでした。
洗顔や、美容液、クリームなどはよくメーカーを変えますが、化粧水はここ何年も「花梨化粧水」というのを
使っています。
少しとろみがあって、美容液のような感じなので、
精性水で薄めて使っています。
このはじくという現象は、老化なのでしょうか・・・?
よくシャワーの水をはじくのは若い証拠といいますが
顔に関してはどうなのでしょうか?
しかも化粧水が浸透しないというのは・・・?

A 回答 (1件)

本来化粧水の水分が、皮膚の中に浸透することはありません。



私たちの身体には外皮と内皮があり、外皮は皮膚、内皮は胃腸などの粘膜です。ともに発生源は同じで、基底細胞という母細胞を持ち、ともに上皮と呼ばれています。

しかし、機能的には正反対。内皮は栄養や水などの物質を身体に吸収するために存在し、外皮は物質を体内に入れないために存在します。このような仕組みは、皮膚をつくるのは胃腸から消化・吸収される食べ物であり、皮膚から水分や栄養分、薬品を浸透させるのは極めて不自然なことであることを意味しています。

「よくシャワーの水をはじくのは若い証拠といいますが」

若い証拠でもあり、健康な皮膚の状態です。顔も同じです。皮膚にはバリアゾーン(角質層+顆粒層)がありますから、水分を含む外部からの異物が、皮内に浸透することは出来ないのです。健康な皮膚は、例えていうと油紙と同じです。

皮膚に何かを浸透させる為には、合成洗剤の主原料である、合成界面活性剤を使用する以外にありません。化粧水であれ、乳液・クリームであれ、つけて「しっとり」するものほど、使われている合成界面活性剤の濃度が高いこと、又は複数の種類が使われていることを意味します。

皮膚に何かを「浸透」させる行為そのものが、皮膚の健康を損なう行為であることを、知って頂きたいと思います。
バリアゾーン(角質層+顆粒層)を傷つけてしまうと、皮膚組織の水分が蒸発しやすくなり、乾燥肌になってしまいます。又、化粧品原料が皮内に入りやすくなる為に、シミやシワの原因にもなります。

化粧品の選択にあたっては、広告宣伝やキャッチコピーに惑わされるのではなく、肌の仕組みと、お肌と化粧品の関係を知ることが大切です。
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