マイクロソフト社のサポート終了について

Question

Win９８を使用していますが来月でサポートが終了とのこと。私のＰＣはリカバリーのたびにＩＥとＯＥのバージョンＵＰ等を手動でやり直さなければならないのですが、来月以降はバージョンアップ等ができなくなるということでしょうか。教えてください。

ryu-fiz · Accepted Answer

>狭い範囲でネットを利用してますが、98対応の有償無償のセキュリティーソフトの導入だでは不十分でしょうか？

一言で言えば『十分とは言えない』ですね。今のところ、幾つかのセキュリティソフトベンダーは98にも対応を表明してますが…今後もそうだということではありません。翌年から対応を打ち切られてもおかしくはないというのが現状です。現にノートン製品は2006年度版から対応していませんし、ソースネクストも最近発表されたウィルスセキュリティZEROは98/Meにはセキュリティ関連のパッチ提供が確約された2007年7月11日で対応を打ち切るということです。おそらくウィルスセキュリティ全商品が同時に対応を終了するでしょう。
フリー版のファイアウォールで有名なZoneAlarmも、今後は先頃98/Meへの対応を行なわない、と表明しました。（これまでリリースされたバージョンは今後も利用可能だということですが）

従って最悪の場合、98/Meでは今後遠からず利用可能なウィルス対策ソフトが一つもなくなってしまう可能性も全くないとは言えません。

最低限フリーウェアのパーソナルファイアウォールを装備しておけば、ネットワーク越しの感染はかなり防げて安全性が保てるとは思いますが…それらに新たなセキュリティ上の弱点＝脆弱性が発覚しないとも限りません。98/Meで動作の可能な古いものの脆弱性が新たに修正されるとは思えないですから、その場合不安材料がまた一つ増えます。

ということで…現状考えられる最善の手を尽くしても『綱渡り』状態であることは間違いありません。対処可能なWindows関連のセキュリティパッチを例え一部でも適用しない、ということになるとその分確実にリスクは増えることになります。

ネット上での行動範囲が狭いなら確かにリスクは少ないとは思いますが…アダルト系、アングラ系に加え、外国語圏のサイトにも一切アクセスしないと断言出来なければ油断はならないと個人的には思います。

極論すれば、狭い範囲でしかネットを利用しないなら確率的には感染の危険性はかなり少ないが…万が一というときには即刻パソコンをリカバリする覚悟でいないと、ということになるかと思います。

ryu-fiz · Answer

No.3です。一部訂正があります。
98/MeにおいてはDirectXが7.0であってもセキュリティパッチが存在しないことが分かりました。DirectXは8.0以上にアップしてください。ただし、9.0以上をインストールすると逆に動作に支障が出る可能性があるので、利用するなら8.1bまでにしてください。8.0が最も無難と言えます。

ryu-fiz · Answer

サポート終了から１年間はWindowsUpdateやダウンロードセンターから各種更新をダウンロードして使えることが保証されています。即座にあらゆる更新が出来なくなる訳ではないので、その辺はご安心を。

ただし、一年経ったらそれらが利用出来なくならないという保証はありません。ですからその後も何とかして98を使い続けたいのであれば、１年の間に各種更新に必要なファイル全てをダウンロードし、CD-Rなどに保存するようにしておくべきです。

必要な更新の多くはダウンロードセンターから入手が可能ですが、セキュリティ更新はWindowsUpdateからじゃないと入手出来ないものもかなり存在します。そうした更新をダウンロードして保存するためにはWindowsUpdateカタログを使います。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;323166

IEやOEに関しても、現状セットアップファイルがウェブ上から必要なコンポーネントをインストール時にダウンロードする形になったものしか手許にない場合は、将来インストールが不可能になる可能性が高いと思いますので、次のリンクを参考にしてインストールに必要なファイルを手許に保存するようにしてください。

http://homepage2.nifty.com/winfaq/c/ietips.html#1075
ie5setup（もしくはie6setup） を実行し、「最小構成またはブラウザのカスタマイズ」を選択すると、「詳細設定で」ボタンから Internte Explorer の「ダウンロードのみ」を選択出来るようです。

必要なセキュリティ更新を効果的に入手するためには、次のようにされることをお勧めします。

１）まず、次に挙げるもののインストーラは事前に入手してCD-Rなどに保存しておいてください。
制限字数の関係で、各ファイルのダウンロードリンク全てを紹介出来ません。次のサイトから直接検索して探してください。
http://www.microsoft.com/downloads/search.aspx?displaylang=ja

・お使いになりたいバージョンのIE。手許にあるのが数百バイトのie5setup.exeなどだけの場合は先述した方法でネットに繋がなくてもインストール可能なように必要なファイル全てをダウンロードして保存しておくこと。

・DirectX8.0aもしくは8.1もしくは8.1bのいずれか。ダウンロードセンターからダウンロードは出来ないが、7.0以上のインストール用ファイルが付属しているゲームなどのCD-ROMが手許にあれば、それを利用しても良い。

・MDAC2.8sp1。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=78cac895-efc2-4f8e-a9e0-3a1afbd5922e&DisplayLang=ja

・WindowsScript5.6。セキュリティ上の問題でWindowsScriptingHostはいらない、アンインストールする、という方も必要です。これに含まれるJScriptはIEの動作に影響し、セキュリティパッチを当てる必要もあります。アンインストールするなら、最新のWindowsScriptをインストールした後必要なパッチ全てを当てた後にしてください。

・最後に…これはセキュリティ更新ではありませんが、ネットワーク関連の不具合を修正するために不可欠な更新ファイルです。"236926usa8.exe"を次のページからダウンロードしておいてください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=KB;JA-JP;Q236926

２）上記ファイルを全て手許に携えてたら、向こう１年の間に必ず一度、リカバリ等でOSの初期化を行い、WindowsUpdateを受けられることをお勧めします。その際、１）で手許に携えたものは事前にインストールを済ませてからにしてください。
こうすることによって、お使いのPCに必要な更新用のファイル全てが過不足なく判明する筈です。

２）WindowsUpdateを受ける際にも注意が必要です。必要なパッチを当てることは必要ですが…今回はそれ以上に重要な作業があります。それは『今後もネットに繋ぐことなくご自分で必要な更新が行なえるように手許に更新用のファイルを残すこと』です。
ですから、必要なパッチがどれか判明してもすぐにオンライン上の更新作業に入らないようにしてください。

３）表示された更新全ての番号、及び投稿された日付を残らずメモなどに控えます。これは更新を適用する順序を間違えたことによる適用不備を避けるために必要です。
また、全ての項目には『詳細』と書かれたリンクがついています。多くの更新の場合、そこから各更新のダウンロードページがリンクされています。それを確認してください。確認が出来たらファイルをダウンロードしておくように。

４）更新によってはそうしたダウンロードページがない更新もあります。そのような更新については先述したWindowsUpdateカタログから入手することになりますので、そうした更新の番号と日付を別にまとめて控えるようにしてください。

５）WindowsUpdateカタログにアクセスします。そして４）で控えた更新の分だけ選んで更新に必要なファイルをダウンロードしてください。

面倒くさいですが…ここまで説明した手法を使えば、お使いのPCに必要な更新を過不足なく手許に携えることが可能になります。逆に言えば…ここまでの手間を掛けられない場合には各更新ファイルの提供が終了した後は、最低限の安全も守れないことは覚悟しなければならない、ということになります。

余程スキルに自信のある方以外は、最新のOSを導入したPCに買い換えるべきではないかと思われます。

kazuof23 · Answer

7月11日以降はOSの不具合やセキュリティホールが発見されても修正プログラムの配布がされなくなるわけですから、考えられる対応としては。

・Microsoft Support Product Solution Center Web サイトより過去の修正パッチをダウンロードする。

・最終のWindows Updateとなる6～7月のパッチを必ず当てておく。

・脱IE/OEを進め、ブラウザをFirefoxに、メールソフトをThunderbirdに切り替えIE/OEの穴を狙うウイルスに対抗する。

・大切ななデータ（個人情報等）をCD-R等に退避させPCには残さない。

char2nd · Answer

サポートが終了する、というのは新しく発見されたセキュリティーホールなどを改善するパッチファイルは配布しない、ということで、いままでの修正ファイルなどはこれまで通りダウンロードできます。
　ＩＥとＯＥのバージョンアップも問題ないでしょう。ただしこの先発表される新しいバージョンが、古いＯＳに対応するかどうかは判りません。

マイクロソフト社のサポート終了について

>狭い範囲でネットを利用してますが、98対応の有償無償のセキュリティーソフトの導入だでは不十分でしょうか？

No.3です。

サポート終了から１年間はWindowsUpdateやダウンロードセンターから各種更新をダウンロードして使えることが保証されています。

この回答への補足

7月11日以降はOSの不具合やセキュリティホールが発見されても修正プログラムの配布がされなくなるわけですから、考えられる対応としては。

サポートが終了する、というのは新しく発見されたセキュリティーホールなどを改善するパッチファイルは配布しない、ということで、いままでの修正ファイルなどはこれまで通りダウンロードできます。

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　サポートが終了する、というのは新しく発見されたセキュリティーホールなどを改善するパッチファイルは配布しない、ということで、いままでの修正ファイルなどはこれまで通りダウンロードできます。