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簡単な問題ですが、分かりません・・・

次の名称を化学式に直せ。
(1)フッ化水素     (2)アンモニア     (3)二酸化炭素
(4)硫化水素      (5)メタノール     (6)硫酸
(7)リン酸       (8)プロパン

すべて分からなかったわけではありませんので、その分かった問題の僕の考え方を書かせていただきます。
(1)フッ化水素はH+とF-よりHF, (6)硫酸はH+と(SO4)2-より、H2SO4と分かったのはこれだけです。CO2とかは丸暗記していたので分かりましたが、作る過程が知りたいです。(1)(6)はイオンの価数が全体でゼロになるように合わせましたが、ほかのものはこの方法では出来ませんでした。

分子式の作り方を教えてください。    

A 回答 (2件)

結論! 分子式は、基本的なもの(教科書に載っている10個弱)は覚えた方がよいでしょう。


あなたがご質問の8つの分子式について、簡単に説明しておきます。
A.この8つの中には、「酸」が4つあります。
 「酸」は、「H+」+「陰イオン」 という形になっています。
 こういう説明をすると、「酸はイオン結合している!」と、よく間違える人がいるのですが、 「酸」は、非金属の原子どうしが結合してできるので、基本的には「共有結合」でできた「分子」です。でも水に溶かすと電離する(=電解質です)のですね。
 (1)~(8)のうちで、酸に該当するものは、(1)、(4)、(6)、(7)の4つです。
 (1)フッ化水素=水素イオン1個 + フッ化物イオン(F^-)
 (4)硫化水素=水素イオン2個 + 硫化物イオン(S^2-)
 (6)硫酸=水素イオン2個 + 硫酸イオン(SO4^2-)
 (7)リン酸=水素イオン3個 + リン酸イオン(PO4^3-)
※学習を進めていくと、CO2も「酸」であることがわかると思いますが、今回の説明では便宜上Cut!しました。

B.(2)のアンモニア、(3)の二酸化炭素は、化学式を丸暗記するのではなく、構造式と、実際の分子形(必ず教科書に載っていますから確認してね。分子というのは、構造式で書くと平面的な感じになりますが、実際は立体的な存在ですからね)をしっかりおさえて、これと分子式を関連づけて覚えます。
 いずれにしても、化学式Onlyでは、覚えにくいですね。
 色々なもの(構造式や分子の立体的な形)と関連づけて覚えた方が記憶にも残りやすいでしょう。
  価標の数をおさえて理解すると、構造式も簡単に書けるようになります。
参考 価標の数  H・・・1本 C・・・4本 N・・・3本 O・・・2本 F・・・1本

C.(5)と(8)の物質は、有機化合物です。これは「化学1」の教科書の最後の方で、詳しく授業でやるはずです。
 これも、原則は価標の数だけ手を伸ばして、それをつなげあって「構造式」を作っていきますが、これについては、「化学1」の最後の単元で扱いますから、先生の話をしっかり聞いておけば簡単に作れるようになるはずです。
 構造式が頭に浮かぶようになると、分子式は簡単に作れるようになりますよ。
 ただ、こういう物質が、次々試験に出題されるようならば、今は、覚えるしかないと思います。でも、これらはいずれも基本的なものばかりです。
 ポイントとしては、教科書にのっている分子(10個弱でしょう)の構造式と分子の形をしっかり覚えることが早道だと思います。
 そして学習が「化学2」のあたりまで進むと、いろんな理屈がわかってきますが、今の化学1なんかの教科書を見ると、「場合によっては、理屈抜きで覚える」ことも仕方のない感じになっています。
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考え方は基本的にイオン結合か共有結合かを考え、電荷や最外殻電子の数を考慮して決定するのですが、実際は慣用の名前から想像がつかない化合物があったり、よく出る無機化合物はそれほど多くないので暗記した方が早いでしょう。



有機もやはりメジャーな化合物とタイプの特徴だけ覚え、あとは規則にしたがうのが良いと思います。有機の規則は授業で習うと思います。
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