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素朴な疑問なのですが、なぜ三人称単数の動詞には「s」がつくのでしょうか?

I go to ~
He gose to ~

中学の初歩の英語ですが未だになぜ「s」がつくのかわからず子供に「なぜ?」といわれたら「言語に意味なんて無いから覚えて」としか言えず、情けないです。

雑学程度のことから言語学的なことまで納得のできる説明方法を教えて下さい。

A 回答 (6件)

三単現だけにsがつくからこんな疑問が出てくるのも当然です。

もともと英語等インドヨーロッパ系の言語は動詞に語尾をつけて人称を表すのが特徴です。英語も本来は

I worke
thou workst
he worketh, or works
we (ye, they) worken

のように全部の人称に語尾がついていました(分かりやすいように綴りは現代のものに変えています)。

このうち e と en の語尾は発音が弱くなって脱落しました。二人称単数の thou は代名詞そのものが使われなくなりましたが、現在でも古文体としては残っており動詞には est を付けます。三単現は2とおりありましたが s の方が優勢となり現在に至っています。二人称代名詞の you はもともと ye の目的格でしたが、主格に転用され単数複数両方に用いられるようになりました。

過去形は

I workede
thou workedst
he workede
we (ye, they) workeden

でしたが同じ理由で一人称単数、三人称単数、複数では語尾が脱落しました。thou workedst は古文体としては現代でもこのようになります。

このような理由で三単現のsだけが生き残ったわけですが、一ケ所だけ残るとあまり意味がないと感じられるのか俗語ではsを落とすことは珍しくありません。しかし、今は教育というものがあるのでsの脱落は標準とは認められていません。
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お役に立たないかもしれませんが、若干似た話題だと思うので、ご参考まで。



参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2208435
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私が昔先生に聞いたのは、英語の主語は非常に短くて I, you, it, sheとかですよね?



例文:
(I hear) they go to the girl's house.
(I hear) he goes to the girl's house.
Oh, god, really?

あいつら、「あの娘」んちに行くんだって。
あいつ、「あの娘」んちに行くんだって。
なぬーっ?!

この時、they か he か、一瞬だから聞き逃すこともある(発音が違うから聞き逃しにくいが)。その時に、ただの go なら主語になるのは, I, you, they, weくらいしかありませんから、今2人で話しているとしたら、その2人のどっちか、又はどっちも、あるいはそこにいないけど、複数の人間が、「あの娘」んちに行くか分かります。会話の流れから、I, you, weかtheyかは判断できる場合が多いです。goes だったら、she か heくらいしかありませんから、今こうやって会話してる自分たちじゃない誰か一人が「あの娘」んちに行く、んだと推定できます。

つまり「あの娘」んちに行くのが誰なのか、主語が短い分、話した時には本当に一瞬ですから、誤解の可能性をなくすため(可能性の範囲を狭めるため)に、活用があるんだと教えられました。

今考えたら屁理屈かもしれませんが、過去形に活用がないのは、「過去の話である」ということが会話では第一義的には重要だから、主語が誰かは聞いた瞬間分からなくても問題ない、と言うことでした。

他には、ラテン語やロマンス語などの名残り。というのも聞いたことがあります。

何となく説得力ありますか?(笑)
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どちらかと言うと雑学的な説明ですが、



英語は狩猟文化の元で発達したので、狩の獲物がいて、今それが取れる(または、今しか取れない)ということは、非常に重要な情報であったわけです。

いっぱい獲物がいれば、いつでも取れるわけで、「一匹、今いる」、と言う情報を特別扱いした結果、三人称単数現在にs が付くという文法が今でも残っている。

なお、一人称や二人称は、獲物になりません。自分や相手は、自分の仲間と考えるので。
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http://www.geocities.jp/will_be_king7/english1.h …

英語も大昔は今以上に活用形があったようです。
しかし、三単現の(e)sだけが現在に残っています。
その理由として考えられるのは、
sで終わるが複数形ではない語(固有名詞等)が
三人称に含まれることです。
複数形か単数形か、語尾のsだけでは必ずしも判断できません。
しかし、動詞が活用すれば、
主語が単数か複数か判別できるというわけです。
一人称・二人称は区別がつくので、
三人称の単数形か複数形の区別さえつけば良いのです。
そういった理由の為に、
三人称単数のみ昔の活用が残り、sがつくのです。
そして、なぜs又はesなのかと言うと、
これは古期英語の北部方言-esに由来しています。
古期英語でdialという意味です。
dialの語源は、ラテン語のdiesという言葉です。
これは、英語に直すとdayです。
元来、時を意識して付けられた語尾ということですね。

「新グローバル英和辞典」(三省堂)
「リーダーズ英和辞典」(研究社)参照
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 昔(1000以上昔)の英語は今と全然違って,動詞とか名詞にいっぱい変化形がありました。



 動詞は時制や称などによって変化しました。例えば,現在時制でも一人称・二人称・三人称によって動詞の形は変化しましたし,単数形・複数形によっても動詞の形は変化しました。過去形でも同様に称や時制で動詞の形が変化しました。

 名詞では,主格(主語)になる場合・属格(~の:所有格)になる場合・与格(「~に与える」の「~に」)になる場合・対格(「~を与える」の「~を」)になる場合で名詞の形(語尾)が変化しました。

 また,名詞には中性名詞・男性名詞・女性名詞があって,名詞につく冠詞・形容詞は名詞の性によって変化しました。

 こんな風に,英語にはいっぱい変化形がありました。その後,徐々に複雑な変化が無くなって行きました(何でなくなったかは知りません)。

 しかし,一部は今も残っており,動詞の三人称単数や過去形,所有格のsとかは残り,今でも使われているのです。

 何語か知りませんが,いっぱい変化する言語って今でもありますよね??ヨーロッパ系の言語でも。。。

 何となく分かられましたか??
 私もこれ以上のことは知りません。

 
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