
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
分子とは複数個の原子が強固に結合した物質です。
この強固な結合を共有結合といいます。言い換えれば、共有結合でいくつかの原子が離れるにはなれないひとかたまりになった物が分子です。一般に金属と呼ばれる物は常温常圧で(つまり生活環境で)金属結合をする物質のことですから、常温常圧においては分子を作りません。原子何個かが離れるにはなれない結合を作るのではなく、すべての原子でやや弱く結合しているのです。
なお、自然界という物は1か0かの世界ではありません。やや非金属性を持った物質などもあるわけで、その代表が#2さんのおっしゃるようなスズです。
「全く分子を作らない」のではなく「めったに分子を作ることはなく、その程度に大きな差がある」のです。
No.4
- 回答日時:
高校の化学では全く出てこないはずの話題をいくつか:
リチウムの 2原子分子 (Li2) は結合距離 267pm, 結合エネルギー 110kJ/mol で反磁性. また, 有機リチウムは一般に共有結合性が強く揮発性の物質.
BeF2 も共有結合性が強く, 融解しても電気伝導性は高くありません.
もっというと錯体ならいろいろな分子性物質があります. 例えば鉄は一酸化炭素と反応して [Fe(CO)5] という錯体を作るため, 一酸化炭素を通すようなパイプでは鉄を使えません. また, Re を含む 2核錯体では Re-Re の 4重結合を持つものもあります.
No.2
- 回答日時:
赤血球のヘモグロビン、或いは水俣病の原因物質として有名なメチル水銀などは
分子になります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%A2% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%81% …
また、「金属元素のみで作られる単体」という意味でしたら、金属以外の固体分子に
なる例としては錫が挙げられます。
錫は、常温では金属の状態(βスズ)ですが、ある温度を下回ると共有結合性の結晶
(又は不定形固体)になります(→αスズへの相転移;錫ペスト)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8C%AB
http://virus.okwave.jp/kotaeru.php3?q=1524984
さらに、金属も沸点を越えれば気体になりますが、このとき、金属原子は金属結合を
保てなくなりますので、単原子~少数原子による分子(恐らく共有結合分子)として
気体になるものと思います。
(これは、特定元素に限らず、全ての金属元素で共通;
受験化学には出てこない話だと思いますけれど)
従って、金属元素も分子を作るといえます。
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