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秋田小一男児殺害事件、痛ましい事件ですね。
被害者の男児には心からご冥福をお祈りします。
容疑者も捕まり、取り調べも進んでいるようですね。
適正な裁判が行われ、罪を償ってもらいたいと思います。
さて、今朝の報道番組で容疑者の文集が紹介されていました。それ以前にも容疑者の過去を洗いざらい報道されていましたよね。加害者の人権を保護しろと言う気はさらさらありませんが、報道機関の横暴振りには目に余るものがあります。加害者だからといって、全てのプライバシーを報道できる権利はないと思います。

どう見ても、報道と言う名の『正義』を振りかざして、加害者に社会的懲罰を与えているとしか思えません。
報道機関はあくまで報道であり、社会的懲罰を積極的に与える期間ではないと思いますが、行き過ぎではないのでしょうか?

また、そのような情報を視聴者も読者も欲しがっていると、声を大にして言った某ジャーナリストもいますが、あなたは加害者の元同級生の話や、過去の文集などを読みたいと思いますか?

A 回答 (4件)

人権の観点からいえば質問者さんのおっしゃることはまぎれもない正論だと思います。

でも、人権の意味を本当には理解できない人や感情論とそれとを混同させてしまう人というのもたくさんいて、人権意識の低かった昔はむしろそういう人たちによって、今とは違ったバランスで世の中の秩序が保たれていた部分もあり、それらを完全に排除することはできないだろうな、と思います。

こういう風潮を作っている要因のひとつに、日本の犯罪者に対する刑罰の軽さがあるのではないでしょうか。人を殺したって死刑になるとは限らないし、終身刑という選択肢もありません。正当な裁きを受けない可能性があるなら、いっそ自分たちのできる範囲内で……という気分があるかもしれません。

今回の秋田の事件の被疑者と同じような過去や性癖などを持ちながら、それに抗って一生懸命に真っ当な人生を歩んでおられる方の中には、マスコミの過剰な報道に耳の痛い思いをされる向きもあるでしょうが、要は人に後ろ指さされることさえしなければいいのだし、価値観が多様化している分、むしろ生きやすい世の中とさえ言えます。

最後の質問者さまのご質問ですが、私はそういう被疑者の過去も知りたいです。そういう報道がなされるのは罪が確定してから、というのはその通りなのですが、やはり犯罪者の罪を犯罪者個人のものだけにせず世の中全員の問題として考えるためにも、それは必要だと思うからです。
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この回答へのお礼

確かに日本の刑罰の軽さに疑問を感じることは多々あります。
しかし逆に裁判所が『社会的制裁を十分に受けている』として減刑になるときもありますよね。どの程度が適正かは難しいですが、報道によって逆に減刑になってしまうのでは逆効果だと思います。
後ろ指を指されないことさえしなければいいのは正論ですが、それでも事件は起きますし

ma_f様は犯罪の抑止力として過去なども知りたいと言うことですね。ご回答ありがとうございました

お礼日時:2006/06/16 15:20

>加害者だからといって、全てのプライバシーを報道できる権利はないと思います。



大筋で賛成です。
男児殺害事件発覚直後、マスコミ(私は週刊誌は全く読んでいません)は、容疑者の娘さんの水死に対する、事故か事件かの検証が足りなかった、警察は何をしているんだ、という論調が多くをしめていたと思います。
が、この水死事例について警察から正式な検証結果、捜査の進展状況などの見解がないために、民放各局が推理合戦に入っているように思います。(昨日、警察が改めて「水死は事故だったと発表した」と、ある番組内で聞きましたが真偽はわかりません)

質問者さんもご存知かもしれませんが、容疑者は、ある公開捜索番組に自ら娘さんの水死について原因調査を依頼していたそうですから、その局は他局よりも、多くのインタビューを容疑者からとっていると推測されます。なので、その局以外の放送局が、負けてはならじと妙な情報収集合戦に走っているように感じます。TV局は、ワイドショーにせよ、ドラマにせよ、ニュース番組にせよ、お笑い番組にせよ、詰まるところ視聴率が欲しいわけですから。

警察からの水死に対する正式発表が出ない限り、この報道合戦が激化することへの危惧、嫌悪感は感じます。
また、狭い地域でのほんの数人の近隣住民や元同級生なる人物、元上司、知人……などのインタビュー放映は、TV局の意向に添った、それらの人物からの答えのみを放送しているのでしょう(結論先にありきでしょう)から、視聴者側も、TVで放送されることがすべて事実であるなどと迂闊に信じてはいけないし、人権侵害だなと感じる内容を放送している番組は、見ないようにする態度も必要かと思います。

>そのような情報を視聴者も読者も欲しがっていると、声を大にして言った某ジャーナリストもいますが、あなたは加害者の元同級生の話や、過去の文集などを読みたいと思いますか?

情報の質によると思います。例えば、今朝私も見たのですが、容疑者のとある卒業文集中の、容疑者に対する級友達からの辛辣な寄せ書きの酷い内容! これは容疑者が通っていた学校で、いわば学校公認で虐めが行われていたことを示す、明確な事実(文集が本物ならば)ですので、社会的にみて、事件の根源に関する大変重要なファクターであり、今後二度とこのような悲惨な事件を繰り返さないためにどうしたらよいかを検討していくための貴重な材料になりえると思いますので、知って良かったと思います。

がしかし、近隣住民や容疑者の知人と称する人物などの、容疑者に関する個人的なインタビューは、そこにどんな偏見が隠れているのかを我々一般視聴者が知るすべはありません。放送することそのものが、無意味だと思います。

これからもこの事件に対する報道は、ワイドショーを含めて、私は見ると思います(週刊誌は読みません)。何故こんな悲惨な事件が起きたのか、同様の事件を二度と繰り返さないために国民はどうしたらよいのか、その真相が知りたいからです。
しかし、あくまでも、「TV局の視聴率最重視の姿勢」を踏まえた上で、客観的に報道内容を受け止めていきたいと思います。

本当のことが判明するのは、おそらく裁判の中ででしょうし、もしかしたら、裁判の中でさえ、本当のことは判明しないまま終わる事件なのかもしれない……とも感じ始めていますが。

長々、失礼いたしました。
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この回答へのお礼

そうですね。やはり『編集』というブラックボックスを通り過ぎたものだと、何が真実かわかりづらいですよね。
#3様と同じ、抑止力としての情報公開には賛成される立場ですね。ただ抑止力より制裁という意味合いが強く感じられてしまうんですよね
寄せ書きはかなり衝撃的な内容で、報道が特に辛辣なものを選んでいる気がしてなりません。
とはいえ、抑止力として必要なのはわかりました。
ご回答ありがとうございました

お礼日時:2006/06/16 15:26

犯罪に関する情報公開はいろいろ難しいようですね。

最近では被害者側の情報には規制がかかるようになりましたが、どうしてもイヤらしい好奇心と言うものはなくならないものですね。
事件は起こったときだけ、アレコレ勝手に推察して大々的に報じますが、事件後、判決後、出所後、よほどの事件でない限り注目されることはない。
被害者の方にとっての本当の戦いや葛藤はそのあとやってくると思うので、無駄なことに時間を費やさず、しっかりしかるべき報道をしてほしいと願っています。
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この回答へのお礼

そうですね。
今でも被害者がさらにメディアの被害者になっていると感じるときがしばしばあります。
しかるべき報道…報道の姿はどうあるべきか考えさせられますよね。
ご回答ありがとうございました

お礼日時:2006/06/16 15:15

ワイドショーは時間帯の関係もあるでしょうが、「噂好きのオバサン」のためのものですから。

そのオバサンたちが大好きなんでしょう、きっと。

こんな話がありますよ。
以前、この手の番組がアンケートをとったところ、「もっと政治や経済のネタも取り扱って欲しい」という意見が意外に多く、番組側もそれを受け止め、政治や経済ネタを取り扱ったところ、視聴率が激減したそうです。
所詮、大衆なんてこんなもんです。
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この回答へのお礼

な、なるほど…
やはり下世話なネタはウケがいいんですね
ありがとうございました

お礼日時:2006/06/16 15:13

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