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 出雲と書いて「イズモ」と読むんですか?いつから、出雲と書くようになったのですか。

A 回答 (3件)

 仰る通り、「いずも」と読みます。


 今きちんとした形で残っている文献としてはもっとも古いものに属する「風土記」の中でもっとも完全に近い形で残っているのが「出雲国風土記」です。これは奈良時代、天平5年(733年)のもので、写本とは言え、ここで「出雲」という地名及び人名が登場してきます。
 家に帰らないと「風土記」が手元にありませんので、何故出雲と書きいずもと呼ぶようになったか覚えてはいませんけれど、由来からすると歴史が明確に辿れる記録がある最初から既にそう呼ばれていた、と言えます。
 日本書紀、古事記にも出雲は登場しますし、その発端は日本の各土地に地名がつくようになった頃まで遡れるのではないでしょうか。
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専門家ではないので常識的な回答です。


今から千数百年前に漢字が導入され、大和言葉が漢字を使って書かれるようになりました。但し、カタカナやひらがなは未だ発明されていなかったので、日本文が全て漢字で書かれたのです。後に万葉仮名としてある程度ルールが出来ましたが導入された当時は書き方はバラバラだったようです。

8世紀に編纂された古事記や出雲国風土記で出雲という記載があるので(原本を見たことはありません)出雲は当時から使われ今日まで変化していないと思います。この地方を治めていた豪族の名前が地名(地域名)になったようです。
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古文においては、「出」という漢字を「デ」と読まないことのほうが多いのです。

現在の「出る」に当てはまる動詞は、下二段活用で、「出づ」と書いて「イづ」と読みます。「出す」に当てはまる動詞は、四段活用で、「出だす」と書いて、「イだす」と読みます。すなわち本来、「出雲」と書いて、「イヅるくモ」という読み方をしていたのではないかと思います。それがやがて、「イヅモ」へと定着していった。同様の例に「出水」は「イヅるミず」で「イヅミ」となり、今は「泉」の字を使っています。蕎麦で有名な「出石」は「イヅるいシ」略して「イヅシ」です。なお、「イヅモ」の語源(あくまでも説話=伝承ですが)は、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが「出雲」の地にたどりつき、湧き立つ雲を見て、いたくこの地を気に入り、「八雲立つ 出雲八重垣 妻篭みに 八重垣作る その八重垣を」という和歌を作ったことによる と古事記には記されています。蛇足ながらこれが和歌の始めであり、スサノオが和歌の親とも言われています。  我ながら随分と下手な説明で、しかも説明の順序がさかさまかなとも思うのですが、知っていることを書きました。(少々覚え違いがあるかもしれません アシカラズ)なお、私は一般人と専門家の中間で回答には「やや」自信ありと受け取ってください。

この回答への補足

 出雲の正しい読み方は、イヅモなのですね。でも、イヅモではパソコンで変換できない。イズモでしか変換できないのは、なぜなんでしょうか。
 意地悪などと同じですか。これも考えたら不思議。

補足日時:2002/02/22 00:27
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