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実験でポリスチレンの重合をしたのですが、その時アルゴンで置換しました。これにはどういう意味があるのでしょうか?
また、高分子の粘度測定で粘度法を使ったのですが、そのときの溶媒に、NMPを使ったのですがこれを使う理由はあるのでしょうか?ほかの溶媒では駄目なのでしょうか?お願いします。

A 回答 (1件)

> アルゴンで置換しました。

これにはどういう意味があるのでしょうか?

恐らく、2,2'-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)や過酸化ベンゾイル(BPO)などの
重合開始剤を使ったラジカル重合を行われたのではないかと推測します。
だとしたら、反応系内のラジカル(開始剤由来またはスチレンモノマー/ポリマー)が、
空気中の酸素(→三重項のビラジカル)と反応する(=ポリマー中に取り込まれる)
のを避ける為だと思います。
(あとは、反応熱による発火の回避;安全面から言えばこちらの方が大事)


> NMPを使ったのですがこれを使う理由はあるのでしょうか?

これは、必ずNMPでなければならないというわけではなく、あくまで
「ポリスチレンを溶解可能で、かつ、(いろいろな意味で)扱いやすい」
という理由で選択したものだと思います。
http://www.m-kagaku.co.jp/business/library/nmp.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2006/06/19 21:28

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