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 こんにちは。

 早速ですが質問です。
 天皇は本当に万世一系なんでしょうか?
 類似の質問はいくつかあるようですが,ずばり,「本当に万世一系か」という質問は,検索をかけてみてもみつからなかったので,質問させていただきました。

 なお,特定のイデオロギーにかたよった回答は求めていません。あしからず。

A 回答 (21件中1~10件)

血筋が全く絶えていないと証明するには、今上陛下のDNAと大昔の天皇陛下のDNAを比較する他はありませんが、それをするにはタイムマシンが必要ですね。

逆に途絶えていると証明することも同様の手段が必要です。
要するに、証明することも否定することも出来ないのです。


しかしながら、私の考えによれば、天皇家は万世一系です。

万世、というのは非常に長い間、というほどの意味ですが、少なくともこの1000年間は今上天皇陛下まで男系でずっと来ていますし、天皇制という制度自体は、その意味を変えながらも、自律的にその立場をこの1500年ほどは保っています。
また途中、日本としては唯一の「乱世」である戦国時代や、日本としては唯一の外国による占領(太平洋戦争直後)をも経験していますが、とぎれることがありませんでした。


勿論、疑うのであれば、例えば各年代の皇太子さまが本当に天皇陛下とのお子さまかまで疑うことは出来ます。この意味においては、両陛下がご健在の折に誕生されたとしても、疑おうとすれば疑えます。特に宮中が乱れていた戦国時代などは、疑おうとすればいくらでも疑えるでしょう。
しかし、そのような疑いは、単に疑いのための疑いであります。事実、歴代の天皇陛下は陛下としての存在をされておられるので、万世一系という表現に大きな誤りはないと思われます。
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まだコーナーが空いていたので、最近ある本で読んだフレーズを・・・。



「女が自分の子供と思うのは確信であり、男のそれは信仰である。」
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この回答へのお礼

 皆様,大変申し訳ございませんでした。
 身辺がなにかとごたごたしていたもので,すっかりお礼ができず,失礼いたしました。

 万世一系というものの定義自体も,中々難しいものですね。また,真偽は闇の中である,というのが実際のようで,ここに質問するのは少々不適切であったことも,またお詫びいたします。

 末筆ながら,No.21様は勿論,皆様には誠にありがとうございました。疑念が少し消滅したように感じます。

お礼日時:2006/08/01 23:54

質問者の言う万世一系は、奥さんが不倫をして出来た子が継げば、それで切れますから解りません。

只、一般的に言う万世一系は、家系図がそこそこ矛盾なく繋がって現在に至っていると言うことだけでしょう。そう考えると、千数百年繋がっているのだから、本当に万世一系といえるのではないですか。
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お初です。


難しい問題ですが、私見を述べます。
まず、DNA鑑定を必要とするような系統の皇統譜の代数は信じる事が出来ません。古事記序文にある天武天皇の「誤りを正す」と言う真意と、書紀持統5年条にある18氏族の帝紀などの史料提出させた事により記紀編者が各豪族の帝紀や旧辞から取捨選択し、あくまで記紀の作文だと思います。神武以降の代数や名前は天皇家の帝紀には無い物だと思われます。つまり、天皇家が安定した権力を握った段階で中国に倣って史書編纂をした訳です。誰もNoとは言えない状況だったのかもしれません。私は継体が天皇家の初代ではないか?(つまり君や大君(大王)を名乗った)と考えています。(この説は唱えている人は少ないのではないかと思われます)元々葛城氏、大伴氏、秦氏などと同じ様な一豪族に過ぎない近畿天皇家は覇権争いによる群雄割拠の時期を経て欽明期に何かしらのアクションによりking of kingに登りつめたのではないか。欽明紀の文章量が妙に引っかかるのです。
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No.14の返答の修正です。


「比定(誤) → 否定(正)」です。
お恥ずかしい…。こんな書き込みはするものではないでしょうが、ごめんなさい。
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伊藤博文の名前で配布された「皇室典範義解」に、「万世一系」の注釈が書かれています(伊藤博文著「帝国憲法皇室典範義解」国家学会蔵版 昭和10年)。



◆万世一系
「・・・神祖開国以来時ニ盛衰アリト雖、世ニ治乱アリト雖、皇統一系宝祚ノ隆ハ天地ト与ニ窮ナシ本条首メニ立国ノ大義ヲ掲ケ我カ日本帝国ハ一系ノ皇統ト相依テ終始シ古今永遠ニ亘リ一アリテ二ナク常アリテ変ナキコトヲ示シ以テ君民ノ関係ヲ万世ニ昭カニス・・・

要するに日本は、一つの王朝(血統)の下に建国以来統治されてきたと言うことを言っています。
まず、旧唐書の記述を見ると、7世紀以前に日本が一つの王朝によって統一されていたとは考えられていません。日本国内では滅びた王朝は、叛乱扱いとなっていますが、九州の磐井などは、中国と王朝として外交関係を結んでいたことが分かっています。
次に、王統ですが、天皇位が二系統並列して存在していた時期は、南北朝時代が目立ちますが、天皇位が二系統で交互に譲位された例は、冷泉天皇から後一条天皇の期間以降にも何度も存在します。南北朝時代の解釈については、明治当時でも「万世一系論争」の大きなウエイトを占めていたようです。

結局、「万世一系」とは、「皇位継承は万世一系であって欲しい」と言う願望を以上のものではありませんね。
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こういう質問は一部の方が非常にお熱く「万世一系」であることを主張するため非常に回答しにくいのですが・・・



まず、私はつながっていないと見ています。また、神武天皇以下の最初の数代は架空の可能性が大、また、奈良時代以前の天皇では断裂がある(しかも数回ある)可能性が大と見ています。
理由は、明らかな系譜の不自然さや、動向など。また、神武天皇などの記述も、おおよそ本当のこととは認められないほど荒唐無稽であるのは、実際に古事記や日本書紀といった神話を見ればわかるかと思います。

古事記などのいわゆる神話系は、主に3部構成とされています。イザナギやアマテラス、大国主などが登場して国づくりをしている神話の代、神話と人間の話が入り混じる過渡期(神武~応神まで)、そして、天皇家の話である人間の代です。

神武天皇以下初期の数代ですが、分類では第2部にあたり、明らかに神話の世界にめり込んでいます。
ヤタガラスといった架空の生物の登場や、現状、史実性があるとされる最古の天皇である15代応神天皇より前は、いわゆる神話と人が入り混じるものである第2部、つまり過渡期にあたる内容となっています。

これは、「天皇家は神の子孫である」というのをアピールするための措置と考えられますが、歴史を創作しているという点では明らかにマイナスです。
正直、現代の視点で考えれば創作以外の何者でもなく、そのため天皇の実在自体が疑問視される結果を生んでいます。

さて、この問題ですが、実際には「徳川は源氏である」というのと同様なのです。
徳川は源氏の後裔を名乗っていたのですが、実際には系譜が怪しく、現在では「高確率で捏造」というのが有力です。
しかし、「捏造である」ことを証明する証拠が無い。そのため、「捏造である」として否定できないのです。つまり、「徳川は源氏ではない」とは言い切れない。
これは、他のもろもろの武家にもいえますが、系譜の捏造は、証拠が残っていないため、「非常に怪しい」とまでは否定できるのですが「違う」とまでは否定できないのです。

他の方もいっているとおり、現状、古事記や日本書紀以外における、「天皇家が万世一系である」という証拠以外が消滅しています。つまり「万世一系ではない」という証拠が無いのですね。
これは、国家の最高権力が公然と捏造している(と考えられる)代物なので、おそらくこれからも捏造であるという証拠は出てこないでしょう。
ここに、いわゆる「万世一系である」とするお熱い人たちが漬け込む余地ができてしまっているのですが・・・
まあ、こういうものです。

なお、DNA鑑定については一世代上ならば、ミトコンドリアによる判定が不可である父親、つまり男親ですら99.9%の確率で肯定できるらしいので、あくまで統計的などというのはこじつけ以外のなにものでもありません(数学的に考えれば、0.1%は誤差の範囲ですし、3%以下とかは、おきることがまずありえないこと、という捉え方すらされます。)。
そして、裁判証拠など、公的な力を発揮することからも、単なる統計的な代物ではないというのは、容易に理解できるかと思います。
http://www.solution-inc.co.jp/faq.html
また、祖父母であっても、片方のサンプルのみですら90%以上の肯定、違うという結論でも、間違っている可能性は15%以下。そして、両方のサンプルがあれば99%の肯定。違うという結論の場合は間違っている可能性は0%としています。

もっとも、さすがに100代前の天皇と現在の天皇では、比べようがないのですけどね。しかし、99代前の天皇と98代前の天皇では(DNAが双方とも鑑定可能な状態で残っていれば)鑑定は可能です。

なお、No2で紹介されているサイトは、確か私が出したやつなのですが・・・
正直、非常に左翼(あくまで右翼と比較して、の左翼です。)的ではあるため、鵜呑みにするのはあれなのですが、疑問点としてよくまとまっているために出させていただきました。

まとめとしては
万世一系ではないという証拠はない。しかし、それをもって万世一系であるというのは明らかに問題がある。
そのため、今後の考古学的、歴史学的調査が必要な問題でもある。
とでもなりますかね・・・

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/古事記
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私もみなさんの多くと同じく「万世一系」ではない、と思います。


このキーワードがクローズアップされたのは太平洋戦争、または日露戦争からその後の長い戦時体制の際、思想統制、国威発揚というか、そういうものに利用するために誇張、強調したと思います。

過去の時代、長子が継ぐ、おいう基本がありながらお家騒動が耐えなかったのは権力者の定め。形式やパワーバランス、様々な思い、謀ごとが渦巻いて継続していったと容易に想像できます。
天皇家も決して直系のみではなし、南北朝時代などはっきりしないもおもあり。(水戸光圀などは三種の神器のある方、という判断で歴史書に正統はどっち、とかかせたようですが)
幕府でも宮将軍(天皇家から養子をむかえる)がいたり形式・格式が複雑にからみあう家督相続。

もし万世一系という意味を考えるなら「天皇家」が存在する、ということだと私は思います。たとえ養子になっても天皇家が存在し続ける、ということに重みがあるかと。
少なくとも、形式的でも「王家」が民間人化せずに残り、しかも長い歴史の間途中で滅亡したこともない、となるとこれは稀少です。
そういう意味ではイギリスやタイの王朝は途中で明らかに王家が入れ替わったりしますが、日本は天皇家のみ。天皇家が行政権を「関白太政大臣」「征夷大将軍」として委任する形式で生きのびてきたからです。
血統にこだわってるようですが、「家」文化では「家」の存続の方が重要だと思います。したがって天皇の血筋が続いてるかどうか、というのは…民間人皇妃を数回迎えた時点で何分の1になってるかわかりません。実質、意味ないと思います。

数千万分の1なら我々にだって皇族の血が流れてるかも、ですよ^^

「皇族」だって形式でしょ。条件そろえば皇族になれる。形式主義なんですよ。

科学者がいうにはDNAで人類をみると、民族という分割ができないぐらい、「ヒト」種のDNAは同じだといいます。ミトコンドリアのタイプでかろうじて4種類ぐらい見分けがつくらしい?!
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感想です。


難しいというか、発言されにくいですねぇ。

自分たちの国のことですから、今の私たちのまわりの多くの人は、遺伝子的に男系で万世一系ってことが日本人としての目に見えない精神的な支柱の一部を形成しているという共通認識があるでしょうからねぇ。

近代の国家神道的な価値観が思考の一部を規定いている現代人には少々酷なことなのかも知れないなぁ、と思うことがあります。江戸時代の民衆はどうだったんでしょうね?

間違いだろうとわかっていても、これを比定することが、自分たちの社会的記憶(共通認識)を比定する自己否定的な感覚が社会全体を覆うことになるかもしれません?

自己比定をする勇気をもって。その先にある真実に眼を向け、アイデンティティーの再構築が模索されることになるのでしょうか?

しかし、長い間にわたって、天皇家というシステムを維持しつづけてきた歴史的は事実は消えるものではでしょうし、その価値を比定することではないです。

でも、暴力的な思考で、攻撃的になる方々がね~。
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万世一系と言うのは、明らかに間違いです。



南北朝時代は、2系統の王朝が建っています。
このうち、なぜか南朝が正統とされますから、現在の皇室につながる北朝は、皇室ではなかった事になります。
それが、現在の皇室につながるのですから、明らかに別系であるわけです。

つまり、南朝の系統から、北朝の系統に移っているのですから、一系はありえないわけです。
また、光仁天皇の場合は、他国であれば、絶対に同系とは認められず、別系とみなされます。
継体天皇の場合も、一系とは言えません。

応神天皇、巣神天皇も同じです。

一系とは、同一の一族での継承を言い、臣籍に下った者は、同一の一族とはみなしません。
越前の豪族であった継体天皇、大納言であった光仁天皇の場合、臣籍に下っていますから、普通その場合を王朝の交代があったと言います。

臣籍に下っても、血のつながりがあれば、同一王朝とするならば、平清盛や源頼朝が天皇となっても、万世一系と言える事になってしまいます。

日本の天皇家が、万世一系であるというのは、全くのウソであるといえます。
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