内容やラストで衝撃を受けたBL作品ってありますでしょうか?
最近「風と木の詩」を読んで衝撃を受けました。
BLという域では片付けられない作品なのですがこういう漫画ってまだあるのでしょうか?
「残酷な神が支配する」「Jの総て」という作品が気になっています。
レトロな感じの絵にも惹かれます。
おすすめがあればおしえてください!

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A 回答 (9件)

まず、質問でも触れていらっしゃる「Jの総て」ですが全3巻でありながらも続きが気になってしょうがない!そんな気分にさせられる素敵な漫画だと思います。


一つ一つの展開が大きい作品ではないかと。

レトロであれば、既に上げられている方も多いですが
「ポーの一族」「トーマの心臓」がおもしろいと思います。
木原敏江さんは読み切りなどでも良い作品が多いです。
感動より衝撃、そして笑いを含んでも良いのでしたら「黒のもんもん組」(作:猫十字社)という作品もオススメです。
シュールなギャグに、不思議なBL要素がたっぷりですよ。文庫で出ています。
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秋里和国の「TheB.B.B.」です。


全10巻です。
内容はよく覚えてないのですが、女の子が主人公なのに、段々とそっちの方へと進むんだったと思います。
ラストはかなり衝撃でした。
単なるBLでも少女マンガでもなく、新鮮なラブストーリーでした。
是非読んでみてください☆
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 もう他の方が書かれていますが、萩尾望都さんの「ポーの一族」「トーマの心臓」「温室」、そして「残酷な神が支配する」がお勧めです。

山岸涼子さんの「日出処天子」も。木原敏江さんの「夢の碑(いしぶみ)」シリーズもいいですね。

「ポーの一族」は、永遠の時を生きる吸血鬼の一族の少年の哀しみ、といったところでしょうか。イギリス・ドイツが舞台です。同性愛っぽいのは、特に単行本3巻のドイツのギムナジウムの話の「小鳥の巣」に表れています。

「トーマの心臓」はドイツの寄宿学校が舞台で、多感な少年たちの罪と赦しを描いたものでしょうか。

「温室」は義理の兄弟の話で、少しオカルトが入っています。

「残酷な神が支配する」は手塚治賞を獲った、サイコサスペンスです。義理の父親に凄まじい性的虐待を受ける少年が、義理の兄によって救われていく?話です。

「日出処天使」は、美貌で超能力者で同性愛者という設定の聖徳太子が主人公で、それ故の彼の孤独感がたまりません。

「夢の碑」シリーズは、主に日本が舞台で、平安・鎌倉・室町・戦国・江戸など、様々な時代の話が出てきます。大体、美貌の鬼と青年同士の悲恋です。
 また木原敏江さんには、私は最後まで読んでいないのですが「摩利と新吾」という日本の寄宿学校が舞台の、不朽の名作があります。
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こんにちは。

そうですね~。
今まだ出ていないものであれば西 炯子さんがJUNEで描いていた
「天使にならなきゃ」
「僕は鳥になりたい」
「水が氷になるとき」
「9月―september」
がかなりお薦めです。すべてプチフラワーコミックスです。
今では文庫の方が比較的手に入りやすいかもしれません。
私が高校生だった頃まだ同性愛物というものに嫌悪感があった時、
友達に薦められて読んでかなり衝撃をうけました。
まさに私が今まであった嫌悪感がふきとんでしまった作品です。
青春の光と影を繊細なタッチで描いた…本当そんな感じの作品で
読む順番も私が紹介した順番に読むのがよいかと思います。
基本的に短編集なのですが微妙に続いているというか同じ人物が
出てくるので…。
後、衝撃をうけた漫画といえば他のみなさんも書かれているように
「TOMOI]秋里和国
「日出処の天子」山岸 凉子
「トーマの心臓」萩尾望都
「摩利と新吾」木原敏江
など、すべて文句なしのBLという言葉では片付けて
ほしくない名作揃いだと思います。
ぜひ読んでみてください。
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「ストロベリー・デカダン」本橋馨子(白泉社 花とゆめコミックス全3巻)


この作品に出会わなかったら、BLにはまる事はなかったと思います。当時小5だった私は初めて、物語を読んで感涙することを知りました!

主人公の兼次はイトコの太郎を愛しているけど、太郎が同性愛に非常な嫌悪を抱いているせいもあって告白できないまま、18年間も想い続ける…かけがえのない親友として、兄弟として、イトコとして、一番身近にいながらも手に入らない。

絵柄はちょっと好き嫌いがあるかな…?でも、絵柄が苦手でも、読んでみる価値はあると思います! そのくらいおススメです。

朝日ソノラマから文庫が出ていますが、そちらは修正されていて評判が悪いみたいです。ぜひ、花ゆめコミックスをおススメします!! ちょい古めなので、よかったらBOOK OFFの100円コーナーなどで捜してみてください☆
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秋里和国弐さんの「TOMOI」です。


ラストは当時、「救われないな~」と思って悲しくなったんですが、
しばらく経って読んでみたら「これは救われた終わりなのかも・・・」と思い、哀しい気持ちになりました。
今でも好きな作品です。
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萩尾望都の「トーマの心臓」はどうでしょうか。


古いのは駄目ですか
「残酷な神が・・・」と同じ作者です。
哲学的な要素も多いですが
人間が信頼したり愛し合ったりすることの難しさみたいなものが
描かれていてBLというジャンルに収まらないものがあると思いますよー
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花とゆめって、普通に同性愛が出てくるからびっくりしました。


パタリロ、かわそうますみ、羅川真里茂
山岸さんの太子や尾崎南さんの絶愛、残神も唐突にホモ・・・びっくりしました。マライヒが女か男か中々分らなかったり。
キャツ翼の同人誌作家全員にびっくりしました。
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レトロな絵ではないですが「NY・NY」by羅川まりもさんの作品は久しぶりに涙が出ました。


一昔前の作品で、比較的あたりが柔らかなBLでよいのなら、木原敏江さんあたりはすてきですよ。あの方の「摩利と新吾」は究極の名作といえると思います。
両方ともに漫画文庫の形で出ていますが、入れ替わりが激しいので、オークションの方が見つけやすいかもしれません。
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Q残酷な神が支配する(※ネタバレ注意)

萩尾望都の最新作、残酷な神が支配するを全巻読み終えたのですが、疑問点が一つあります。
<以下ネタバレ>

ジェルミはサンドラの日記を読んで、サンドラは自分とグレッグの関係を知っていながら助けてくれなかったと言っていますが、これはつまりサンドラはグレッグがジェルミに対して性的虐待をしていた事実を知っていたという事が前提ですよね。
ということは彼女はジェルミが虐待されているところを実際に見たわけでもないのに、ビビからの手紙だけで「息子が虐待されている」と考えたのでしょうか?それとも、作者が敢えて明確に描かなかっただけであり、本当は虐待を目撃したのでしょうか(まぁそれはないと思いますが…)。

私が読んだ限りでは、サンドラが知っていたのは「ジェルミが虐待されていた」ということではなく、「ジェルミが自分の夫とセックスしていた」ということのように感じられました。
もし後者なのであれば、ジェルミの言う「助けてくれなかった」とは、どのように解釈すればよいのでしょう…。

長くなりましたが、よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

私は、サンドラは、ジェルミとグレッグの関係について疑惑を抱いていたし、二人に性的な関係があることも気づいていたものの、ジェルミが性的虐待を受けている所を、実際に見聞きした訳ではないと思います。そんな所を目撃したら、サンドラの性格からして、平然と生活できるとは思えないからです。

ただ、二人の関係がどこまで深いものなのかや、ジェルミがあんなに惨い目にあわされているとまでは、サンドラは知らなかった。二人の関係を確かめるのをためらっている節や、認めたくないような節もあります。そして、疑惑を確かめようとした所で事故に遭ったのではないかと思っています。

しかし、ジェルミにとっては、母が感づいていたのに確かめようともせず放置していたことは、母が傍観していたに等しい。
普通の親なら、「虐待」か「同意」かに関係なく、夫がわが子とセックスしていたら、やめさせようとするのが当然とるべき反応じゃないでしょうか。
なのに、サンドラは気づいていながら、グレッグを失うことばかりに気をとられ、確かめることを躊躇している間に、ジェルミを追い詰めてしまった。

手元に『残酷な…』がないので、日時的な裏づけがとれませんが、少なくとも、サンドラが日記に不安な思いを記した頃に、すぐ何らかの行動(=「助け」)を起こしていれば、ジェルミはその後エスカレートする一方のグレッグの虐待を受けることだけは免れたし、殺意を抱くまでには到らず、結果的にサンドラも巻き添えになって死ななくて済んだのではないでしょうか。
私は、サンドラが気づいた時に何もしなかった弱さが、この漫画における人々の運命を決めたと思います。
ジェルミが日記を発見する件の辺りで、
『何もしない善人は“悪人”である』
そんな言葉を思い出しました。

例としてですが、年中電車で見かけるチカンのおじさんがいて、もう目がイッちゃってて、騒ぐと刺されそうな感じなんです。
で、怖くて逃げたくても隅に追い詰められてて逃げられない時、隣にいる母親がそれに気づいていながら、助けてくれるどころか、危ないオヤジだから巻き添えになりたくないわと見て見ぬふりをしたとしたら、赤の他人にされるよりよっぽどショックですよね。
(注・うちの母がそんなことをしたわけではないですよ。あくまでも例としての話ですが)

嫌な話ですが、経済的理由や配偶者の暴力を恐れて、我が子への虐待(性的虐待を含む)を傍観している親は、皆無ではないのです。

ジェルミにしてみれば、実母がそ知らぬふりをしていたに等しいわけで、ショックだし、それまで自分が精神的に脆い母を身を呈して守ってきたという思いがあるだけに、深い葛藤が生じたと思います。

ジェルミの
「助けてくれなかった」
というセリフは、性的虐待を指すだけでなく、どんどん追い詰められ、精神の均衡を失って転がり落ちていく自分を、ただ一人、自分を救う鍵を握っていた人間(この時点ではお気楽なイアンは三人の関係に気づいていないので)が
「助けてくれなかった」
という思いから出たのではないかと思います。

私は、サンドラは、ジェルミとグレッグの関係について疑惑を抱いていたし、二人に性的な関係があることも気づいていたものの、ジェルミが性的虐待を受けている所を、実際に見聞きした訳ではないと思います。そんな所を目撃したら、サンドラの性格からして、平然と生活できるとは思えないからです。

ただ、二人の関係がどこまで深いものなのかや、ジェルミがあんなに惨い目にあわされているとまでは、サンドラは知らなかった。二人の関係を確かめるのをためらっている節や、認めたくないような節もあります。そ...続きを読む

Q竹宮惠子さんの「サンルームにて」

こんにちは。
竹宮惠子さんの初期の短編「サンルームにて」を読んだことのある方にお聞きします。

この話の粗筋と感想を教えて下さい。
また、例えば、感動系とかコメディ等に分類すると、
どんなジャンルの話なのでしょうか?

同著者の「風と木の詩」のセルジュとジルベールの原型?が見られる話らしいのですが、あまり情報がないので、こちらで質問をさせて頂きました。

Aベストアンサー

懐かしい……久しぶりにひっぱりだして読んでみました。
風木の前にいくつか発表した、少年愛風味の短編ですね。

ジプシーの少年セルジュ・バトールは、友達がいない。
いつも忍びこんでいた古い空家の館に、貴族?金持ち?の一家が越してきた。
セルジュはエトアールとアンジェという美しい兄妹と友人になり、三人はサンルームにこもって空想の世界で遊ぶようになる。
やがてエトアールがエンジェルを仲間外れにして、セルジュと過度に親密な雰囲気をつくるようになる。
セルジュはとまどい、わざとエンジェルと仲良くなり、エトアールをはねつけた。
エトアールが病気になって、セルジュも自分の本当の気持ちに気づいたが、エトアールの親に会うことを禁じられてしまう。
ふたりはサンルームで密会し、キスをかわしながら、エトアールはセルジュに握らせた短剣を自分に突き刺して自殺する。
最後、倒れたエトアールと、よりそって横たわるセルジュですが、セルジュが死んでいるかどうかはわかりません。

短いため、キャラが何を考えているのかいまいちわかりにくく、絵も古いです。
でも確かに風木の原形ですね。

懐かしい……久しぶりにひっぱりだして読んでみました。
風木の前にいくつか発表した、少年愛風味の短編ですね。

ジプシーの少年セルジュ・バトールは、友達がいない。
いつも忍びこんでいた古い空家の館に、貴族?金持ち?の一家が越してきた。
セルジュはエトアールとアンジェという美しい兄妹と友人になり、三人はサンルームにこもって空想の世界で遊ぶようになる。
やがてエトアールがエンジェルを仲間外れにして、セルジュと過度に親密な雰囲気をつくるようになる。
セルジュはとまどい、わざとエンジェ...続きを読む

QBLとJUNEの違い

イベント等でオリジナルJUNEとオリジナルBL、二つのジャンルに別れて書かれていますが、どういった違いがあるのでしょうか?
同じように思えるのですが、きちんとした区別があるのでしょうか?
教えてください。

Aベストアンサー

昔はその手の雑誌は「JUNE」ぐらいしか無かったので(もしかしたら他にもあったかも知れませんが…)、雑誌名=ジャンル名になったのだと思います。
「ボーイズラブ」という言葉が出てきたのは90年代ですね。
ビブロスがオリジナル同人から人材を引っ張ってきて書籍化、雑誌を作り、その後次々とその手の雑誌が創刊されました。
他社の雑誌名である「JUNE」は使えないので、「BL」という言葉を作り出したのではないかと思います。
言葉上では上の様な歴史があります。

中身についてですが、JUNEしか無かった時代はほぼ耽美系が占めていて、学園モノは希少でした。(No.6さんが詳しく書かれていますが)
BLと呼ばれるようになった頃から明るい感じの学園モノなどが主流になってきました。
なので、私の頭の中では
「JUNE」耽美・男同士の葛藤あり・シリアス
「BL」明るい・学園もの・ライトノベルっぽい
なイメージになっています。
どちらも「男同士の恋愛モノ」を指すことに変わりはないです。

BLが原作あり、というのは初めて聞きました…(パロディの事はBLとは言わないですけど…)
ただ、そういう解釈をする人が増えてきたら、世の中の流れもそうなるかも知れませんね。

昔はその手の雑誌は「JUNE」ぐらいしか無かったので(もしかしたら他にもあったかも知れませんが…)、雑誌名=ジャンル名になったのだと思います。
「ボーイズラブ」という言葉が出てきたのは90年代ですね。
ビブロスがオリジナル同人から人材を引っ張ってきて書籍化、雑誌を作り、その後次々とその手の雑誌が創刊されました。
他社の雑誌名である「JUNE」は使えないので、「BL」という言葉を作り出したのではないかと思います。
言葉上では上の様な歴史があります。

中身についてですが、JUNEしか無かった時...続きを読む

Q竹宮恵子さんの漫画でオススメ教えて下さい

先ほどTV番組『世界バリバリバリュー』を見て、漫画家:竹宮恵子さんの事を知りました。

昔っぽい漫画の絵ですが、繊細で綺麗だなと思い、是非漫画を読んでみたいと思い、質問させていただきました。

漫画は大好きで1000冊程所持しているのですが、4年程前から漫画を読むようになったので、昔の漫画には少し抵抗がありますし、殆ど知りません。
(「ベルサイユのばら」は借りて読んだことがあるのですが、面白いと感じれませんでした・・・「ときめきトゥナイト」は面白かったです!!)

ですので、1990年代以前の漫画は殆ど読んだことがありません。(というか避けます。)

そんな私でも面白いと感じるだろうと思われる『竹宮恵子』の作品を教えていただければと思います。
どんな作品をどれだけ出しているのか、全く知りませんので、内容といつ頃発売されたのか、新装版はあるか、等を教えていただければ有難いです。

ジャンルは問いませんが、恋愛ものは好みます♪

どうぞ宜しくお願いします。

Aベストアンサー

NO.1の方も紹介されている通り、現在アニメ化されて放送中の「地球(テラ)へ…」が一番手に入りやすいのではないかと思います。
アニメ化に伴い新装版が出版されたりしているようですので、書店に行けば簡単に手に入るのではないかと。
恋愛色はないですが、小難しいSFと言うわけでもなくスペースオペラで全三巻ですし、読みやすいと思いますよ。

後やはり有名なものは「風と木の詩」なのですが、これは少し読者を選ぶと思います。
少年同士の恋だとか、今で言ういわゆるボーイズラブの先駆のような物語ですので……。
ただとても骨太で、なかなか奥が深くて面白い話です。
十九世紀のフランス、寄宿舎で暮らす少年たちから物語は始まりますが、様々な登場人物の思惑がからみあって進んでいきます。
私はマンガ文庫で出ている十巻のものを読みましたが、色々バージョンがあるようです。

あとは竹宮恵子ではないのですが、花の24年組と呼ばれる少女漫画家たちのマンガは面白いですよ。竹宮恵子もその一人です。
私は萩尾望都という漫画家が好きです。初期の雰囲気は竹宮恵子と似ていると思いますし。「ポーの一族」というマンガが一番有名でしょうか。私は彼女の描くSFが特に好きですが。
こちらも興味がありましたら是非。

NO.1の方も紹介されている通り、現在アニメ化されて放送中の「地球(テラ)へ…」が一番手に入りやすいのではないかと思います。
アニメ化に伴い新装版が出版されたりしているようですので、書店に行けば簡単に手に入るのではないかと。
恋愛色はないですが、小難しいSFと言うわけでもなくスペースオペラで全三巻ですし、読みやすいと思いますよ。

後やはり有名なものは「風と木の詩」なのですが、これは少し読者を選ぶと思います。
少年同士の恋だとか、今で言ういわゆるボーイズラブの先駆のような物語です...続きを読む

Q萩尾望都「トーマの心臓」のアガペーについて

萩尾望都「トーマの心臓」のテーマは「神の愛」(アガペー)と「赦し」だと自分は思っているのですが、キリスト教に関して全くの無知なために、登場人物の感情(赦しや愛についての解釈)が私には難解で理解できませんでした…。
本当は漫画のカテゴリーが正しいかと思ったのですが、どちからというと宗教的な質問だと思ったのでこちらで失礼します

1.何故、トーマの死がユーリを救うことになるのでしょうか?
(キリスト教思想で「罪のある人間はイエスの死(犠牲)によって開放される」というのがあったと思いますが、この思想がまず私には謎です。普通、自分のため犠牲になったらその重さで更に苦しみそうですが…。)
2.最後の方でユーリは「彼はいっさいを赦していたのだと 彼が僕の罪を知っていたかいないかが問題ではなく ただいっさいをなにがあろうと許していたのだと~」と言ってますが、何故トーマに許されることがユーリの救いに繋がるのでしょうか?
3.「トーマを愛することでしかユーリは救われない」という言葉を聞いたのですが、それは何故ですか?
4.エーリクの役割ってなんでしょうか?ユーリをトーマの真実へ導くためですか?
5.校長が倒れた時、オスカーの元へユーリが会いに行き「許ていた?」と聞いてますが、この「許し」って何でしょうか?エーリクがユーリに対して許していた?何を許したのか?

似たような質問が多くて恐縮ですがよろしくお願いいたします

萩尾望都「トーマの心臓」のテーマは「神の愛」(アガペー)と「赦し」だと自分は思っているのですが、キリスト教に関して全くの無知なために、登場人物の感情(赦しや愛についての解釈)が私には難解で理解できませんでした…。
本当は漫画のカテゴリーが正しいかと思ったのですが、どちからというと宗教的な質問だと思ったのでこちらで失礼します

1.何故、トーマの死がユーリを救うことになるのでしょうか?
(キリスト教思想で「罪のある人間はイエスの死(犠牲)によって開放される」というのがあったと...続きを読む

Aベストアンサー

はじめまして。

「トーマの心臓」は中学時代初めて読んで以来、ベスト1の座を譲ることのない大好きな作品です。今でも青春時代の啓示的な作品で手放すことができません。当時同級生と同作品の様々な「何故?」について討論したこともありました。

おっしゃる通り、同作品のテーマは「愛」「赦し」だと思います。また、キリスト教にありがちな「罪と罰」もテーマとなっています。ただこの「愛」は神の愛に限らず、人間同士の崇高な愛とも通じるところがあると思います。現にトーマのような崇高な人間も存在します。真の愛とはこういうもの、つまり「赦し」だと教えている作品です。

ちなみに、No.1の回答は作品を読まれてない方の回答だと思われます。読まれた上での回答だとしたら、読解力・考察力に???の疑問がさらに生じます。

ご質問1:
<何故、トーマの死がユーリを救うことになるのでしょうか?>

No.1の回答の大きなミスは、トーマを神とみていることです。トーマは神として描かれているのではありません。むしろ、神の使者です。作品中でも「(極上の)羽をもった(極上の)天使」として描かれています。

このご質問の答えは、「ユーリの代わりにトーマが死んでくれたから」です。作品中にも出てくる「スケープゴート(生贄)」と呼ぶには、彼の死は崇高過ぎます。彼の死は、ユーリの負を背負うために自らの生(正のオーラ)を投げ出したのです。

当時、ユーリの精神、心は死んでいました。上級生サイフリートらによって意志を屈辱的に曲げられたことへの敗北感、力の前にたやすく精神を捻じ曲げてしまったことへの罪悪感、このトラウマは頭のいい少年にとっては、一生消えない心の傷となって、かつての彼(明るくて光に満ちた彼)を自分で「殺して」しまったのです。

一方頭のいいもう1人の少年トーマは、彼を愛しているがために、彼の「精神の死」にいち早く気づきました。トーマは両親に愛を注がれて育ち、愛に溢れている少年でしたから、愛を分け与えることに何の躊躇もしません。

「死んでいる」ユーリを「再び生かす」ためには、「何があったか知らないけど、僕は君を愛してるから、どんなことがあっても赦してるから、君を不幸にするものなんか気にするなよ、忘れてしまえ」なんて、陳腐な言葉では何の効力もないことも(却って逆効果になることも)、感受性豊かなトーマは知っていました。何故なら、ユーリの傷は「肉体的な死」に相当するくらい致命的なものであることを感づいていたからです。勿論傷の具体的な背景はトーマは知りませんでしたが、傷の深さはわかっていたのです。

彼の傷を癒すには、同じ傷・苦しみを背負ってあげることしかない、生きることの意味を再認識させるしかない、と悟った彼は、自分の命を投げ出すことで、ユーリに「生きることの喜び」「生の意味」を再発見させようとしたのです。

ご質問1-(2):
<普通、自分のため犠牲になったらその重さで更に苦しみそうですが>

と同時に、何故その人が私のために死んで、私は生きているのか、その意味を自問すると思います。例えば、自分を助けようとしてある人が犠牲になった場合、自分が生きている意味を見つめ、将来の生き方に積極的な指標を与えるはずです。


ご質問2:
<最後の方でユーリは「彼はいっさいを赦していたのだと 彼が僕の罪を知っていたかいないかが問題ではなく ただいっさいをなにがあろうと許していたのだと~」と言ってますが、何故トーマに許されることがユーリの救いに繋がるのでしょうか?>

これは、人間の愛の根本的なテーマだと思います。この部分を「神の愛」ととると、No.1の回答のようなとんちんかんな回答になってしまいます。

この世でも崇高な愛とされる「母の愛」、母親はわが子がどんな罪人であろうと赦しています。わが子が世界中の皆に嫌われても、自分だけは子を愛しています。

それは、母に限らず、夫婦でも、恋人同士でも、友情でも、そんな「崇高な愛」は存在します。この作品のトーマの愛は「同性愛」といった陳腐なテーマに偏ったものではなく、崇高な「人間愛」がテーマになっているのです。「神の愛」ではないと回答の最初に述べたのも、そういった背景からです。

愛とは、相手の全人格を受け入れることです。相手の欠点も全て「赦す」ことです。「赦し」とは「しょうがないわね」といった母の優しいつぶやきに似ています。トーマは、ユーリの全てを赦し=受け入れ=彼を認めていたのです。トラウマをかかえ、完全に自信を失った者にとって、「現在の自分をありのままに受け入れ認めてもらう」ということは、かけがえのない救いとなるのです。


ご質問3:
<「トーマを愛することでしかユーリは救われない」という言葉を聞いたのですが、それは何故ですか?>

誰の言葉ですか?オスカーかバッカスでしたっけ?この部分は正確には「トーマを愛することでしか(今の)ユーリは救われない」ということでしょう。

トーマの死に背を向けている間は、ユーリは自分の生の意味を見出すことはできないからです。トーマの死を真摯に見つめること、それは、ユーリ自身の負の部分を真摯に見つめることにもなります。トーマを愛することとは、自分の傷を愛し、心の傷を負った自分をあるがままに受け入れ、ひいては自分を愛することになるのです。それは、結局罪悪感を消すことになるのです。


ご質問4:
<エーリクの役割ってなんでしょうか?ユーリをトーマの真実へ導くためですか?>

おっしゃる通りです。「トーマの真実」ひいては「自分の生の真実」を悟るための案内役として選ばれたのです。(恋は成就せず気の毒なエーリクちゃんですが、、、)

彼は両親を亡くし、家を失うという不幸に見舞われながらも、彼の背中には黄金の天使の羽がついています。彼の中にみなぎる生への活力、生きる意志は、それを全く失くしたユーリを、そちらの明るい世界へ引きずり込む引力を持っています。

おそらくトーマに代わって神が使わした、ユーリを守る第2の天使だったのかもしれません。エーリクのクライマックスの言葉「僕の翼、君にあげる」はトーマの死の意味を悟らせる、重要な鍵となっています。


ご質問5:
<校長が倒れた時、オスカーの元へユーリが会いに行き「許ていた?」と聞いてますが、この「許し」って何でしょうか?エーリクがユーリに対して許していた?何を許したのか?>

これは、「オスカーがユーリの罪を許していた」ということだと思います。

この言葉の直前に、オスカーが「僕が(校長・ユーリを)愛してることに気づいてくれることを望んでいた」といった内容の言葉を発しています。その後、
ユーリ:「許していた?」
オスカー:「うんユーリ。ぼくは待っていた、それだけ」
と続きます。

オスカーが待っていたのは、彼がユーリを許し愛していたことに気づいてくれることを言っています。それは、ちょうど、彼が実父である校長を許し愛していたことに気づいてくれることを待っていたのと同じように、と言いたいのです。ちなみに、彼のユーリへの愛は深い友愛です。


以上です。なかなか奥の深い作品なので、論じ始めるときりがありません。
ご参考までに。

はじめまして。

「トーマの心臓」は中学時代初めて読んで以来、ベスト1の座を譲ることのない大好きな作品です。今でも青春時代の啓示的な作品で手放すことができません。当時同級生と同作品の様々な「何故?」について討論したこともありました。

おっしゃる通り、同作品のテーマは「愛」「赦し」だと思います。また、キリスト教にありがちな「罪と罰」もテーマとなっています。ただこの「愛」は神の愛に限らず、人間同士の崇高な愛とも通じるところがあると思います。現にトーマのような崇高な人間も存在...続きを読む

Q「残酷な神が支配する」について

萩尾望都「残酷な神が支配する」を友人にかしたのですが、彼女から「何故ジェルミを男にしたのか?男である必要性は何か?何故女では駄目だったのか?」という質問をされました。
その質問に私は上手く答えられませんでした…。なんとなくですがこの作品は女では成り立たなかったのでは…とは思うのですが、言葉にして伝えることができません。

そこで他の方の意見を聞きたいと思い質問しました。
この作品を読んだ方がいましたら、
何故、女では駄目だったのか?
男である必要性は何か?
の2点について、憶測でもよいので意見を聞かせてくれると嬉しいです。

よろしくお願い致します。

Aベストアンサー

ジェルミがなぜ男だったかについては連載終了後に萩尾先生が対談かインタビューかで

「ジェルミを女にしてしまうとジェルミと養父グレッグと実の母親サンドラとの関係が男1人女2人の三角関係になってしまい作品の意図とは違う方向になってしまうため。母親と娘がライバルになる状況を避けるためにジェルミは男になった。」(うろ覚えです。すいません)

という内容で答えていたように記憶しています。

確かにジェルミが女性だとあの親子関係の異常性(ジェルミ・グレッグ間ではなくジェルミ・サンドラ間)はここまで描けなかったのではないでしょうか。
個人的にはこの作品は性的虐待や児童虐待を描くのが主ではなく、「他人に責任を押しつけるのが意識的・無意識的であれ得意な人との和解ができるのか」という趣旨で読んでいました。


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