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中1の娘が部活で吹奏楽に入部しました。クラリネットを吹く事になり学校より購入を勧められました。娘いわく学校で購入すると10万円以上はするとの事ですが、果たしていきなりそんな高額の物を使わせなきゃいけない物なのか、それが妥当な金額なのか楽器に疎い私にはわかりません。どなたか良いアドバイスを御願いします。初心者向けにはどのような物が良いのかも教えてください。御願いします。

A 回答 (6件)

No.3 です。

他愛もないことですが、少しだけ追加で。

初心者用として10万円という価格は妥当、という結論を申し上げましたが、お子さんが将来的にもずっとクラリネットを吹き続けるということであれば、もちろん、最初から上位のモデルを選択するという方法もないわけではありません。良いトレーナー(と呼べるプロは、残念ながらそう多くはないのですが...)に付けば、下手な音大生より小中学生の方が良い音を出すこともありますから、そういう場合には高い楽器でもまったく無駄にはならないでしょう。

ただ、学校の方針として、最低限の編成が整えられるだけの備品を持っておらず、個人持ちの楽器が買えないならほかの楽器をというのは、少なからず問題があります。クラブ活動はいやしくも学校教育活動の一環なのですから、授業料とクラブ費以外に(消耗品は別にしても)負担を強いるのは、適当とは言えません。学校ごとの事情はありますが、生徒の個人負担に頼って編成を保つのが原則ではないということだけは確かです。
(まれに個人楽器を原則とするようなクラブもありますが、上記の理由から適切ではありません。また、音色の統一と称して、全員にまったく同様のマウスピースやリガチャーなどを購入するよう求める顧問もいるようですが、そもそも口の形や歯並びが一人ひとり異なるのに、形式ばかり統一しようとしていて不適切な指導といえます。しかも、そういう人が幅を利かせていたりするので、日本の吹奏楽はタチが悪いと言われるのですが...)

楽器のメーカーですが、メジャー系では3社、小規模な工房や日本ではあまり知られていないメーカーも含めると、世界的には数10社が存在します。個々の特徴があり、プレーヤーの好みによって選択すれば良いのですが、初心者の場合は音程や鳴りの均一性に重点を置く必要があります。
メジャーメーカーとしては、Buffet Crampon(ビュッフェ・クラムポン:仏)、H. Selmer(セルマー(セルメル):仏)、Yamaha(ヤマハ:日)があります。

B. Crampon はクラリネット界の雄で、明るく柔らかな音色に定評があります。ただし、音程や鳴りの均一性はあまり良くなく、プレーヤーの方でかなり修正してやる必要がありますから、初心者には(プロでも)優しいとは言えません。個人的にはこのメーカーの音が身体に染みついていますが、不満たらたらです(苦笑)。

H. Selmer も世界に名の知れた木管楽器メーカーですが、サクソフォンはともかく、近年のクラリネットの評価は残念ながら高くありません。音抜けが悪く、プレーヤーへの負担が大きいという意見が多いようです。吹きこなすだけの力量があるなら少しダークで甘い音が面白いのですが、個人的にもかなり疲れる楽器だと思います。昔の楽器は良かったのですが、ラインの変更や熟練工のリストラなどで質が落ちたというのが専らの噂です(実際、クラリネットのラインナップは縮小傾向にあります)。

Yamaha は、近年特に注目される楽器の総合メーカーで、クラリネットを含めた管楽器全般に世界的に高い評価を受けています。クラリネットも、他のメーカーでは音程が悪かったり音が抜けなかったりする音でもかなり楽に演奏することができ、初心者から一流のプロまでに対応できます。安い楽器でもそれなりに演奏でき、コストパフォーマンスは非常に高いといえます。

一昔前(当方が中高生だった時分)は「クラリネットといえばクラムポン」だったのですが、今はヤマハの方が定評があるように思います。

ちなみに、クラリネットの管体の材質ですが、極端なことを言えば、内部の管の形や穴の位置・形が一定に保てるなら、木だろうが金属だろうがプラスチックだろうがセラミックスだろうが、何でも「クラリネット」の音がします。また、プラスチック管のクラリネットというのは、マーチングや応援など野外で演奏する際に使用することが当初の目的であって、別に廉価版を作ろうとか玩具を作ろうとかいう話ではありません。

だらだらと長くなりますが、No.4 の回答者の方がお書きのとおり、楽器をレンタルで借り、借りているその楽器が欲しくなったときは、既払いの月々のレンタル料を購入費に割り当てられるようなシステムもありますから、楽器屋さんにお尋ねになるのも宜しいかと思います。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。私もまさか中学校の部活で10万もする楽器を購入しなければならないとは思いもしませんでした。
学校からはヤマハのYCL-650又は450を勧められております。で、
家族会議の結果我が家では450を購入するつもりです。それでも10万円もいるかと思うとぎりぎりの生活をしている我が家にとってはト・ホ・ホですが、子供のことを思えば仕方ないですね・・・我が子にほんの少しでも才能があると信じて・・・

お礼日時:2006/07/10 21:12

クラリネットで10万以下だと、素材が木でなくプラスチックになるので言ってみればプラモデルと思っていいでしょう。


中1ということですが、高校でももし続ける覚悟が今あるのなら、
進学する高校にもよりますが、一般的に30万前後の楽器が妥当だということになります。因みに、他の楽器をやるにしても高校まで続けるとなると結構購入することになるということが多くなりますよ。
因みに高校生使用の各楽器の相場を大体書くと、
トランペット(20~30万未満)
アルトサックス(30~40万)
トロンボーン(30万~40万)
テナーサックス(60万くらいかな?と友達は言ってました)
フレンチホルン(60~100万)
チューバ・ユーフォニウムあたりだとやっぱり学校の楽器を使う人が多いですが、上記の楽器は大抵マイ楽器です。
(私の友人はチューバだけどヤマハのカスタム(中古で80万)を購入しています)

さて、クラリネットの話に戻りますが、
有名なメーカーとしてはクランポン・セルマー・ヤマハあたりでしょうか。
メーカー選びはレッスンの先生選びにも繋がります。クランポンであればクランポンの先生、セルマーであればセルマーの先生、というように。大抵クラリネット奏者はクランポンを使っていることが多いです(勿論セルマーも良い楽器です。ヤマハのことはよくわからないけど) 多分娘さんの学校にもレッスンの先生がいらしていることかと思いますが、その先生に合わせた方がいいかもしれません。でも吹きやすさなども個人によって違いますから、購入の際には娘さんが実際に吹いて選んだ方が良いかと思います。
クランポンは一番低価格のE-11で、13万くらいだと思います。
でも今E-11を購入しても、高校生になる頃には少々不満になることと思われます。ですから、私はもし出来るならR-13をオススメします。
今E-11を購入→あとでR-13の方が出費を考えるとかかりますよ。
私の母はそれでセルマーのR-13クラスの楽器(アルティス)を購入することにしました。
初心者向けの楽器で良い音を出すのはプロでも難しいと言われています。何故なら、高い楽器の方が良い音を出す「手助け」を沢山してくれるからです。楽器に振り回されるような程高い楽器を買う必要はありませんが、やはりR-13クラスの楽器の購入を考えられた方が娘さんの上達も速くなるかもしれません。
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はじめまして、クラリネットを吹く者です。



まずは、クラリネットの高額さに驚かれたと思います。お察しいたします。

>それが妥当な金額なのか

今は残念なことに、中国製などの粗雑な作りの格安品も店頭に並んでいたりしますので、価格的に目移りしてしまうのではないかと思います。

「10万円以上」とのことですが、クラリネットの初心者向きモデルとして妥当な金額です。
私がこの価格帯を「妥当な金額」と推す理由は、お嬢さんのニーズ(使用目的)にあります。

もしもお嬢さんのニーズが、誰とも音を合わせることなく、全く個人で吹いて楽しむ程度で、「音が鳴ってくれるだけで満足!」というものであるならば、中国製などの格安品を与えても十分なのだと思います。

ですが、お嬢様のニーズは「吹奏楽部での使用」ですから、そこでは必ず誰かと音を合わせることになりますので、他の楽器と音程を合わせられる様に考慮された作りを持った楽器(音程の良い楽器)であることが求められます。
そして、その楽器から出て来る音は、お嬢さん自身だけが満足していれば良いというものではなく、聴き手に(喜んで・心地良く)聞いてもらえる音が望まれますので、そうした音を作って行くのに応えてくれる楽器であることも望まれて来るのです。

こうした高度なニーズにある程度の次元で応えられる楽器の価格帯は、残念ながら「10万円以上」となってしまうのです。

>いきなりそんな高額の物を使わせなきゃいけない物なのか

答えは「そうです」となります。

粗悪な楽器を使っていては、音を出すことに精一杯になってしまいますから、絶対に上達しないです。
可能性を持った子の芽を摘んでしまうことにもなってしまうでしょう。

勘違いして頂きたくないことは、私は使用する楽器のクラスのことを言っているのであって、「そうした楽器を必ず新品で買いなさい!」ということを言っているのではありません。
(良い使われ方をしていた)中古品であっても良いのですし、レンタルを利用して月々の負担を減らす方法もあります。

参考URL:http://www2.yamaha.co.jp/music-lease/002.php?ct= …
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この回答へのお礼

早速お答えを頂きありがとうございました。とても参考になりました。 親としては子供にとって最良の環境を与えてあげるのも大事なことだと思いますので頂いた回答を参考に相談してみます。

お礼日時:2006/07/06 15:53

アマチュアのクラリネット吹きです。



楽器の購入を「勧められた」とのことですから、とりあえずは学校の楽器があり、その上で個人持ちの楽器を購入してはどうか、ということですよね?

楽器の値段ですが、クラリネットの新品で10万円というのは、予算としてはある意味最低ラインです。通常、クラリネットというのはグラナディラという非常に堅い木で作られますが、アフリカの一部地域でしか採取できず、成長に何10年もかかるため、非常に貴重な材料になりつつあります。しかも、その中から楽器のグレードに合わせて選別が行われますから、良い楽器ほど良い木を使うことになり、値段も上がってしまいます。
だいたい、アマチュアやプロの使うクラリネットは20万円~50万円程度が最も多く、凝っている人だと100万円前後のモデルを使っている人も少なくありません。

これに対し、プラスチック(ABS樹脂)を用いたいわゆる「プラ管」のクラリネットもあり、木につきものの「割れ」の心配がないなどの理由から初心者に持たせることはよくあります。音質は良くありませんが、基本を習得することは十分に可能です。
プラ管は、だいたい6万円~10万円くらいの製品が多く、10万円を超える辺りから木の楽器になってきます。が、この価格帯の木の楽器に使われている材料は、「楽器の形になるサイズの木」という程度であって、音質を考えて選別されたものではありません(というより、良い楽器から順に良い木を割り当てていった残り)。したがって、この価格帯であれば、かえってプラ管の方が良かったりもします。

最近では、中国製などの安い楽器も入ってきていますが、これは「楽器の形を模したおもちゃ」に過ぎず、特に基礎が備わっていない初心者に持たせることは無謀です。
なお、中古に関しては、自分で楽器の良し悪しが(プロほどではないにせよ)分かるほどのレベルになっていて、かつ多くの楽器屋を見て回れるだけの余裕がなければお勧めしません。楽器には個体差があって、同じモデルでもバラつきがありますし、吹く人の癖が楽器に映りますから、プロのお下がりでもない限り、安心して購入できる中古品というのはそう多くはありません。

楽器はあくまで道具ですから、奏者の技量が問われます。基礎的な奏法が身に付いていない初心者は、楽器ごとの個性や特徴(鳴りの悪い音があったり、音程がずれていたり)を把握してコントロールしきることは不可能ですから、その分、良い楽器を使うべきです。

たとえば、音程が正しくない楽器を持たされて、その楽器で吹くことに慣れてしまうと、いざ音程の正しい楽器を持ったときに正しい音で吹くことができなくなってしまいます。また、抜けが悪い(息が正しく音にならない)楽器を吹き続けると、息のコントロールの仕方に悪い癖がつき、奏法の基礎を誤ってしまいます。

ですから、初心者にこそ良い楽器を持たせるべきです。

もちろん、数10万円もする楽器を持たせる必要はありません。ヤマハのプラ管は音程も悪くありませんし、音質も実用に耐えるポテンシャルを持っています。
本体以外に、マウスピース(普通は楽器に付属しているが十中八九は良くない)、リガチャー(マウスピースにリードを固定する器具)、手入れ用品(管体を拭くための布やグリースなど)なども揃える必要があります。メトロノームやチューナーも、できれば1人に1台は欲しいところです。
これらをすべて引っくるめて、値引きがあると考えて10万円というのは、初心者用に楽器その他一式を揃えるには妥当なラインです。本気でクラリネットを続けるには少々物足りませんが、将来上位モデルを買ったとしても、点検・修理の間も吹けるという意味では無駄になりません。

なお、クラリネットの場合リードを使って音を出しますが、これが葦(アシ)を素材とするため、短い期間しか使えず、また1箱開けてもすべてが使えるとは限りません。これを、中高の部活動だと、練習時間にもよりますが、月に1~2箱消費することもあります。1箱あたり約1800円というのが最低ラインですので、このランニングコストも頭の隅に置いておいてください。

ともあれ、もし購入するのであれば、10万円というのは妥当なラインだと考えられます。もちろん、安い買い物ではありませんから、クラブ顧問や、何よりお子さん本人とよく話し合われた方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

早速回答頂きありがとうございます。クラリネットの事を何も知らずにいたのでとても勉強になりました。子供とも良く相談してできるだけ良い環境を整えてやりたいと思います。

お礼日時:2006/07/06 16:00

私は高校のとき吹奏楽部でした。


初心者ということでしたら、音質・楽器の性能よりもまず楽器に慣れることから始めるので、高い楽器を使う必要はないと思います。極端なことを言えば、クラリネットという楽器で、きちんと吹くことができれば問題ないでしょう。ただ初心者用のクラリネットでも10万くらいは普通です。楽器は基本的に高いものですから、10万でも安いほうかと。ただものによっては新品でも10万しないものもあるようですし、中古ならもっと安く手に入る可能性もあります。また学校もしくは部が所有しているクラリネットがあるかもしれません…購入を勧められたということで借りるのは無理かもしれませんが。

これは余談ですが、楽器には何かとお金がかかります。まずクラリネットは吹くにあたり「リード」というものを使用しなければなりません。これを定期的に購入しなければならないので、この出費も頭に入れておく必要があると思います。学校が買ってくれている可能性もあるので、あらかじめ確認しておいた方がいいと思います。また、楽器は何かと修理・調整が必要になりその出費も馬鹿にならないと思います。娘さんの所属する吹奏楽部のレベルによって、練習の頻度が多ければ多いほど、また毎年のコンクールの結果が良ければ良いほどこの出費は多くなると思います。

末筆ですが、参考になれば幸いです。

参考URL:http://www.yamaha.co.jp/product/wind/wood/cl/cl- …
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この回答へのお礼

早速お答え頂きありがとうございます。とりあえず学校からはクラリネット、フルートなどは購入するように勧められるようです。高価で購入できない場合は他の楽器で・・・と言うことらしいです。ただ親としましては子供がやりたいことをやらせてやりたいと思うので清水の舞台から飛び降りる覚悟をします。 購入の前にわからない事だらけなので自分なりに調べてみたくてこちらへ相談しました。子供とも良く相談してみます。

お礼日時:2006/07/06 16:09

お嬢様と同じ環境にいた者です。



クラリネットにはそれほど詳しくはないですが、初心者用なら「10万前後」という金額は、まずまず妥当の範疇と思います。

ですが、普通の感覚で言いましたら、勿論10万円は大金です。
学校に余分な楽器はないのでしょうか。
クラリネットならまだいいですが、安物でも40~50万はする楽器もありますよ。
新入部員が全員楽器を購入しなければならない、ということはないはずです。
顧問の先生に、楽器の有無を確認するのも一つの手です。
ボロボロかもしれませんが(その確率は非常に高いです)、それを部活の予算で修理して新入団員に渡すのがスジだと思うのですが。

個人的な結論としては「価格は妥当だが、そんな高額な出費を保護者に強いる顧問の姿勢が疑問」ということになります。
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この回答へのお礼

早速お答えありがとうございます。
一応学校の方では購入する必要のある楽器を説明してから子供達に希望の楽器を尋ねるようですが確かに高額なので親としては複雑です。購入できないなら他の楽器で・・・と言われると親として子供の希望を叶えてあげたいな。と思います。確かに私も疑問は感じておりますが。

お礼日時:2006/07/06 16:17

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