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よく、「ヘビみたいに執念深い奴だ。」
なんて聞きますが、実際にはヘビはしつこいんでしょうか?
例えば、獲物をねらい続けているとか。。

ぜひお教え下さいませ。

A 回答 (3件)

 ある種のサルはずっと飼育されている個体ですらヘビを怖がりますから、サルの仲間であるヒトがヘビをあまり好きではないのも本能的なものかもしれませんね。


 ヘビがしつこいというのは単なる外見や、本能的な忌避感から来るイメージにすぎないと思います。
 もちろん長距離を俊敏に走り回ったり空を飛び回って獲物を捕らえることができないので、多くのヘビの狩りの仕方は獲物にそうっと忍び寄って捕まえる、という形になります。
 ヘビは恒温動物ではないので動かなければあまりエネルギーは消費しない省エネ設計の体です。他より動きが遅いのにむやみに動き回って自分の存在を獲物に喧伝する必要はありません。ですから大型のヘビの中には何日も待ち伏せするものもいるようですね。
 ただ、他の捕食動物に比べてしぶといとか、しつこいという印象は持ちません。ごくごく普通の狩りです。
 ツバメがトンボを捕らえようとするときのほうがよっぽど執念深い印象を受けました。これはもちろん、ツバメはとても速く飛べるので追跡する甲斐があるということなのでしょう。ヘビは獲物に逃げられたらわりとすぐに諦める生き物だと思います。
 もちろん、ツバメの巣を狙って軒下にやってきたヘビを追い払っても、人間が立ち去るともう一度挑戦したりしますが、目の前に手に入りそうな食べ物があるのですからそれは当たり前のことです。
 執念深く追跡する生き物、と聞いてぱっと頭に浮かぶのは、冬季のシンリンオオカミやシャチです。つまり群れで自分たちより遥かに大きな獲物を仕留めるような生き物です。獲物のほうが大きいとなかなか決め手がないのかもしれません。だから長距離、長時間を追跡しながら徐々に獲物を弱らせるという戦法を取ったりします。
 シャチがクジラを弱らせてから舌を狙うというのは有名な話ですね。
 オオカミの追跡は、オオカミも飢えきっていて他に獲物がない時には見つけた獲物に執着し、狩りは何日もの間獲物にプレッシャーをかけ続ける過酷なものになるようです。
 とすると、よく生態が解明されていない、深海の生き物など本当に執念深そうです。深海は他の地域に比べれば獲物となる生き物も少ないはずです。獲物が他にないということは、今目の前に見えている獲物を逃したら次いつ見つけられるかわからない。そういう環境では徹底した待ち伏せ省エネ型のほかに、しつこく追跡するタイプもでてきそうです。
 
 話が逸れていますのでヘビに話を戻して、動物の悪口を言うとき、実際の習性を深く知ってそういう悪口をいうことはあまりない気がします。動物は深く知れば、感情的に人間の価値観で一方的に悪く決めつけることは難しくなります。
 自然の中で生き抜くというのはとても厳しいことだと感じます。毎日が何ラウンドも戦い抜くようなものなのに、一回の負けが死に直結します。負けてもまだ生き延びられる人間は自然界にとっては平和ボケもいいところの生き物でしょう。
 多くの生き物を見ていると、そういう謙虚な気持ちになります。そのうえでヘビ自身を「しつこい」だとかいう気持ちにはなれません。

 ですからヘビの悪いイメージも、あの舌先が気持ち悪いとか、見た目が異質だとか、サルの時代から残る本能の名残でヒトにとっては悪いイメージが湧くというだけではないでしょうか。
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 子供の頃にはよくマムシを殺していましたからその記憶からなのですが・・・。


 なかなかおだぶつにならないのですね。叩いても石を投げても切刻んでもなかなか・・・。頭を切り落とさないと成仏してくれないのです。そんなことは子供だから知るわけはないのでやたらに攻撃しつづけているうちに憎しみが増殖して来ます。
 そんな体験から蛇は執念深いという固定観念が生れたのではないかと思います。しぶといヤツという感じです。
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蛇はしつこいのではなく「絡みつく」だけです。


自分より大きな獲物に巻きついた時に絶対離れませんよね?
目的が達成されるまで離れないと言うだけの事です。

同様の表現で、一度噛んだら離さない「スッポン」も「しつこい」の代名詞です。
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