昨年夏にパリを旅行した時、ルーブル美術館に行き世界の名画を鑑賞してきました。

ちょうど夏休み中だったため、世界中の旅行者が多く集まっており、館内は暑くてムンムンの状態でした。

館内の所々に冷風が出る換気口があるのですが、そんな物ではとても追いつく事はできず、うだるような暑さを我慢しながらの鑑賞会でした。

そこで気になったのですが、あの館内の暑さが壁に架けられている名画に悪影響を及ぼす事ってないのでしょうか?

逆に冬でも館内の寒さが影響する事は? 
(冬に行った事はないのですが、あの広さですから、おそらく暖房が行き届く事はないと思います)

日本だったら、どこの美術館でもエアコン完備で一年中同じような気温、同じような湿度を保って、作品をとても大事にしているのに、ルーブルでは何となく 「雑い」 扱いをしているような印象を受けました。

実際はどうなんでしょうか?

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A 回答 (4件)

再びANo.3です。


保存の技術を専門的に知っているわけではないので
正確さに欠くかも知れないですが、僕は以前、油絵を専門に描いていたので経験上での知識で言うと、暑さや寒さよりも、湿気や乾燥状態で
保存の良し悪しがあるように思われます。

確かに暑さ寒さに影響はないとはいいませんが、湿気によるカビで色の発色の後退があるのではと思います。

それと、湿気がある季節と乾燥している季節の気候の差というのも作品の保存には悪い影響があるかもしれません。よって、日本よりヨーロッパの方が湿度面でいうと日本よりは安定しているのではないかと思います。

湿度の変化による下地(油絵ならキャンバスなど)の伸び縮みが上にのっている絵具に影響する力というのはかなり大きいように思います。
ですから日本の四季のある条件では、いくら空調で調節したとしても、その元になる自然の気候の条件が悪ければ、それだけ難しくなるということもいえると思います。

空調で整えた条件と自然の条件ではやはり違いがありますし、第一、絵に使われている素材は自然から作られるものがほとんどです。その土地で作られた材料や絵画は、その土地で保存されるのが一番適していると言うことです。

逆に言えば、日本でつくられた和紙や襖絵、仏像など、その多くが日本の自然の条件に長く耐えてきました。それをわざわざエアコンの部屋に入れたり、場所をあっちこっち移すことによって環境が変わり、作品がどんど傷んでしまうということもあるのです。

実際、文化庁支持で建て直された部屋に仏像を入れたために保存が難しくなっているという話も所有者の方から聞いたことがあります。

何もかも、人工的に計算された部屋に入れたからといって、保存状態がいいとは言えないのが現実です。
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この回答へのお礼

再度のご回答、有難うございました。
絵は好きな方なのですが、実際に筆をとった事がないので、とても参考になりました。
油絵の場合、温度より湿度の方が悪影響が大きいんですねえ。 比較的乾燥しているヨーロッパでは作品の保存が安定するんですね。
それと、日本の美術品をエアコン完備の保存庫に入れると逆によくない時もあるというのは初めて知りました。
文化財の保護って本当に難しいですね。
いい勉強をさせて頂きました。有難うございました。

お礼日時:2006/07/25 09:40

「雑い」というより実際、日本の美術館が大げさすぎるんですよ。


ヨーロッパなどでは、見る人と作品の距離というか親しみが近く、
生の美術作品を楽しみ、感動することが出来ます。

それに伴い、美術品修復技術など研究分野でもかなり熱心に取り組んでいると思われます。
美術品に親しみやすいというのは、時に災難に会うことだってあります。盗難されたり、触られたり。

しかし、それより何より、絵を志すものが模写したりしながら実際の作品と触れ合うことによって、その美術に対する取り組みや鑑賞者のレベルが上がり、よりいっそう社会に貢献する力を持つことになります。

日本のように大事に大事にガラスのなかにいれ、模写も禁止し、何もかもが、秘仏のように扱っていては本物とは何かということの意味が分かりにくくなってしまうのではと思います。(ヨーロッパの美術館でも、国宝級のように、貴重な作品になると展示方法も厳重になりますが。)

とにかく日本とヨーロッパでは展示している目的が違うように思います。とにかく本物を見ながら勉強してもらうという目的があるのがヨーロッパの美術館の大きな魅力です。日本だとどちらかと言うと見せびらかされているような...。

僕がヨーロッパの美術館で感じたことです。参考まで!(汗)
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この回答へのお礼

有難うございました。おっしゃるとおり、ルーブルをはじめヨーロッパの美術館では世界の名画がすぐ目の前にあるというか、顔を近づければ筆の跡までハッキリと分かるくらい名画と鑑賞者の 「距離」 が近いですよね。
ただもしかして頭のおかしな人が塗料をかけたり、ナイフで傷をつけたりしないか、心配になるのも事実です。
「距離の近さ」 と 「管理」、相反するものを両立させるのは難しいですね。
ところで、館内のあの暑さや寒さが油絵に悪影響を与える事はないのでしょうか? 少し気になりました。

お礼日時:2006/07/24 10:27

全ての作品がそうなのかはわかりませんが、確か額の中で温度・湿度などの管理がされていると、ダヴィンチ・コード関連で知った記憶があります・・・。


モナ・リザをメインに検証する番組だったかな・・・うる覚えですが。。
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この回答へのお礼

有難うございました。 たしかにモナリザは別格の扱いでしたが、ダヴィンチといえど、その他の名画は通路に無造作に架けられていたのを記憶しています。 こんな暑さで大丈夫なのかな、と疑問を感じました。

お礼日時:2006/07/24 10:20

ルーブル美術館の名画の本物は、別の場所に大切に保管されているという印象があるのですが、どうでしょうか。



以前テレビで大日本スクリーンのスキャナ技術が取り上げられていたのですが、1億万画素のスキャナをルーブル美術館で使ってもらっていると言っていました。

模写かコピーか分かりませんが、飾ってあるものの大部分が、本物ではないのではないでしょうか。

ただ、やはり本物も飾ってあるとは思うのですが、それらの雑な扱いについては想像すらつきません。

参考URL:http://www.screen.co.jp/ga_dtp/product/GIGALEX60 …
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。もしかすると、ルーブルではコピー作品を見せられたのかも知れないんですね。たしかにオリジナルは大変貴重ですが、もし事実とすれば、世界中から鑑賞に来る人たちに対してはどうなんでしょうね。

お礼日時:2006/07/21 09:37

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