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 以前、何かの小説(確かライトノベルだったと思います)の中で上記の通り、サンデーにコナン、マガジンに金田一少年の事件簿があるのに『ジャンプには推理漫画が長期連載されない理由』を説明しているものがあったと思うんです。
 その小説のタイトルと、どんな理由だったかを教えてください

A 回答 (1件)

その記述が小説は、まったく知りませんが。



理由はだいたい想像つくよ。

ジャンプは、低年齢層をターゲットにしてる。

マガジンは、ガキから大学生とか少し大人ぐらいまでの年齢層をターゲットにしてる。

要は、ジャンプは、あまり小難しい連載は、不向きという事。

マガジンは実際、グラビアアイドルとか、ちょっぴり大人向けサービスあるでしょ?ジャンプは青少年の読み物だから、そんな不純じゃダメ。

この回答への補足

家にあるライトノベルを片っ端から読んでいてようやっと見つかりました。
舞阪洸著『亜是流城館の殺人』(富士見ミステリ文庫刊)でした。で、理由ですが「ジャンプが『弁証法的少年漫画作品』を必要としているから」だそうです。つまり、ドラゴンボール、幽々白書に代表されるように昨日より今日、今日より明日と、つねに強い敵が出てきて、主人公の前に立ちふさがる。主人公は昨日の敵を今日の友として新たな敵を戦う。こういう構図にしなければ売れないし、売れなければ打ち切られるのだそうです。
 しかし、これを推理漫画であてはめると昨日、指摘した殺人犯が逮捕されずに主人公の仲間となって次の犯人を追い詰める……ということになりますが、あまりに不自然なことです。しかも、次々と出現する強大な敵、というのも難しい。前回よりも難易度の高いトリック、というのも長くは続かないでしょう。

 また、このシリーズを読み返していて、こんな記述も発見しました。
 犯罪者や容疑者の家族が転居してくるのを嫌がった自治体が住民票の受け取りを拒否した事例があったが、もってのほかだ。『誰もが、どこにでも住める』というのが民主主義国家のシステムであり、以前から住んでいた人間にとってどんな人間が住んでくるかは分からない、というデメリットがあるがそれは我慢しなくてはならないことだ。民主主義のメリットを享受しておきながらデメリットは拒否する、なんてことは許されてはならない。『お前らは嫌いだからくるな』ではなく『嫌いだけど我慢する』というのが正しい態度である。
 また住民がこういう態度を取ったらマスコミは批判しなくてはならない。しかし今の日本のマスコミは犯罪者とその家族を糾弾するに終始していて、表面的な正義の鉄槌を振るうだけに満足し、根本にある大きな問題を見過ごしている。

 現在、このシリーズの続編は出ていませんが、ライトノベルミステリで最も自分の世間に対する価値観を変えたシリーズでした。

補足日時:2006/07/26 09:25
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この回答へのお礼

なるほど、確かにそういう意見もありますね。
ただ、小説で書かれていたのは、違う意見だったと思います。

お礼日時:2006/07/26 07:12

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