プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

初めまして。最近エレキギターからクラシックギターに興味うつり始めたのですが、いくつかの気になることがありご教授願いたく参りました。
(1)アコギと違いネックの中にロッドが無いと思うのですが、反った場合はどうするのでしょうか?反りにくい構造ですか?ロッドつきなどの存在はありますか?
(2)弾いていて5時間などでチューニングがずれてくるなどは正常でしょうか?
(3)プロや、中級の方はチューニングに対し数値的にどれくらいで違和感を感じられますか?(例えば440ヘルツのメーターで445?441などでも、、?
(4)わたしはエレキを少し弾いていましたのでフレットやネックが辛いのですが、村治佳織さんは身長はどれ位で65.8?スケールのギターなのでしょうか?
(5)ストラップをつける場合はどうすれば良いでしょうか?
(6)63.8?などのショート?ミディアム?スケールはどういったものがありますか?
(7)音叉が狂うってことありますか?
(8)著作がきれている楽曲、民謡、オリジナルトレーニング曲などをタブ譜で公開しているサイトはありますでしょうか?
以上長々、すみません。ひとつでもアドバイスいただけたら光栄です。お願いします。

A 回答 (3件)

こんにちは



クラシックギターは柔らかい弦に太いネックなので反りにくいと思います。
ギターを壁などに立てかけておいて変形したってのはあるかもしれませんが、弦の張力で変形することはないでしょう。年寄りが長時間弾いても疲れない程度の張力ですもの。

弦を張り替えたばかりですと、チューニングが終わったと思ったらもうずれてるのは普通で、仕方が無いのでずれたままジャンジャンとしばらくかき鳴らして、またチューニングの繰り返しで弦を慣らしていきます。一曲演奏するごとにチェックするほうがいいでしょう。

ギターは弦を押さえた時点でテンションが変わって音が数セント変わりますから、解放弦で音が合っていても演奏してみたら気持ちが悪いこともあります。最も妥協できる点を探していろいろなポジションで音を合わせます。
ただ、相対的に合っていれば、A=440でも442でも気にならないってのはわたしの音感が悪いからかもしれません。
ネックについてはメーカーによって多少細めだったり薄めだったりしますがフォークやエレキに比べれば太くて違和感があるかもしれません。調整ロッドなど入れて音が変わるよりは太くてしっかりしたネックの方が良いということかもしれませんが、しっかりした演奏を支えてくれるネックでもありますので、多少太い方が弾きやすく感じます。慣れの問題かもしれません。

ギターのサイズに関しては小さい物もありますが、基本的にはほぼ同じなのではないかと思います。新堀ギターではさまざまなサイズのギターを使っていますが、ソプラノギターなどどうも使いにくい感じがします。2フレット分短いギターもありますが、音合わせが難しく、音量にも不満が出ますので
お子様向けの練習用にはいいかもしれませんが、正式な物ではないと感じます。村治香織さんは子供の頃から普通のギターを弾いていたと思います。

ストラップはピンを買って来て付けることができます。ボディ側はどのギターも同じ場所につけるでしょう。ネック側はヘッドの部分に縛り付けると演奏の邪魔になりますのでネックの根元にピンを付けると具合がいいと思います。付ける場合はギターの構造を考えて場所を決めましょう、また錐で穴を開けてからピンをねじ込まないとボディへの負担が大きくて、最悪の場合はヒビが入ります。
穴をあけないでストラップを使う場合は#2さんがおっしゃっているものが便利です。わたしは演奏をしてないときにギターを落としたことがあり、それ以来使わなくなりました。自分が悪いのですけどね・・・

タブ譜は最近使われることが多いようです。
五線譜に慣れる方がいいと思いますが、このような教材もありますので参考にしてみてください。
http://homepage3.nifty.com/mugennokai/g/ta.html

フリーでダウンロードできる物もあるかもしれませんが、タブ譜を作れる人はタブ譜が必要ではない人、という感じがしますのでフリーではなかなか見つからないかもしれません。同じ音でも別な弦を使う方がよいかどうか考えなくてはいけないので、タブ譜を作るのは大変だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!!
とても専門的で貴重なご意見に感激です。
ムラジさんは子供の時から普通サイズですか!!
驚きです。やはり鳴りが弱かったりするのは厳しいですよね。ありがとうございました!!

お礼日時:2006/07/26 00:17

1)トラスロッドの件については、クラシックギターに張るナイロン弦は、フォークギターなどに張る金属の弦と比べてチューニングを合わせた状態での張力が低くなる性格があります。

そのため、ネックに対する負担は格段に低いはずです。 ネック自体に異常を起こす原因がない限りは、あまりネック反りなどの不具合を起こすことはないと思われます。 トラスロッドを埋設する必要性も薄いのではないでしょうか。 トラスロッド入りのクラシックギターは、一般的には珍しい部類に入ると思います。
なお、トラスロッドのないギターで反りが生じてしまった場合には、フレットの高さが揃うようすり合わせをしたり、あるいは指板の一部を削って補正するなどの対策を取ることがあるかも知れません。
(蛇足ながら、アコースティックギターという呼称は、広義にはエレキギターとは違いアンプを使わないで演奏に使える音量を出せるギターの総称でもありますので、クラシックギターを含む表現になることもありますね。)

2)ナイロン弦の場合、力を加えられることで変形しやすく、特に張りたてのフレッシュな弦では見る見るうちにチューニングが狂っていくなどの現象も当たり前のように起こります。 弾きこまなくても、弦に力が加わっている状態では常に変形していく可能性があるので、時間と共にチューニングは狂っていくでしょう。 こまめにチューニングを合わせ直す必要はあると思います。

3)音程に対する鋭敏さについてですが、これは個人の音感の鋭さによるでしょう。 絶対音感がある人の場合は、一本の弦だけを鳴らしたときにその弦の音の誤差をヘルツ単位で聞き分けられるかも知れません。 しかし、そうした聞き分けが出きる人は極稀だと思います。
ただし、相対的な音程差に関しては、ハイレベルな演奏者であるほど鋭敏なセンスを持っていると思います。 二つの音程の間の相対的な音程の狂いについては、数ヘルツ違うだけでも違和感を覚える可能性は高いでしょう。 各弦のチューニングが正確に合っているかどうか、あるいはアンサンブルの中で他の楽器との基準ピッチが整合しているかどうかについては、敏感に聞き分ける人が多いと思います。
一人で弾く場合には、基準ピッチが440Hzではなくても、チューニングが正確に行われていればそれは特に問題にはならないでしょう。 実際、オーケストラなどでは441Hz~445Hzくらいの440Hzより数ヘルツ高い音をAの基準ピッチとして採用している例が多くあります。 そういう意味では、絶対的な周波数の誤差を基準なしに正確に聞き分けられることは、重要な要素ではないかも知れません。

5)基本的に、クラシックギターは座って演奏することを想定して作られている物だと思います。 ですので、ストラップをつけて演奏するという形態は珍しいものになるように思います。 ただ、クラシックギター用のストラップがない訳ではありません。
クラシックギターなどエンドピンがなく、サウンドホールがボディの真ん中に開いているギターでは、首からかけるストラップに先端にフックのある紐が付いている専用のストラップを使用します。 これは、首に輪を掛け、その先端から伸びている紐をギターの裏を通して下から出し、サウンドホールの下の縁にフックを引っ掛けて使います。 サックスのストラップのような使い方というとわかりやすいでしょうか。 クラシックギター用のストラップについては、普通に楽器店でも取り扱っていると思います。

6)クラシックギターの場合、エレキギターのように慣例的にロングスケール、ミディアムスケール、ショートスケールと分類できるような基準はないといって良いでしょう。 クラシックギターのスケール長については、製品のスペックを精査して、スケール長の個別の数値を評価するのが良いと思いますよ。
工房やルシアーにも寄ると思いますが、クラシックギターについては女性向けのものや、小学生向けのものなど、バリエーションを用意していたり、あるいは設計の基準となる弦長自体がやや特殊な物などもあるでしょう。 650mmが多いようですが、そればかりではなく636mm、630mmなど少し短い物から、590mm以下のスケールを採用している物まで、いろいろとあると思います。

7)音叉については、基本的には常に一定の基準は取れると思います。 ただし、フォークに傷が付いたり、錆びたりするなど、重量の変化や著しい変形があれば、正確なピッチを期待できないこともありうるでしょう。

8)ちょっと検索をかけてみましたが、「classic guitar tab」のキーワードで下記のようなページが簡単に引っ掛かりました。
http://www.guitarsite.com/tab/Classical/
また、「クラシックギター TAB」のキーワードで検索をかけても、個人サイト内のその手のサイトへのリンク集などを拾うことができます。 検索サイトなどを上手に活用されることをお勧めしておきます。
なお、無料であることにこだわらないのであれば、やはり検索で見つけたのですが、サーベル社からTAB譜での表記も採用しているクラシックギターのCD付き教則本が出ているようです。
http://www.saber-inc.co.jp/detail/10543.html
こうした本も参考になるかも知れませんね。

参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!!
とても専門的で貴重なご意見に感激です。
オーケストラではすこし高めを採用することがあるなんてとても驚きました!!
精進いたします。ありがとうございました!!

お礼日時:2006/07/26 00:14

質問が多くて全部は分かりませんが・・・。


(1)内部構造までは知りませんが,ネックが反るのは経験がありません。
手工品から大量生産品まで,たくさんのクラシックギターを見てきましたが。
http://www.player.jp/pol/lab/maint_neck1.html

(2)新しく張り替えたばかりの弦なら10分でもゆるみます。特に4~6の巻弦は。

(3)難しい計算をしないと半音の何分の1くらい違うとか言えませんが,
440と444では絃の張力の違いも音の高さの違いも感じると思います。

(4)わかりません。65.8スケールとはギターの大きさのことですか。
製作者によってボディーの厚さや表板のデザインのスリム感とか,若干の違いはありましたが,
クラシックでは,そのようなこと(話題)は聞いたことがありません。
どれも大きさは同じと思っていました。

(5)クラシックを演奏するなら付けません。椅子に座って弾きます。
ガットギターをクラシック以外のことに使う人がストラップを付けるなら,
エンドピンを付けることになると思いますが,ボディーにねじ込むことになるので,
板にひびが入らないかと…怖いです。

(6)?
(7)デジタルではない Y のような形の音叉なら,ひどく傷つけたりすると
理論上は狂うはずです。

(8)クラシックなら通常は音符(楽譜)を読みますので,タブ譜もコードネームも使いません。
楽器としてクラシックギターを使うだけで,音楽はクラシックギターの曲でないなら,
あるかもしれません。

エレキやクラシック以外のアコースティックのことは知らなくて,
比較ができないので的外れな回答かもしれませんが・・・。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます!!!
4,6、の質問はしばんのサイズがエレキではあるのでガットではどうかと質問させていただきました。

補足日時:2006/07/26 00:02
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!!
とても貴重なご意見に感激です。
ありがとうございました!!

お礼日時:2006/07/26 00:18

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