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前から疑問に思っていることがあるのですが、後天性のものは遺伝するのでしょうか?

たとえば元々ガリガリの親が鍛えてマッチョになったとしてもやはり子供はガリガリの遺伝子を継ぐと思うのです。

しかし、生物や植物は進化の過程で便利になるように、二足歩行になったり、首が長くなったり、景色に溶け込むような色になったりしているのは、何万年という年月をかけているとはいえ、やっぱり便利になるうように進化しているって事は後天的なものが子孫に徐々に遺伝しているのではないでしょうか?

詳しい人がいましたら教えてください…

A 回答 (6件)

あまり価値のない補足ですが、後天的形質遺伝の説は、用不用説のほか、ルイセンコ学説というおそるべき疑似科学もありました。



また、ダーウィンの自然選択の他、人為選択、性選択というのもあります。最近の研究では、案外、性選択の影響も大きいことがわかってきました。

楽しいページがあります。ご参考まで↓

参考URL:http://jvsc.jst.go.jp/earth/sinka/index.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます!このHPやばいですね・・・

思っていた疑問がまんまのってました!かなりすっきりしました!

お礼日時:2006/07/28 23:11

遺伝によっては遺伝子内の情報しか受け継がれません。


遺伝子内の情報は先天的なものです。

周りの人間を見れば分かるとおり、同じ種でも個体差があります。
少しでも優位な形質を持っている個体が子孫を残し、優位な形質が代を重ねるごとに強化されていったと考えられます。

また、自然界にはトレーニングジムがないので、例にあるように体型が変わったとしたら、それも遺伝子内の情報にそのように成長すると書き込まれていると考えられます。つまり体型変化も先天的な情報ということです。親がそのような成長をしたのなら、多分子供も同じような成長をすると思います。
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 基本的には、後天的に獲得したものは子に遺伝しません。



 ですが、あたかも「後天的なものが子に遺伝した」ように見えるケースも多々あり、これが混乱の元となっています。

 遺伝子の中には、相互に矛盾するものが「種」として含まれているケースもあり、質問文中の例でいうと「マッチョ遺伝子」もその1つです。
 人間はときとして「ガリガリ遺伝子」と「マッチョ遺伝子」の両方を持っていることもあり、どちらの種が発芽するかは、育った環境によって変わります。
 これが、「人格は先天性のものか後天性のものか」という議論に決着がつきづらい理由です。

 父親が若い頃ガリガリだったが、大人になってから頑張ってマッチョになったとします。
 で、その人の子が若くしてマッチョになったとしても、それは後天的なものが遺伝したことにはならないのです。
 なぜなら、この親子は2人とも「ガリガリ遺伝子」と「マッチョ遺伝子」の両方を持っていたからです。
(#2の方がいう後天的な獲得気質がもし遺伝するのであれば、生物はほんの数百年の間に物凄い進化を遂げるはずです。でも実際には1つの気質を獲得するだけで何百世代もの時間を要しているのが現状です。
 ゆえに残念ながら、後天的な獲得気質が遺伝する可能性は、今のところ、事実と一致しません)

 ですから、人間の人格が100%遺伝によって形成されるものであったとしても、親が子に正しい教育を後天的に施すことは、決して無駄なことではないわけです。

(ちなみに、「ガリガリ遺伝子」「マッチョ遺伝子」というのはあくまで例です。そのような遺伝子が存在するかどうかは分かりません)
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 後天的なものは遺伝しません。


 獲得した形質が子に伝わることで進化が起こる、というのは、ラマルクが提唱した用不用説ですが、これは現在否定されています。
 現在では「突然変異+自然選択+隔離」で小進化が起こるとされています。木村資生の中立説が有名です。DNAに生じた変化は生き残るのに有利でも不利でもない変異がほとんどです。このような中立的な変異を起こしたものが偶然に生き残ったり隔離されてしまい亜種ができます。これが小進化です。
 そして、小進化が長い年月の間に何回も起こることで、多くの多様な生物が生まれたとされています。
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後天的な獲得形質も遺伝すると思います。


そうでないと、進化は、突然変異と掛け合わせの2要素のみということになります。
第3の要素として<後天的な獲得形質>も想定してしかるべきです。

*こういう考えをした文献は読んだ記憶がありますが、40年前のことで名前までは・・・。
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お考えになっているような後天性のものは遺伝しません。

後天性のものは癌などの特別な物を除き遺伝子の変化ではありません。したがって遺伝しません。
また、発癌物質などでがんになったとしても、遺伝子の変化はほとんどのケースで体のなかのごく一部の細胞なので遺伝しないケースがおおいいと思います。
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