アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 雷がなっている場合、車の中にいれば安全といいます。それは、車に落雷しても電気は車の表面を流れるだけだからと。でも、車はタイヤで地面とは絶縁されているので、車の表面を流れる電気はどこに行くのでしょうか。
 飛行機に落雷した場合も、機体表面に流れる電気はどこに行くのでしょうか。
 とても気になりますので、どなたか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

タイヤの表面を通って、地面へ流れます。



雷は、導体だろうが不導体だろうが関係なしに電位の低い方へ、及び流れ易い方へ流れようとします。

以前は高い木の下にいれば安全。という間違った対処方法が巷に流れていましたが、これも大きな間違いです。
「沿面放電」という現象が起きると、木に落ちた雷が、地面を伝わり、木の下にいる人を通って地面に流れることになり、実質、木の下にいる人は落雷の被害を受けます。

以前、原因不明の住宅火災が発生しました。火元は床の下でした。いろいろ調べた結果、家の傍にあった木に雷が落ち、雷の電気が地面に沿って家の床下に放置してあった「金属製の調理器具」を通って放電しました。そのときに近くにあった燃え易い物から火が出て火災になった。という結果でした。

ですから車に落ちた雷は、タイヤまで来たときに、地面へ流れようとタイヤの表面を通って行きます。雨水で濡れていたら余計に通りやすくなります。

飛行機への落雷は稀ですが、万一落雷を受けたなら、飛行機の尖ったところから空中に放電します。
尖ったところから電気は逃げ易いので、もう回答は出ていますが、日本語では「放電索」というものが飛行機には付いています。大部分はここから空中に放電します。

電気回路に並列に電圧計を付けても針は振れませんが、電圧計の端子の電位は上がります。これと同じことが、車でも飛行機でも起こります。
つまり電気の流れに対して、並列接続的に人が関わると、「感電」とは違い、「電撃」というショックを受けます。
これは人を通って電気が流れる「感電」とは違い、急激に電位が上がることに対してのショックです。危険な場合もありますので、No,1様が書かれているように、電気が流れる恐れのあるところは触らない方が賢明です。
通常この理由で、車や飛行機の電気機器が壊れます。

飛行機の場合、放電索などから電気を放電する際、電気の密度が非常に高くなり易いので、放電する部分やその周辺を破壊する可能性もあります。

ただ先にも述べましたが、飛行機への落雷はある条件がそろわないと起きないので、確率としては低いです。
それに落雷するようなところは飛びませんので、安心してください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

皆様、丁寧でわかりやすいご説明感謝いたします。
 タイヤのゴムくらいでは雷の高い電圧に対してまったく絶縁の役割を果たさないのですね。
 車の中にいても、側面に触れたり、サンルーフ車だったりすると危険であることも分りました。
 飛行機の放電索については今度気をつけて見てみたいと思います。
 ありがとうございました。

お礼日時:2006/07/28 18:17

車に人工的に落雷させてどうなるか実験したのを見たことがあります。



タイヤで地面とは絶縁されていますが
地面に一番近いホイールから直接地面にアークしていました。

雷の場合、タイヤの幅くらいなら空気中に放電してアースしてしまうようですね。

ちなみにガラスサンルーフ車だとガラスを通って人に落雷することも
あるという実験結果でしたよ。
    • good
    • 0

追加


雨の日ならおそらくタイヤ表面の水滴を伝って地面に流れると思います。
    • good
    • 0

雷の電圧は車のタイヤくらいでは防げません。


また、ゴムは電気を通さないのではなく、非常に通りにくいだけで、ゴムでも電気はバッチリとおります。
ので、雷の電圧ならなおさらで、地面に伝っていってそのまま地面に放電されます。
もちろん車の場合は乗員に半端ないダメージが与えられますが。

飛行機は落雷した場合、即座に放電するように設計されております。
質問者さんは、飛行機の翼を見たことはありますか?
飛行機の翼には何本かションションって出てるものがあるのですが。
あれはスタティック・ディスチャージャーというもので、電気を放電する部分です。
飛行機は飛ぶだけで空気や水滴との摩擦で静電気を帯びるので、そのままでは通信機器にノイズが入るだけでなく、雷を引き付けやすい状態になってしまうので、前記したスタティック・ディスチャージャーという針のようなものが主翼・尾翼に何本も付けられていて、普段から電気を逃がす工夫がされています。
飛行機に落雷した場合、コックピット・航空計器にはダメージが出る場合がありますが、機体が揺れる[激しい場合もある]・ひどい場合はCAが接客中の場合は揺れで倒れたりなどの事例は報告されていますが、他には乗客乗員にはダメージはありません。
    • good
    • 1

車体の底面からそのまま地面に放電されます。


雷自体がかなりのエネルギーを持っているので
車体と地面の間ぐらいなら簡単に通電します。

たとえをあげるなら静電気なんかがいい例ですね。
静電気も物に触れていないにもかかわらず、通電しますよね
それと同じ原理だと思えば納得できると思いますけど・・・
    • good
    • 1

雷は空気でも絶縁を破って通りますので、タイヤくらいは絶縁体にはならず表面を通って地面に行きます。


飛行機の場合は、雲から来た雷が機体表面を流れてまた雲の中へ流れていきます。
    • good
    • 0

雷の場合タイヤぐらいじゃ絶縁されないです。

タイヤから地面へ行きます。ちなみに窓に触れていたりすると車の中でも致命傷負いかねません。飛行機の場合は避雷針みたいなのを通って雲に帰ります。ほかに行き場ないので。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!