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最近話題のマイナスイオンですが、仮に"本当にマイナスイオンが発生して空気中にただよっている"と仮定しても、わからないことがあります。
「酸性食物や酸性物質によって酸化された体に対して、マイナスイオン(=OH)が酸性血液を中和し、健全な抵抗力のある弱アルカリ性の血液に変える」
というのが売り文句のようですが、酸性物質が何かを酸化したり、マイナスイオンが酸性溶液を中和したりできるのでしょうか。「酸化」と「酸性」は一元的に見てよいのでしょうか。マイナスイオンがOHであるところにくせがあるのですが、どう考えればよいのでしょうか。無論、マイナスイオン効果を信じていないのですが、どうか教えてください。

A 回答 (5件)

 別の方に答えたばかりで順番にこちらを見たら、既にNo.2の回答で詳しく述べられていて引用されているサイトも同じのようです。

失礼。
 アニオンはあっても「マイナスイオン」という言い方は無い、が共通認識です。造語と思って良いと思います。それで、私の解釈では水の粒子が負に帯電した物と認識しています。例えば、シャワーから水を出すと帯電した粒子が漂う・・・それで気分が良くなればそれで結構なことと思うのです。
 信じる信じないは問わず、効果があれば結構。プラシーボ効果でも構わないと考えます。しかし、もっともらしく、苛性ソーダの水溶液を持って来てアルカリイオン水は体に良いから金を出せ、などと吹聴するのは無責任だと思います。もう少し科学的な根拠を示して、本当の効果を知りたいと思うのは皆さん共通のことと思いますよ。
 血液の酸性に傾くというのは他の方の回答通りでpHの話とはちょっと違うようですので要注意。

 下記URLの化学のところの「マイナスイオンって」というトピで議論されています。参考までに。

参考URL:http://messages.yahoo.co.jp/yahoo/Science/index. …
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この回答へのお礼

アニオンとマイナスイオンの違いについては、この話題について調べていてはじめて知りました。学校でも、アニオン、カチオンを教えるべきですね。中途半端で済ませるからこそ人間は変なものに引っかかりやすいものなんですよね。
ただ、pHの0.1あるかないかの違いを強調して酸性血液は危ないなどと言っている人々がそろそろ熱をさましてもいいんじゃないかとつくづく思います。

お礼日時:2002/03/11 20:23

追加。


「酸性血液」ですが、運動直後など、無酸素呼吸によって「乳酸」がたまって「疲労」のもととされます。
ただ、乳酸は、酸化されて最終的に二酸化炭素として排出されるものであって、「酸性」を「中和」してアルカリ性にする、というものではないはずです。
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この回答へのお礼

「酸性」って漠然と捉えていましたが、なるほど乳酸ですか。生物の知識と化学の知識がなかなかつながらないものですね、両方高校で勉強しているというのに。いやそれ以前の問題ですね。
そう考えると結局、乳酸の分解が酸化にあたるわけですね。そうすれば、話が通りますね。「中和」って言葉はNo.1のお礼に書いておいたサイトがてきとーな理解でもっともらしく書いていたから出てきたんだと思います。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/11 20:15

もし、本当に「マイナスイオン」が部屋中に充満していたら、部屋がマイナスに帯電して、火花が散りますね。

下敷きでセーターをこすったみたいに。

以前、酸性と酸化のほか、いろいろの疑問の質問がありました。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=197886
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この回答へのお礼

ほんと、現実に考えて不思議な現象を起こす機械がたくさん売られているものですよね。ただ、一言言わせてもらうとマイナスイオンと帯電とは微妙に異なるんじゃないですか。静電気とイオンは違うので。

お礼日時:2002/03/11 20:03

 エアコンや空気清浄機の売り文句として、最近マイナスイオンという言葉をよく耳にしますね。

インターネットで検索しても、多くのウェブサイトがヒットします。テレビでもいくつかの局で取り上げられているようです。このように話題のひとつとしては大変注目を浴びていますが、現在の「マイナスイオン」の取り上げられ方は科学者や科学に詳しい人の間ではあまり評判が良くないようです。
というのも、テレビでもウェブサイトでも同様に、

1.マイナスイオンの正体について科学的説明が十分になされておらず、
2.その効能の証明も不十分だったり、効能の証明そのものがなされていない

という場合が多く見られるからです。ひどい場合にはマイナスイオンとはオゾンであるというバカな説まで出る始末です(オゾンは人体に有害ですね)。

>「酸性食物や酸性物質によって酸化された体に対して、マイナスイオン(=OH)が酸性血液を中和し、健全な抵抗力のある弱アルカリ性の血液に変える」

 ご質問の売り文句中に、マイナスイオン(=OH)とありますが、OH^-は水酸化物イオンで、これは『陰イオン』『アニオン』ですね。水酸化物イオンはプロトンと反応して水になり、この反応を中和と呼びます。血液にそのまま当てはめることが出来るのかは知りませんけど、酸性溶液を中和する能力は水酸化物イオンにはあります。しかし、いわゆるマイナスイオンの正体が水酸化物イオンであるという証明はこれまでなされていません。したがって「マイナスイオンが酸性血液を中和し~」という表現は根拠の無い出鱈目ということになりますね。

>「酸化」と「酸性」は一元的に見てよいのでしょうか。

「酸化」と「酸性」は違います。酸化とは他の物質の電子を奪ったり酸素を結合させる化学反応のことを指します。一方、酸性とはその物質の性質のことですね。


「マイナスイオン」に関する記事をテレビや雑誌、新聞などコマーシャルメディアを通して目にした人がさらにその噂を広める、その結果として多くの人が「マイナスイオンは体に良い」と思い込むようになってしまったのではないでしょうか。大袈裟なことを言えば、一種の洗脳状態にあるように思います。

Yahoo掲示板でもマイナスイオンに関する議論がなされています。興味がありましたらごらん下さい。

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m& …
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この回答へのお礼

まったくマイナスイオンについては同感です。
最近の健康番組といったらほとんどマイナスイオンつながりですからね。
観葉植物はマイナスイオンを出すからいいとか、電化製品はプラスイオンを出すから現代生活は不健康だとか・・・。
NHKだけはさすがに避けているようですがね。
ただ、ドロドロ血液の映像や、「酸化」や「酸性」といった言葉で学生時代に中途半端な知識を蓄えた人々の頭をくすぐるあたりは商売として完璧としかいえませんね。本来○○商法みたいなので捕まりそうなものですが。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/11 19:59

酸性と酸化性はぜんぜん別物ですよ。


水に溶かすとアルカリ性を示す酸化性物質はたくさんあります。

エアコンなどで宣伝に使われている「マイナスイオン」って一体何なのか、よくわかりません。あれは何なんでしょう?私も信じていない、というか、理解できません。 「マイナスイオン」=OHであると言っているのですか?

胡散臭いですねぇ。まあ詳しいリクツは良く知らないので完全に否定しきれませんが。酸性食物を食べると血液が酸性になるわけでもないですし、OH-イオンがそれだけで空気中を漂うことはできないと思います。水に溶けた状態で、ミストが漂うことならできるかもしれませんが、もしそんなものが漂っていたらかえって危険だと思うのですが。いずれにしてもカウンターカチオン(対になる+イオン)が必ず一緒に存在するはずですし、ちょっと簡単には信用できない話ですよね。
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この回答へのお礼

お礼が遅れてすみません。
その胡散臭いサイトは
http://www.kt.rim.or.jp/~ion/menu2.html
です。水のクラスターを云々と言っていたかと思ったら、マイナスイオン(=OH)なんて言いはじめたから困ってしまったんです。もちろん、酸性と酸化が根本的に違うことはわかっております(たまにうっかり間違えますが)。反語として投げかけてみました。ただ、一般にごちゃ混ぜに使われてしまっているような気がします。近くで無料体験と称してやっていた電子治療なる体験会場に半年ほど前行ったんですが、そこでも「ドロドロになった酸性血液に電子を与えてさらさらな血に・・・」とかなんとか言っていた覚えがあります。その場では納得してしまいました(恥)
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/03/11 19:49

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