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平成15年1月場所、幕下の6戦全勝は出羽乃富士(西筆頭)と内田(15枚目格付け出し)の2人でした。

両者は同部屋(出羽海部屋)の為7番相撲での直接対決はなく、内田は東筆頭で3勝3敗の琴乃峰と対戦が組まれました。

何故審判部は星が3つも離れた割を組んだのでしょうか?
確かに「互いに十両が懸かった対戦」という意味があるのですが、この時点では前例が無かった(因みに現時点ではこの場所の他に平成16年3月場所と平成18年1月場所の計3回)のですから、この場合7番相撲に十両昇進の懸かる内田の対戦相手は十両下位で幕下に落ちそうな力士か、幕下最上位の1敗力士である黒海(西6枚目)、若しくは須磨ノ富士(東7枚目)辺りが最適である筈です。

このような割が組まれた理由が何故か分かる方は教えて下さい。

A 回答 (1件)

興味深い質問の繰り返しに感服いたします。

私も相撲に相当の薀蓄があるつもりでしたが、脱帽です。

でも、これは、最適の割りだと思います。内田(普天王)が付け出しからいきなり十両昇進するかどうかがかかっており、それを阻止しようとするモチベーションが一番高いのが琴乃峰ですから。因みに、琴乃峰が勝って十両昇進しましたが、一場所で陥落したようですね。

「前例」のない割りというのは、そこそこありますよ。30年以上前のことですが、「無気力相撲」が問題となった時、初日からいきなり大関同士の対戦が組まれたことがあります。最近でも、5月場所千秋楽に白鵬対把瑠都が組まれたため、本来組まれるはずの魁皇対白鵬が消えました。どちらの対戦がより面白いかは自明でしょう。

このように、面白い取り組みを作るため、柔軟な割りを組んでいることは評価できますが、割りの方針が一貫していないのが残念ですね。覚えているのは、霧島最後の場所、長くライバルだった小錦と当てず、千秋楽に当時十両の琴龍と対戦させたこと。残念なこととして記憶に残っています。
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