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ロシア(CIS)や中国、旧ユーゴスラビアなどでは、国の一部が独立しようとすると必死に抑えますよね。例えばチェチェンが独立しようとするとロシアはどうしてあんなに乱暴なやり方で制圧してしまうのでしょうか?国家の一部が失われてしまうのってそんなに大変な損失なのでしょうか?

歴史や政治にくわしい方、しろうとの私にやさしく教えてください。

A 回答 (7件)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC% …


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7% …

これらを参考に。基本的には既得権益や将来性に利権を得られる
箇所であれば、それを逸失しそうであれば抵抗か大きいのは必然でしょう。
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質問者にお聞きします



東京都が独立する と言い出したら周りが素直に認めると思いますか
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多民族国家で一国を分裂させてしまうとどうなるでしょうか。

連邦国や中国大陸でもそうなのですが、これまでまとまりを見せていた別の民族圏が「わたしも!ぼくも!」と分裂をはじめてしまいまいます。

あんまり実感がわかないかもしれませんが、丸く収まっているように見える日本の場合でも戦国時代からみれば、琉球王国とアイヌ民族がいます。ここで例えば琉球王国が独立して「沖縄国」をつくらせたらどうなるでしょうか。アイヌ民族の心理としては「北海道国」なるものをつくりたくなります。そうなると国家は分裂してしまいます。

中央政府としては、一国の独立を安易に許せば、ドミノ倒しのようにつき崩れてしまうからこそ、一国を過度に弾圧するのです。そうすれば多民族も同じようにならないように、国家の傘下に収まろうとします。

中国のチベット弾圧や宗教団体を過度に追い詰める行為も、他の民族や集団に脅しをかける意味があるから、徹底的に弾圧するのです。
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歴史や政治には詳しい方ではありませんが一言。



国益第一主義の現れかと思います。
これらの国では、それらを露骨に推進した指導者を過去に持っています。
スターリン、毛沢東などです。
一応、形の上では彼らの誤りは正されましたが、影響は、未だ残っています。
北方領土が未だ変換されていません。
スターリン批判と北方領土の引き続きの領有とは両立しません。

日独伊のファシズムとの戦いを通じて、その反対勢力に同質の傾向が反映されていく。
気が付けば、自らがファッショ的傾向を帯びている。
それがもたらした政治体制、国家の枠組みの歪は解消されるべきです。
それが、チェチェンの独立と考えます。
そいう意味では、第二次世界大戦の負の遺産の問題と考えます。
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独立運動がなぜ起こるのかを考えてください。


ロシアも中国も国土が広く多様な民族を内包しています。
これらの各民族の中には歴史的にも宗教的にも、また経済的にも多くの相違点があります。

統一国家というものはこれらの相違点を包含し、まるべく同一の基準で支配しなければ成立しません。

最近の国際情勢の下では国土はその地下、上空に至るまでその国の独占使用をみとめるシステムで、海上では領海の他排他的に利用できる海域が独占できます。
(竹島、北方領土の例でもお分かりになるでしょう)

従ってこれらの地域の資源を確保しておくには統一国家の領域は広いほど有利なのです。

その上独立運動は多くの場合武装闘争になります。
これは統一国家から見れば反乱です。
これを看過すれば多様な民族を抱える国家ほど収拾がつかなくなります。
その為弾圧せざるを得ないのです。 
そしてそのレベルは抵抗の強さに比例してエスカレートします。

ユーゴスラビアの場合は少し事情がことなります。
もともと歴史的にはセルビア王国という大国家があったのですがオスマントルコやオーストリア帝国に侵略され消滅し色々な民族が雑居する地方になりましたがそれぞれの特色はのこっていたのです。
小さな国家が雑居していた状態の中で経済的な格差と民族自立意識からクロアティアが独立、セルビアは往年の大セルビア王国の夢を追って領土の拡大を図り周辺の小国と紛争を生じたのです。

統一国家というというものは絶えず領土拡大をゆめみるものです。
領土という概念が過去の時代と変わって利権と結びついたのが現在の不幸です。

我が国でもアイヌや琉球にたいし武力弾圧した歴史があります。
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有史以来、世界というのは基本的に併合の歴史です。


主に武力によって弱い国は滅ぼされ、併合されていきました。第二次世界大戦がそのピークだったのです。

独立運動が起きている国というのは、そうやって併合された国々が、国際・国内の社会情勢の変化に伴い、元(昔)に戻ろうとしているということで、こういう現象が現れてきたということは、第二次大戦以降本格的な世界戦争が起きていない証拠だからです。

国の一部が独立するということは、国土、資源、国民、インフラ等の資産が失われるだけでなく、その独立した国が元国の国益を損ねる存在になる可能性があります。つまり、今まで味方だった地域が敵となって攻めてくるとか、他の敵国に吸収されるということが起きます。だからどの国も独立はできれば阻止したいと思うのです。

韓国は昔日本でしたよね。今の日韓関係を見れば答えはでるはずです。
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個々の状況により異なりますので、一概に言う事には問題が有ります。



ユーゴスラビアの場合ですが、最初に独立宣言をしたのは、スロベニアでした。
スロベニアの独立に関しては、ユーゴ連邦軍が少し介入しただけで、あっさり撤退しています。
それに対し、クロアチアの場合は、かなりユーゴ連邦軍が介入しますし、ボスニアの場合は、徹底抗戦となります。
逆に、マケドニアの場合は、介入無しにあっさり独立しています。
これらの理由を理解しておきませんと、とんでもない勘違いをしてしまいます。

スロベニアの場合、国民のほとんどが、スロベニア人で、セルビア人がほとんどいなかった事が原因です。
それに対し、クロアチアの場合は、数十万のセルビア人がクロアチア領内に住み、特にクライン地方においては、圧倒的にセルビア人が多数派でした。
クロアチアの内戦は、このクライン地方の問題でもありました。
クロアチアは、セルビアからの離脱を求める一方、クロアチアからの離脱を求めるクライン地方の人々の考えを無視し、クラインからセルビア人を全員追放するといった蛮行を実行します。
つまり、民族浄化を大規模に実行したのがクロアチアでした。
それに対し、ユーゴ連邦軍(実質セルビア軍)が介入します。

ボスニアの場合、全人口の32%がセルビア人であり、ボスニア政府は、クラインと同じくセルビア人の追放を考えます。
そのため、セルビア側は、徹底抗戦に出ます。
クライン地方の住民が、20万人程度であったのに対し、ボスニアの場合は、170万人にも達しますので、これを見過ごすわけにはいきませんから、国際的孤立を招いても徹底抗戦となります。
一方マケドニアの場合は、経済的にもメリットが無いばかりか、セルビア人がほとんど居住していませんでしたから、全く問題なく、独立となりました。

チェチェンの場合ですが、ロシア(ソ連)は、バルト3国やウクライナの場合、少し介入しただけで、独立を認めています。
チェチェンの場合には、過去から特別な歴史関係にあるため、チェチェン人にフリーハンドを与える事を、ロシアにしてもチェチェン周辺国も許しません。
チェチェン人は、周辺全ての国と敵対関係にあり、周辺諸国に嫌われています。
特に北オセチアとは、犬猿の仲で、実質戦争状況にあります。
チェチェン人とかなり近い関係のイングーシ人も、チェチェン中心主義に嫌気が指し、1994年チェチェンから分離独立しています。
また、チェチェンは、東部のタゲスタン、南部のグルジアなどとも戦争状況にあり、ロシア軍が撤退すると、これらの国々が、チェチェンの攻撃を受けるため、ロシア軍の撤退には、賛成していません。
唯一チェチェンの味方であったアブハジア(グルジアと戦争中だった)も、グルジアとの停戦により、チェチェンとの関係を清算してしまっています。
現在チェチェンを支持している国や地域は有りません。

現在ロシア国内で、分離を求める声は、タタルスタンなにありますが、タタルスタンの場合は、ロシア領深くに入り込んでいるため、独立運動すらままならない状況です。
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