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タイトル通りなのですが、吸水することで体積が収縮するような樹脂はありませんか?
親水性のある樹脂は、知る限りでは水を吸うと膨張しちゃうんですが、その反対の挙動をする樹脂を探しています。
そのものズバリでも結構ですし、そのような樹脂を作れるヒントでも結構ですので教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは



普通に考えるとそのようなものは無いと思えるのですが、
考え方を変えれば見つかるかもしれません。
例えば綿です。繊維の弾性によって膨らんでいますが、水を吸うことで
繊維同士の距離が縮まって、全体の見かけは小さくなります。
表面張力と水素結合が弾性に勝っているんだと思います。
乾燥後は振動を与えたりすれば、また元に戻ります。
このような構造でしたら、他のポリマーでもありそうですね。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
そうなんですよね。吸水することで水素結合の形成が強固になれば、収縮するようなポリマーがあってもよさそうなんですよね。
ただ世の中に実際にあるかというと、そこがありそうでないんですね。
もう少し、他の方からの投稿を待ってみます。ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/21 16:56

接着剤で、水素結合を強化すると(酸性物質の添加などで)接着強度が上がる例はありますが、目に見えて体積が収縮するほどの変化はなかなかないように思います。


少し話は違いますが、デンプンの糊化時の変化はご要望のケースに近い気がします。
通常のデンプンは結晶化しており、粒子ですが(小麦粉など)、これが水を加えて加熱し始めると体積が増えて、粘度が増し、透明になります。この時は粒子内に水が入り込む形ですので、体積は最大です。この時がデンプンの種類によりますが60~70度です。
その後、結晶化していた粒子が崩壊し(ブレークダウンと言います)水中にデンプン分子が分散し、いわゆる溶液になります(100度弱)。このとき、粒子が崩壊したため、最初に透明になった時よりも体積減少を起こして、体積が収縮します。
この一連の過程を糊化と言いますが、これなどは、水素結合がより増加したために途中の構造よりも体積が減少した例ですが、もとの構造を保ったまま体積が減少するのを測定できる例は難しいですね。やはり、骨格の構造がもっとも見た目の体積に寄与するのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
なるほど、そんなケースもあるのですね。
形態がなくなってしまうのは一寸困りますが、現象は参考になりました。
吸水により水素結合は、切れる方向と理解していましたが、増えることもあるのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/04 08:10

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