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詩吟をする者の義務だというので、漢詩(作詩)の講習を受けました。苦闘しながらともかく一首作り、先生に原語(中国語)ではどのように読むのか尋ねたところ「詩の作り方は教えるが、原音(発音)は知らない。昔の人も中国語を知らなくても作詩した。」とのこと。やれ平仄だの押韻だのと、声調、リズムを長時間講義しながら、有名詩の一行すら原音(発音)は知らない(読めない)とは!。講師も作詩というものも、所詮その程度のものかとガッカリでした。
そこで質問。わが国での漢詩の作詩とは、結局は文字の配置だけでよしとしているのか。原音(発音)で読み聞かせることも必要としているのでしょうか。また漢詩家や大学の中国文学専攻者で、有名な漢詩の何首かを原語(現代中国語でもよし)で読める人は何パーセントくらいいるのでしょうか。

A 回答 (2件)

これは日本に漢文が入った時、音読しないで訓読だけをしてきたからではないでしょうか?当時の日本人にとっては漢字の意味を知ることこそ重要であり、発音は2の次以下だったんでしょうね。



>また漢詩家や大学の中国文学専攻者で、有名な漢詩の何首かを原語(現代中国語でもよし)で読める人は何パーセントくらいいるのでしょうか。
根拠は全くありませんが、10%くらいじゃないでしょうかね? それよりも、現代中国語を専攻していて 漢文の素養が少しある人の方が多いでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
有名詩のうち僅かですが漢詩の原語読み(発音符号付き)が、インターネットで検索できるようです。
それにしても、講師(漢詩家?)の、「発音は知らないね」という、淡々とした返事には驚きました。
教えられたとおりに譜面に音符を記入し作曲したが、この作品がどんな音の、どんなリズムの音楽なのかは、先生も生徒も知らないし分らない。・・漢詩の作詩とは、まあこういうものですか。
漢詩家の多くがこのレベルだとしたら・・哀れですね。

お礼日時:2006/09/04 14:49

そんなtoraipさんにおすすめなのは、本当のプロと詠む漢詩みたいですね。


NHKラジオの長寿番組に二松学舎の石川忠久名誉教授の漢詩を詠むシリーズというのがありますが、これはもう試されましたでしょうか?(尚、世間的にはぱっとしない大学ながら、二松学舎の石川博士といえばこの世界では結構な人物です。)このシリーズでは、冒頭に読下し文と現代漢語読みを両方とも行っており、数年前までですが、回答者も毎回欠かさず聴いており、録音までしていたので覚えております。現代風に崩された形ながら、原語そのままのアクセントを堪能することができたのが印象的でした。今でも漢語読みは続けているかと思いますので、一度聴いて見られてみては?(回答者もまたいつか時間を見つけて聴いてみたくなってきました)

http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/001/06-28 …

参考URL:http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/001/06-28 …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。私は会社上司の勧め(紹介)で、NHKテレビの副音声で聴きました。四声、平仄、押韻の、あのメロディこそが、漢詩の真髄だと思いました。漢詩の道4、50年という相当年配の諸先生(講師)に対して、プロのように読んでほしいとまでは言いませんが、読み方は知らないねと一蹴するその姿勢、知的レベルに驚きました。世に言う漢詩家はこの聴覚的特徴をどのように認識しているのか。あえて回避しているのか、知らないのか。・・疑問に思った次第です。
なお随分前になりますが、二松学舎の石川忠久先生には2年余り私淑し、私はその偉大さに惹かれた一人です。

お礼日時:2006/09/05 00:58

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