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すこしHな小説(文芸、日本文学)をさがしています。
具体的な作者名や作品名など教えていただければうれしいです。

A 回答 (13件中1~10件)

 ちょっとHな描写がある作品といえば、大崎善生さんの『パイロットフィッシュ』と『アジアンタムブルー』を私はおススメします。


 これらの作品の主人公は恐らく同一人物で、アダルト雑誌の編集者という設定です。
 ちなみに、『パイロットフィッシュ』は主人公が40歳代の頃を、そして『アジアンタムブルー』は主人公が20代後半~30歳代の頃を描いています。また、これらの両作品は同一人物が主人公であるとはいえ話に繋がりはなくどちらか片方でも話は分かります。
 そして、どちらかというと『アジアンタムブルー』の方がよりHなのですが、内容の方も『アジアンタムブルー』の方が切ない純愛風ストーリーとなっていますので私は『アジアンタムブルー』の方をおススメします。ですが、正直どちらもどこか切ないストーリーとなっていますからどちらを読んでも面白いです。
 余談ですが大崎善生さんの『別れの後の静かな午後』と『九月の四分の一』という短編集も少しHな表現が見え隠れしています。

 あと、村山由佳さんの『星々の舟』もおススメです。話がすごく暗い感じでしかも重いのですが、私にとって村山さんの作品の中でこの作品が一番おススメできる作品です。
 でも、近親相姦、不倫、従軍慰安婦などといった本当に暗く、重い内容なので読む人の好みが分かれる作品であるともいえます。私は大好きなんですけれどもね(笑
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
面白そうなので早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/04 14:23

下の方で少し似た質問をしているものです。


私の質問の時のコメントと重複しますが、
重松清「愛妻物語」(短編集)はいかがでしょうか?
作者や題名からは想像できないくらい過激ですが・・・。
ぜひ読後の感想を聞きたいものです。
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まず、村上龍、河野多恵子、吉行淳之介、中上健次、谷崎は、ほとんどの作品が対象だと思います。



大庭みな子『寂兮寥兮』
開高健『夏の闇』
松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』
大江健三郎『性的人間』
与謝野晶子『みだれ髪』(歌集)
安部公房『砂の女』
泉鏡花『高野聖』
稲垣足穂『少年愛の美学』など多数
森茉莉『恋人たちの森』
池田満州夫『エーゲ海に捧ぐ』
林あまり『スプーン』など多数(歌集)
水島裕子『しなやかな残酷』
山田詠美『ベッドタイム・アイズ』など多数
十返舎一九『東海道中膝栗毛』
-『今昔物語』
澁澤龍彦『狐眉記』
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この回答へのお礼

そうなんですか~。
結構あるんですね。
ありがとうございました。早速探して読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 02:35

倉橋由美子なら「夢の浮橋」「城の中の城」「交歓」の桂子さんシリーズ(「ポポイ」もこの流れではありますが)も良いですよ。

特にそれを題材としているわけではなかったりもするのですが、とにかく妖艶です。

野崎あや「私のいないベッドに」なんかも(これはちょっと直接的な方です)…と思いましたが、なかなか手にはいりにくいかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 01:36

NO.9さんのご回答を見て思い浮かびました。


三島の「音楽」も確かそういった想像が出来たと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 01:37

通常、小説はあまり普通であることを描くのを好みません(笑


それに特に官能を目的とした小説でなければ、
直接的具体的であるより、想像させることを良しとする傾向があるかと思います。
以上お断りした上で、あくまで「文芸」の方向から思い出してみました。
いずれも少し古めのものばかりで恐縮ですが。

谷崎潤一郎に追加^^;「刺青*」「鍵」「瘋癲老人日記」など多数。
江戸川乱歩「パノラマ島奇談」「人間椅子*」「陰獣」
川端康成「眠れる美女」「片腕*」
三島由紀夫「仮面の告白」「禁色」「憂国*」
安部 公房 「人魚伝」
吉行淳之介「砂の上の植物群」「夕暮まで」
遠藤周作「月光のドミナ*」
澁澤龍彦「犬狼都市 キュノポリス*」
中井英夫「青髯公の城」「夜翔ぶ女」
開高健「珠玉」
野坂昭如からもう一点^^「真夜中のマリア」
倉橋由美子「ポポイ」「マゾヒストM氏の肖像*」
金井美恵子「兎*」

* 印は短編です。
未読のためあてずっぽうですが河野多恵子「みいら採り猟奇譚」もこの中に入るかと。
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 01:37

谷崎潤一郎 『痴人の愛』『卍』



なんかどうでしょう?ちょっと普通じゃないですが;^^ 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/05 01:38

#1です。


すいません、訂正です。
村上龍 「限りなく透明にブルー」ではなく
    
    「限りなく透明に近いブルー」です。

失礼しました。
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この回答へのお礼

いえいえ、ありがとうございます。

お礼日時:2006/09/05 01:38

坂東眞砂子「屍の聲(かばねのこえ)」「葛橋(かずらばし)」あたりの短編集はいかがでしょう。

ストレートなものであれば「13のエロチカ」と言うのもありますが。
ただし、彼女の文章は四国方言の多用など独特の世界観があるので、好き嫌いははっきりと出ると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/04 14:22

野坂昭如 「エロ事師たち」


   
      おとなのおもちゃを作っているオトコの話。
      野坂はこの作品で世にでました。いいデキです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
早速読んでみたいと思います。

お礼日時:2006/09/04 14:23

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